��月22日だったはずの選挙が29日にずれることが決まったようである。
29日は地区の夏祭りなのだが、場所は公民館。
公民館は、投票会場でもある。
ということは、どういうことになるかというと……夏祭りは中止? 今回だけ別の場所(例えば幼稚園とか)に投票場所を移すのか、あるいは夏祭りの方の会場を移すのか。

日をずらすのは何かと難しいし、代わりになりそうな適当な場所もそうはないので、さてどうなるのでしょう。

公民館といえば色々なサークルが練習会場として使っていて、うちの義母の所属するママさんコーラスも日曜に公民館で練習をしている。
もともと29日は夏祭りだから、というので少し遠い地区の別の公民館を確保していたが、当然そこも投票会場になる。
逆に「選挙だから」と公民館以外の別の会場を押さえていた22日は公民館が空くことになる。

どうしよう、と義母が困っていた。
選挙日程がずれると庶民は色々困るんですよ、安倍さん。

イラク法とか教育関連法案も可決されてしまって、どうなるんでしょうか、これから。
私的には教育にかけるお金が少なすぎるので、四の五の言わずにとにかくもっと金を出せ、と思うのですけどね。予算的な裏付けなしに小手先でごちゃごちゃ言ってもしょうがないと思います。
道徳とか愛国心を教えるより、「哲学」を学んだ方がいいんじゃないかと思うし。「君たちはどう生きるか」って奴ですよ。おためごかしな道徳(小学校の道徳の授業を参観すると、なんか気分が萎えます)より、哲学的思考、「自分の頭で考える」ということを鍛えることが重要なんじゃないかなぁ。
あと、「公」の意識ね。
「公共心」というのは、道徳とはちょっと違うと思う。
マナーというか、社会を円滑に動かしていくために個々人が守らなければならない一定のルール。親切とか思いやりとかいう主観的なことじゃなくて、もっと共通的な、普遍的な、社会を成り立たせる根本の決まり事、みたいな。

点数化もマニュアル化もしにくいことだし、まずもって大人がもっとしっかりしろよ、って話ですけど……。

ちなみに古代ローマの「名誉あるキャリア」と呼ばれた高位の人達はみんな無給だったらしい。
そして、そういう「名誉あるキャリア」に就いた人々は、公共の建物や道路を自費で造って社会に富(無給でも全然平気なぐらいの資産家でなけりゃ高位にはなれなかったりする)を還元するのが当たり前と考えられていたそうな。

すごいねぇ、ローマ人。