録画しておいた初回を二ついっぺんに見た。
まず、『地球(テラ)へ…』。

『地球へ…』というと、すぐ「Coming Home, To Terra〜♪美しいその名はTerra〜♪」というダ・カーポの歌を思い出してしまう。
そう、映画版の主題歌。
あれは1980年だったそうだ。私は小学校の高学年だった。
まだ自分で映画を見に行ける身分ではなかったので、劇場では見ていない。でもなぜか手元にパンフレットのようなものがあったのを覚えている。

たぶんその後テレビで見たと思うが定かではない。
竹宮恵子さんの原作も、最初の方だけ誰かに借りて読んだような。

映画のキースの声は沖雅也だったんだよね……。
時代を感じるなぁ。
声もすごい男前やった。
ソルジャー・ブルーは志垣太郎。アニメのアンドレと同じ。
やっぱり時代を感じる。

27年も経って、再度のアニメ化。
しかもこの手のアニメがすっかり深夜に追いやられている中で、土曜の6時という「子どもが見られる」時間帯。
教育テレビの『メジャー』とかぶってるし、今どきの子どもがどれくらいアニメを見ているのかよく知らないけど。

主題歌が始まって、「ああ、やっぱりダ・カーポじゃない」みたいな(笑)。
とっても今ドキなオープニングやった。
絵は、昔の映画の方が竹宮さんのものに近かったかな。なんか中途半端な感じで、ソルジャー・ブルーが今一つ美形に見えない。
声は良かったけど。

でも全体的に絵はきれいだし、お話の進み方も丁寧な感じがした。劇場版や原作をしっかり覚えているわけではないけど、設定とか、超能力とかに、懐かしさを覚える。
「そうそう、昔好きだったSFってこんなだったよねぇ」

ジョミー・マーキス・シンって、
「ジョミー、まぁキス・シーン」だよなぁ、って昔茶化してた気がする。

次、『精霊の守り人』。
原作は読んでないけど、評判だけは知っていた。
こっちはNHK−BSで土曜朝の8時。
うちのDVDレコーダーにはBSチューナーがついていなくて、古いVHSデッキのチューナーを引っ張っているので、録画がめんどくさい。
うっかりVHSの電源を入れ忘れると真っ青な画面を録画することになってしまう。
これから毎週ちゃんと忘れずに電源入れられるだろうか。

オープニングがL'Arcだったので、まず合格(笑)。
キャラクターの絵は、やっぱり今ひとつ私の趣味ではないんだけど、「アジアン・ファンタジー」なので仕方のないところか。背景等、絵自体はすごく美しい。
料理も凝ってるなぁ、と思ったら、公式サイトに「今週の飯」っていうコーナーがあった。
そーゆーアニメなのか(どーゆーアニメだ?)。

女用心棒バルサはめちゃめちゃカッコよかった。
アクションシーンはやはりアニメならではなので、原作以上にカッコよく楽しめるのでは。
「もう若くないよ……今年で30だ」
30歳のアクションヒロイン……演じてみたい(爆)。

絵もお話も、幼児向けではないにも関わらず、BSアニメ劇場の枠なので、最初にお姉さんが出てきて「始まるよ!」みたいなことを言う。
同じ枠の残りの2本も幼児っぽくないので……別にお姉さんはいらんのちゃう?って思うねんけど……。
変なところでNHK。