昨日の記事を書いた後で思い出しましたが。

そういえばトウコちゃん(安蘭けい)は、初舞台も『ベルばら』でしたね。
1991年月組、カナメさん(涼風真世)のオスカル編。
アラン役だったノンちゃん(久世星佳)に“「安蘭」という名前は『ベルばら』のアランから取ったの?”と訊かれて、きっぱり「いいえ」と答えていたのを思い出します。懐かし~[E:happy02]

よくよくフランス革命に縁があるのかもしれない、トウコちゃん。

(あ、今日パリ祭ですよ! フランス革命記念日。これも何かの縁?)


マルグリット役の遠野あすかちゃんは、やっぱりこーゆー「押し出しのいい人妻役」が合ってるなと(笑)。彼女、すっぴんの時と舞台化粧の時と、全然印象が違うんだもん。舞台に出ると非常に「どーん!」として見える。

声質も大人っぽいし。

トウコちゃんも「粋な大人の男」が似合うから、いいコンビなんだな、と思います。

ショーヴラン役の柚希礼音さん。

彼女ももともと声が太いというか、ドスが利いているので、こーゆー「黒い役」がよくお似合い。
そう、衣装もずっと黒。

今回、アドリブがとっても楽しかったんだけど、ずっと黒ずくめの格好をしているショーヴランに、パーシーが「俺の衣装貸してあげようか?」っていうところがあるのね。王宮の仮面舞踏会に、その黒ずくめの公安委員の服装はないだろう、って。

「とっておきの、ねずみの着ぐるみ!」

ねずみ男、チューチュー!」

……なるほど柚希さんって、背が高くて、面長で、「ねずみ男」の扮装がよく似合いそう[E:sign03]

もちろんショーヴランは怒って相手にしないんだけど、パーシーは最後まで、「シトワイヤン・チューヴラン!」なんて言って去っていく。

マルグリットに向かって、「あんな男のどこがいいんだ!?」と毒づくショーヴラン。
マルグリット、とまどいながら。「……予測のつかないところ?かしら……」
むっちゃおかしかった~

マルグリット、本気で「どう答えたらいいの?」って感じだったもんね。

毎回違う「俺のとっておきの衣装」を考えてるのかなぁ。
そして毎回マルグリットはパーシーのどこに惚れたか考えなきゃいけないのだわ。
うぷぷ。大変。

あと、マルグリットが友達に肖像画を描いてもらっていて、「次はパーシー、あなたの番よ」ということになるんだけど、その時にいきなりパーシーはわけのわからん、立っていられないようなポーズを取る。

「無理があったね」

と言った後、ちゃんとしたポーズをするのかと思いきや。

今度は「シェー!」(赤塚不二夫さんのキャラの、イヤミでしたっけ?)。

笑いを取った後でやっと普通のポーズ。
ここもきっと毎回どんな格好をするか考えているはず……。


今回VISAの貸し切り公演で、最後にトウコちゃんの挨拶があったんだけど、「回を追う毎にますますアドリブにも磨きがかかっていきますので、8月4日まで何度でも足をお運びください」みたいに言っていた。

何度でも行きたいけど、もう行けないわ~。すごく残念

学生時代なら絶対あと2回は見に行ってるのに。


貸し切り公演ではいつも幕間に「お楽しみ抽選会」というものがあって、サイン色紙が当たったり、次の公演の最前列席が当たったりする。

私はこれまで一度も何にも当たったことがなかったんだけど、今回初めて、「ハンドミラー」をもらいました。この公演の特設サイトでプレゼントにもなっていた、ポスター写真の入ったミラー。あくまでも「写真」で、紙がはさまってるだけだったけど(笑)、それでも良い記念。

そしてこの公演。
プログラムに「写真集付き」というバージョンがあります。
数量限定、なくなり次第終了ということですが、昨日はまだありました。

通常1000円のプログラムに写真集がついて1500円。

「写真集」と言っても10頁くらいのものなんですけど、今回ポスターもすべてレスリー・キー氏による写真で、いつもの宝塚のポートレイトとはずいぶん雰囲気が違うんですよね。

化粧も違う感じだし、色遣いとか、モダンでお洒落でかっこいい。

衣装も今作は「お金かかってるな~」って感じやし(笑)。

トウコちゃんパーシー、すごいかっこいいよぉ
マルグリット・あすかちゃんもホント、「花形女優!」って感じで、艶っぽく写ってる。
欲しい方はお早めに。

宝塚初心者にも親しみやすい、楽しいこの公演。夏休みで学割チケットもあるので、皆さん、是非是非見に行ってみてください。

私ももう3回ぐらい行きたい(爆)。

でもトウコちゃん、そして星組のみんな、くれぐれも体に気をつけて、無事千秋楽を迎えてくださいね(千秋楽のアドリブ、どんなんやろー。立ち見でもいいから見たい~!!!)