昨日の午後、鉄棒の練習に行ったら、桜が咲いていた。
「1、2、3、4、5輪!開花です!!」
息子の開花宣言が出ました(笑)。
それで「サクラサク!」を気合い言葉にしてがんばったものの、二人ともまだまだ開花せず……。

ところで昨日は本棚の整理もした。
捨てられない物の第一は本である。
読み返すことなんかほとんどないとわかっていても、捨てられない。
本当は、買って読んだ本は全部取っておきたいけれど、社会的圧力がそれを許さないので、時々処分する。

昨年末、『のだめ』16巻を一気に買ってもらった時に、その置き場所を作るために20冊ぐらい処分した。
結局『のだめ』は友人の間をぐるぐる回っているので未だ本棚は埋まっていないのだが、この間とうとう『ローマ人の物語』(文庫で現在28巻!)を買い始めてしまったので、これはまずいと思ってまた30冊ぐらい処分した。

すごくたくさん処分したような気がするのに、既に本棚からはみ出ていたものなんかを入れたらろくに棚が空かなかった。ああ、まったく。

本当はもう1つぐらい本棚を買いたい。
壁面全部作りつけの本棚にしたいぐらい。
階段の壁とか、すごく無駄だもの。
でも地震の時に本が倒れて通路が確保できないから階段や廊下には物を置くな、と夫に言われる(置いてるけど)。

本に埋もれて死ぬんなら私は本望だけどな。
それを家族にまで強いるわけにはいかんし。

私に似て大の本好きに育ってしまった息子にも、「本棚を買ってやる」と2年ぐらい前から言ってるのにまだ買ってやってない。
置き場所に悩んでいるから、大きさを決められない。
(↑息子が小学生になる時には義祖母か義妹はいなくなっているだろう、と思って家を建てたら、当てがはずれてまだ二人ともいるので子ども部屋がないのだった。息子の机は私のパソコン机と同じ部屋にあり、それはそれでいいのだが、本棚はもう入らない)

きっとあいつも私と同じようにあっという間に本棚を埋めつくすに違いないので、一生とは言わんが長く使えるものを買ってやりたい。

息子の棚を買ったら、『るろうに剣心』と『ドカベンプロ野球編』をそっちに移せるから私の棚が空くんだけどな。
でも本当はその前に夫の本棚の30年前の図鑑とか「基礎英語」とか捨てたいねんけど。
いらんやろ〜、捨てろよ〜〜〜。
(↑お互いに人のものはガラクタに見え、自分のものは宝物に見える)

「捨てなきゃいけない」のは身を切られることだが、本棚をいじるのは楽しい。
マンガも小説も文庫本も単行本も、全部きっちりカバーをかけてある。本をきれいに保つことには大いに価値があるのだ。
シリーズ物はなるべく離さず、重要度の低いものは隙間に横置き、などと試行錯誤の上並べかえ。
時々手に取って中身を見たりしながら。

こーゆー整理やと1時間やっても全然平気やねんけどな〜。
「好き」だということはなんと強いことであろうか。

しかしこのままではまたあっという間に本棚が埋まってしまう……。ああ、書斎が欲しい。