おととい、「松岡農相自殺」の報に接した時、「それってあの、水道代をすごく高く計上してて、“今どき普通の水飲んでる人なんていないでしょ?”とか言ってたあの人だっけ?」と思ったが、ニュース速報ではそこまで言ってくれなかったので、「違う人なのかな?どうなんだろ」と思っていた。

翌朝になっても、義父と二人で「水道代が高かった人だっけ?」と言い合っていた。
「そうだと思うけど緑資源がどうとか言ってるよ」みたいな。

「緑資源機構」も聞き覚えはあるんだけど、どーゆー話なのか具体的には知らなかったし、それと松岡農相がどう関係あるのかも知らなかった。

「ナントカ還元水」という、一時はやたらに流れたフレーズも、自殺のニュースを扱った新聞記事を見るまで思い出せなかった。
国民ってそんなものか……。
いやいや、そんなものなのは私だけの話で、世の中の人はちゃんと知っていて覚えているのかもしれないけど。

それにしても。
現職大臣の自殺。
「死んじゃダメだよ」とメッセージを送らなければならないはずの国の要職者が、疑惑を晴らしもせずに死ぬ。
「日本国万歳」って書いて死ぬ人がいるんだ……。それこそ安倍首相が子どもたちに教えたい愛国心か?

そーいえば文部科学省に子どもからの自殺予告が相次いだ、という話もなんか「いつのことだったっけ?」という感じ。
次から次と色々なことが起こりすぎて、その場限りの騒ぎでうやむやになって終わっていく感じがする。

今朝の新聞には緑資源機構の元理事長(だったか?)の自殺も報じられていた。

死ぬぐらいなら最初から悪いことしなきゃいいのに。
(いや、まぁ、ホントに悪かったのかどうかはうやむやだけど)