朝、息子と同じ登校班の子がトイレを借りに来た。
集合場所がうちのすぐ横の路地なので、私はいつも全員揃うまで見守っているのだが、全員揃った、という段になって一人が「トイレ貸してください!」。

“小”かと思ったら“大”だったのが微笑ましかった(?)が、ちゃんと言えるって偉いなぁ、と思ったりした。
ちゃんと「ありがとう」って言ってから出て行ったし。

我慢するのは体に良くないもんねぇ。

「近頃は学校で“大”ができない(しない)子が多い」という話はだいぶ前から言われていて、“大”をすると囃し立てられるとか、恥ずかしいとかいう、そーゆー変な認識は良くないな、と思って、息子には常々「トイレは大事なことだからね」と言ってきた。
「出るのは健康の証拠やで〜。出ぇへんかったら病気になるんやで〜」と。

おかげで家ではとってもオープンだが(でもさすがに最近は“大”の時はしっかり鍵をかけて、見せてくれなくなった)、学校ではやはり我慢していることが多いらしい。
和式トイレが苦手ということもあるか……???

そういえば、昔テレビで、浜田雅功夫人である小川菜摘がこんなことを言っていた。
結婚前に浜ちゃんと遊びに行った時、お腹の具合が悪くなってホテルのトイレに籠もっていた。すごぉく恥ずかしかったが、トイレから出た時に浜ちゃんがごく普通に、さらっと、「フロントで薬もらったら?」というようなことを言ってくれて、「ああ、この人だったら一緒に暮らせるなぁ」と思った、というような話。

それってすごくわかるなぁ、と思ったのだった。

トイレは大事です。