“山さん(露口茂さん)”のあの声と口調がとっても渋くて好きだったなぁ、というわけで。

“声に惹かれる”ことがけっこう多い。

声のいい人が好き、と言ってもどーゆー声を「いい」とするかはそれぞれ好みもあるでしょう。
山さんのような渋い声も好きだし、歌声だとすこーんと抜けるような、めちゃめちゃ響きのいい声、というのにやられる。

渋い系だと例えば“鬼平(中村吉右衛門さん)”のあの声。
声だけじゃなく、セリフ回しというか喋り方もさすがの巧さで味があって、「粋(いき)」とはこーゆーことを指すのかと思う。

デーモン小暮閣下の歌声を初めて聞いた時はその圧倒的な響きの良さと喋りの時とのギャップにやられたし、Gacktさんんのアルバムを初めて聞いた時は、「なんて変幻自在な、表現力のある声だ」と思って感動した。

宝塚のスターさんでも、声や歌い方に特徴があったり、ただ楽譜的に正確なだけでなく、声の使い方というか、表現力豊かな歌い方をする人に惹かれる。

PSY・Sの歌に、「最初に好きになったのは声♪」というのがあるのだが、まさにそんな感じ。
(PSY・SのボーカルCHAKAさん自体が、「こんな声で歌えたらさぞ気持ち良かろう」というすこーんと突き抜けたいい声だ)
自分の声が悪いのがコンプレックスなこともあって、声のいい人はそれだけで印象が良い。

友達にも、声のいい子がいるのだなぁ。
響きが良くて、落ちついていて、しかも言葉遣いがとてもきれいで“良家の子女”という感じなのだ。
声質は変えられないにしても、“話し方”は気をつけないとな、と思う。

ちなみにPSY・Sの歌は「それから背中と整えられた指先♪」と続く。
舘さんは最初に背中が来たパターンだった(笑)。
指先は……あまり注目したことがない。