昨日の切実な問題への対応。
『SASUKE』はHDDに録画して、『サルヂエ』は壊れかけのビデオデッキにがんばってもらった。

私にとっては断然『SASUKE』の方が重要なので、そーゆー対応になる。

2人目の完全制覇を成し遂げたのは誰なんだろうか。非常に気になる(今日明日はビデオを見る暇がない)。
長野さんだったらいいなぁ。
山田さんなら「最高の復活劇」だけど、やっぱり長野さんの方が好き(笑)。

そもそも私は頭ばっかりの運動音痴人間なので、運動神経のいい人にとーっても憧れがある。

が、『SASUKE』や『スポーツマン�1』が好きなのは、それだけではなくして、やっぱバカバカしいからだろう。
バカバカしいほど体力勝負。

こないだも、『スポーツマン�1』のビデオを見て、うるうるしてしまった。
何といっても跳び箱が好きで、池谷くんが自己ベストの世界記録に挑戦するところでは、何の関係もないのにめちゃくちゃドキドキした。

何年かぶりに世界記録を跳んで、泣いてる池谷くんがすごくかっこよかった。
史上初の4連覇を達成してしまったきんに君もかっこよかったし、最後の最後、せっかく優勝を狙える位置にいたのにドクターストップがかかって最終種目を棄権せざるを得なかったワッキーの、無念の涙もとってもかっこよかった。

別に、ただのテレビ局のイベントなのに。

きんに君や池谷くんは、ほとんどそれで飯を食ってると言ってもいいような人ではあるけど、それでもあの真剣勝負は、「売れる」とか「儲かる」とかいうこととは全然関係ない。

人と競うことさえ、根本では関係なくて、自分との闘いだ。
自分の限界への挑戦。

50歳過ぎて腕立てや跳び箱で自己ベストを出しちゃう野村さんなんて、ほんとにしびれてしまう。

腕立てが何回できるかとか、跳び箱が何段跳べるかっていうのは、とってもはっきりしていて、昨日の自分を越えた、できたっていうのが、他人の尺度でなくわかる

小説なんかいくら枚数書いたってうまくなってんのかどうかさっぱりわかんないし、「1カ月で100枚書いて自己ベスト!」なんて言ってもほとんど意味がない。
世の中の大抵のことは他人との関わりの中で生じているから、自分の納得よりも周囲の思惑で「できた」「できない」が決まることが多い。

腕立ては、30回なら30回。

いいなぁ、と思う。