最近、妄想小説の一部ネタが暴走して、なんだかドロドロな昼メロ模様と化している。
面白いので色々いじっていたら、今朝夢に見てしまった。自分のお話ネタを夢に見るのは意外にも珍しい。

どーゆーネタかというと、三角関係なのだ。
一人がもう死んでいる三角関係。
A(♀)が死んでて、B(♂)はAを忘れられずにいる。
そこへAを慕っていたC(♀)が登場して、彼女もBのことを好きになってしまう。
CもAのことが大好きだったので、BがAのことをまだ想っていることを承知でまぁ付き合い始めるのだな。
Bも健気なCにほだされてついつい手を出してしまうわけだ(笑)。あげく子どもができちゃって苦悩する(爆)。
Cはあくまで健気で単純なので、生まれた女の子にAの名前をつけて「きっと彼女の生まれ変わりだわ。私達はずっと三人だったんだから」とか言うのだった。
Cのことは好きなんだけれど、やっぱりAの存在が重いBとしてはもうドツボで生き地獄。

というところで夢に突入。
なぜか実写版(私の妄想はすべてアニメです)。
私自身が男役でドツボなB。
Cが真矢みき(なんでや〜。全然イメージ違うぞ)。
Aは同じく宝塚のトップスターだった久世星佳さん(こちらはまぁ、なるほどと言えなくもないキャスティング)。

Aと同じ名をつけられた赤ん坊は、Bの妄想の中でA本人にすり替わってしまって、そのAに導かれて結局Bはビルの屋上から飛び降りるのだった。
Bの死体だけがあって、Bが連れ出したはずの赤ん坊はどこにも見つからない、という幻想小説的オチ。

夢の中とはいえ、そして他人の役とはいえ、朝から死んでしまったのはかなりきつかった。
しかもぱっと画面が切り替わってBと赤ん坊が私自身と息子になってしまったので、ものすごくホラー。
目が覚めて、「私、ちゃんと生きてるよね?」みたいな……。

いつも目を開けたまま夢を見ている私としては、夢と現実に本当に境界はあるのだろうか、と思う。
そういえばこの間新聞の書評欄に、『夢に迷う脳―夜ごと心はどこへ行く?』という本が紹介されていた。「夢は精神疾患そのものだ」というようなことが書いてあるそうです。

この現実も、脳が作った「イメージ」にすぎないんだからね。