なんだか毎日雪の話ばかりしているような気がしてきた。
「今年は降らないなぁ」と言っていたのが嘘のようだ。
2月に入ってから、降ってない日を数えた方が早いのではないだろうか。
まぁ、「積雪」はそんなにはないと思うのだけど。
積もっても、すぐに溶けることが多い。

今日はそれでもかなり積もってて、車の雪どけに苦労した。
どうしてもヨガに行きたかったので、がんばったのだ。
道路もシャーベット状でちょっと怖かったが、やはり雪どけが一番大変であった。
15センチぐらい積もってたんじゃないかな。

私はもともと大阪に住んでいたので、ほとんど「積雪」というものを知らずに育った。
滋賀に嫁に来て、新婚当初は今よりもっと南の、滋賀県でもそんなに雪の降らないところに住んでいたのが、なぜかいきなりクリスマス前にドカ雪が降って、「さすが滋賀」と感心した。

雪の量以上に、みんなが普通に「ごつい長靴」を履いて雪どけしているのに感心したのだった。

その時、間の悪いことに親戚に不幸ができ、雪の中を出かけなければならなかったのだ。
香典袋も急遽買いに走らなければならなかった。
私は、普通のレインシューズすら持っていなかった。
当然足元はびちゃびちゃになった。
「そうか、滋賀ではあーゆーごつい長靴が必要なのだ」と思ったのである。

しかし実は、未だそんなもの買ってはいない。
その代わり冬になるとエレッセのスノーシューズを普段履き。雪が降ろうと降るまいと、常にスノーシューズ。
底が厚くてあったかいし、雨でも雪でも中まで水がしみないので重宝している。

大阪に住んでいる時は、雪掻きの道具を見たこともなかったし、車の雪どけをする道具(必需品!)も知らなかった。

滋賀の家の屋根瓦には、「雪止め」がついている。

「日本海側は雪、太平洋側は晴れ」という天気予報を聞くと、「やはり滋賀は日本海側か」と思う。
琵琶湖はあっても海には面していない滋賀なのだが。

でも昔に比べるとやはりずっと「量」が少ないらしい。
ここ数年、「水道が凍って、朝、水が出ない」という状況にもなったことがない。
「水道が凍る」は別に大阪でもあったが、やはり「最低気温」が高くなっているのだろうな。

ヨガの帰り道、もう道の雪はほぼ完全に溶けていた。
しかし雪はさっきまで降っていた。
ネットで天気予報を見ると、「今日は晴天」……嘘ばっかり。