「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も
 成らぬは人の 為さぬなりけり」


この歌の、前半だけは子どもの時からよく知っていた。
ずっと、「なさねばならぬ何事も」を「嫌なことでもやらなければいけない」というような意味にとっていた。

息子が見ている『日本語であそぼ』に歌が全部出てきて、後半も知って、漢字も知って、「ああ、そうか〜、やんなくちゃいけない、じゃなくて、『やらなかったらできないよ』なのね〜」と初めてわかった。

わかるの遅すぎ……。
上杉鷹山の言葉だってことも知らなかった。
誰だっけ、それ……。

「成らぬは人の 為さぬなりけり」っていう後半がまた素晴らしいよねぇ。
個人的な「できないのはやってないから」だけじゃなくて、世の中全般に、実現していないこと、「こんなふうだったらいいのにそうなっていないこと」は、人が「為していない」からなんだよねぇ。

ところで。
昨日、初めて息子が前回りに成功した。
苦節3週間、やっと4回。
あ〜、長かったね〜〜〜。
忘れないうちにくり返し練習して体で覚えておかないと。

ちなみに私も前回り、逆上がりに続いて後ろ回りに成功。
まさに「為せば成る」?