昨日の午後、息子と二人で「上海ジャズライブ」に行ってきた。なぜまた息子と二人なのかというと。

私「今度ジャズライブあるねんけど行かへん?」
息子「行く!」
夫「え〜、ジャズ〜?」

という反応だったから。
夫は私たちを会場まで送っていって、ライブの間、近所のジョーシンへ行っていた。

会場は観峰館という、書道をテーマにした博物館。
現在、「合作書画展」という展示が行われていて、その書画の時代、20世紀前半の中国を耳でも感じてもらおう、というギャラリーコンサート企画。

「1930〜40年代に上海で演奏されていたジャズ」なんて言われると、俄然血が騒いでしまうわたくし。
『上海バンスキング』とか『南京路に花吹雪』とか……。
それにあの頃のスウィンギンな、ビッグバンドのジャズというのが私の一番のお気に入りなのだ。

事前に電話で申し込みをしていたのだけど、この時対応に出てくれたお姉さんがとても親切で、気分が良かった。
小学生の料金がチラシに書いてなかったので、「あの〜、小学生も行っていいですか?」と聞いたら、「大丈夫です。料金は無料です」。おおっ、ただか!(ちなみに大人は1500円のところ、芸術文化祭クーポンで1000円になった)

会場に行くと、「先日お電話いただいた時、一番前が空いていたのでお取りしておきました」と言われ。
一番前だった。
おおっ。
ホントになんて親切なお姉さんだ。

開演前、ちょこっと「合作書画展」を見学。
学芸員のお兄さんが、まるで百貨店で調理器具のセールスをする人(なんて言うんだっけ、あれ)のように威勢良く、面白おかしく説明してくれたので、とても楽しかった。
なかなかやるぞ、観峰館。

そしていよいよライブ。
演奏は、上海のバンドではなく、大阪音大の講師の方々「ライジングフレーム7」。
1曲目は「聖者の行進」。
1番前で、しかもドラムの前だったので、息子、「うわ〜」と耳を押さえる……。こらこら、失礼でしょ。
2曲目からは馴れて、拍子を取ったりしていた。
帰ってからも「パラッパラッパ〜♪」と何やらそれっぽく口ずさんでいたので、彼なりに楽しんでくれたようだ。

2曲目は「Shine」。
あと、大好きな「Alexanders Ragtime Band」や「アマポーラ」。「ゴンベさんの赤ちゃんが風邪ひいた〜♪」(「Battle Hlyme of the Requblic」)など。アンコールを含め全10曲ぐらいかな。
吉本新喜劇のオープニングテーマとして有名な「Somebodey Stole My Girl」では、息子も大ウケ。「これ何やったっけ?笑点?」「吉本!」
(念のため言っておくと、別に毎週「笑点」や「新喜劇」を見ているわけではない。たぶん数回しか見たことないと思うのに、よく知ってたよな、息子)

やっぱ生演奏はいいね〜。
またトロンボーンやりたくなっちゃった(笑)。