御朱印帳です。
神社仏閣めぐりがけっこう好きな私、My御朱印帳を持っているのだが、よく携帯を忘れ、なかなか一冊終わらない。
昨年の日光行きの時も持っていくのを忘れたので、せっかく行ったのに何の記録も残っていないのだった。
ああ、もったいない。

こういう専門のノート(お寺で売ってます)を持っていなくても、紙に書いたやつをもらえるのだけど、やはり直に書いてもらうのに比べると値打ちが下がるような気がする。
私の御朱印帳にも何枚か貼ってある。
紙が大きくてはみ出しているのもあって、格好悪い。
たとえお寺参りするつもりがなくても持ち歩かなくちゃなぁ、と思いながらいつも忘れる……。

上の写真は右が吉野の蔵王堂で、左が吉水神社。
本来朱印ってお寺のものじゃないかと思うんだけど、神社でも書いてくれる。
もちろんただではない。
大抵どこも300円。
お坊さんがすごい達筆で書いてくれることもあれば、それ専門のアルバイトみたいな人(おっちゃんやおばちゃん)がさらさらっと書いてくれることもある。
もちろん中には字が下手な人も……。

中宮寺は帳面を持っていても持っていなくても「紙」だった。書く人を常時置いておけないのだろう、きっと。




こちらは右が法隆寺で、左が東大寺大仏殿。
法隆寺の方は「和を以て貴しと為す」と書いてある。
聖徳太子十七条の憲法の一ですね。
当たり前だけどお寺によって印も色々で、眺めていると楽しい。
普通、印を捺してから上に字を書いてくれるが、東大寺では字を書いた後に印を捺していた。印面に墨がつかないのか、と心配してしまった。
墨が隣のページにつかないようにはさんでくれる紙も、東大寺にはちゃんと「華厳の教え」が印刷されていた。さすがに大きいところは違う?