引き続き、風林火山。

昨日、「信繁くんが好き」と書いて、今日、信繁役の嘉島典俊くんについて調べてみたら。
かつての「チビ玉」白龍光洋くんだとわかって、非常にびっくりしました。
ああ、そうだったのぉ!!!
と、1年間もあったのに今頃気づく私……。
そうかぁ、チビ玉くん、いつの間にかあんなに大きくなっていたのね。えーっと、34歳?
え、34歳!?
チビ玉白龍くんって、そんなに昔やったんか……。
っていうか、私とそんなに違わないじゃん。
私が中学生ぐらいの時に「チビ玉」って言われてたわけ?
う〜ん。もはやその頃の記憶が。

でもホントにすごく良かったよなぁ、信繁。
あんな可愛い弟が欲しい(笑)。
今回、北条氏康も大衆演劇出身の松井誠さんだったけど、やっぱり舞台出身の人は見せ方がうまいし、発声が違うでしょう。セリフ回しがね。
亀治郎さんも、もちろん主演の内野さんも、テレビでやるには濃すぎるのでは?と思う芝居もあったけど、宝塚大好きで舞台慣れしている「ドラマチック大好き」の私としては、どれも面白かった。
物語自体も時代劇だから大上段に振りかぶった濃ゆいところがあるけど、役者さん達の芝居も「ああ、ドラマを見た〜!」って感じがして。

ドラマって、「TVドラマ」じゃなくて、「ドラマチック」「物語」っていう意味のドラマね。
もともと長い話好きだし、1年間じっくりと色々な人物や思惑が錯綜する物語を見られて楽しかった。
最初は正直とっつきにくいところもあったし、なかなかGacktさんは出てこないし、毎週録画を見るのが大変でもあったけど、ちゃんと全部見て良かったな、と思った。

吉田鋼太郎さんが出てたのも「おおっ!」だったし(もっとたくさん出番があったら良かったのになぁ)、最後の「おふく」緑魔子さん!!!

ええええええっ、と思った。
まさかそんな名前を聞くとは。

緑魔子さん。
私が中学の時に、新井素子の作品『二分割幽霊奇譚』のラジオドラマをやってらして。
その名前の強烈さと、特徴のある声に惹かれ。
たぶん、当時既に伝説の女優さんだったような。
今調べたら、「夫は石橋蓮司さん」って出てきた。
石橋さん、勘助の大叔父さんかなんかやってたよね。
おふく、ボロボロですごい妖婆みたいな役だったけど、声は昔聞いたのといっしょだ、と思った。
あーゆーキャラクターが出てくるところが今回のドラマのドラマたる由縁っていうか……。
ファンタジーっぽいっていうのかな。
板垣が死んだ時に晴信のもとへ霊が返ってきたような演出とか、由布の霊が勘助の袖を引っ張るところとか、ファンタジーだよねぇ、すごく。

いや、好きです、あーゆーの。

大晦日の総集編もやっぱり録画しとこ♪