昨夜、デザートに生協で届いた「千秋」を食べた。
やっぱり酸っぱくて、硬さもちょうど良くて、とても美味だった。もっと長い期間出回ってくれるといいのになぁ。

さて。
リンゴやイチゴを甘くする「改良」は、私にとっては「改悪」なのだ、という話をしたが、こーゆーことって他にもけっこうあるというか、そもそもある人にとって「良い」ことが他の人にとっては「悪い」ことである、というのは非常に当たり前にあることであろう。

ある一面が良くなった代わりに、別の面が悪くなってしまっているとか。

うちの掃除機は夫が独身の頃から使っている、10年以上前のものだが、「on-off」スイッチが本体に一つついているだけの、しごくシンプルなものである。
シンプルなので、ちっとも壊れない。
義母たちが使っている、手元に何段階かのスイッチがついているやつは、そのスイッチ部分がすぐに壊れて、長持ちしなかった。
機能的にはそっちの新しい方が優れているはずなのだけど、「長持ち」という点では劣っている。

以前、義祖母の世話をするために親戚のおばちゃんが何日か泊まり込んでいた時、私のシンプルな掃除機を見て、「それええなぁ。私もそんなんがええわ。今のやつ、すぐ壊れるし使いにくい。それどこで買うたん?」と言って欲しがっていた。

売ってるんだろうか。

家電系に関しては、もうこれ以上「改良」してくれなくて全然いいから、扱いやすくて長持ちする方向に進んでほしいものだ。
それじゃ資本主義的に×なんだろうけど。