例の、「硯の入っていない」書道セットが先日届いた。
硯の代わりに入っているプラスチックの「墨池」。
「ぼくち」と読むらしい。ATOKでは変換できないけど、書道用品を扱ったお店では普通に売っているようだ。陶器製で山水画が描かれていたり、上等なものもあるみたい。

地元出身の友達に聞いたところ、滋賀県ではちょうど私達の年代の時に硯から墨池に切り替わったらしく、「だから私は両方持ってたよ」ということであった。
友達より夫の方がたぶん3〜4歳年下なので、夫の時代には「学校の書道セットは墨池だ!」になっていたのであろう。

一体他の都道府県ではどうなっているのかなぁ。
情報ある方お知らせください。

友達によると「墨を磨る」はおろか、墨汁も先生が配ってくれるので、持って行かなくていいらしい。
結局書道セットで持っていくのは筆と下敷きと墨池と文鎮と半紙ってとこだろうか。
まぁ硯も墨汁も重いし、その都度家に持って帰って筆を洗わねばならず、学校に置きっぱなしというわけにいかないらしいから、軽い方が子どもは楽だろう。

なんせ普段のカバンが異様に思い。
今朝計ってみたら3.5キロもあった。
一体何が入っているのだ???

ランドセルではなく学校推薦のナイロン地の四角いリュックなのだが、これが何も入れなくてもけっこう重い。
3年生になって本格的にノートを使うようになり(これまではほとんどプリントだった)、毎日の持ち物が増えた。
しかも息子は自由帳を何冊も持っていく(既に書き終えたものも、彼にとってはアイディアのデータベースなので必要らしい)。
ついでに図書室で借りた本も毎日家と学校を往復させる。
あと、給食セット(箸とコップとはぶらし、ナフキン)。

毎日カバンはパンパンである。

月曜は上靴も持っていかなきゃならないし、体育があると体操服も持っていく。
水筒も毎日ぶら下げている。
もし月曜に体育と書道が両方あったらどうやって持っていけばいいのだ?

これから暑くなるし(既にここ数日はかなり暑いけど)、登下校だけでもご苦労さんなことだよなぁ。