サンタの季節ですね。
これは我が家の大事なサンタ・プー。息子が3歳ぐらいの時、実家からプレゼントにもらって、それ以来何が欲しいかはこのサンタ・プーにお願いするようになりました。

今年は「欲しい物」を書いたメモを手にぶら下げています。サンタさんがたとえ外国人で日本語が読めなくても、絵入りだから大丈夫。これで今年のクリスマスもばっちりです(笑)。

以前、学校の先生が自死した時に、それを子どもに説明すべきかどうか、という話を友達としていて、「うちの子はまだサンタも信じてるし、そんなんまだわからへんと思うわ〜。私説明する自信ない」と、その友達が言った。

私は「説明した方がいい」派だったので、「そんなんサンタと関係あるんかいな」と思ったのだけど。

だって、うちの子だって、あんなに何でも知ってて、下手すると私より色んなこと知ってて、お星様が死んだ人の魂じゃなくて岩とかガスとかでできてるってことも図鑑で学んでるのに、サンタはサンタでちゃんと信じてる。
(まぁもしかして親のために“信じるふり”を完璧にこなしている、ということも絶対ないとは言えないけど……)

夢々しいものを信じることと、現実の厳しさとか科学的なことを知ったり考えたりすることは、別に矛盾することではないと思う。

子どもだから難しいことは言ってもわからない、と考えるのも、ただの大人の怠慢だと思う。
もちろん、大人と同じように“わかる”ことはないかもしれないけど、でもそんなこと言ったら大人だってどれぐらいちゃんと“わかって”いるのか心許ない。

色々な現実を知って、大人になっていくことが、“サンタを信じられない”と同義だったら、そんなの全然つまんないことだよな。