始まりましたねぇ、『仮面ライダーディケイド』。

もちろん私はGacktさんの歌うテーマ曲『Journey through the Decade』聴きたさにチャンネルを合わせたわけなんですけど。

オープニングの前に、これまでのライダー達がやっつけられるような派手なアクションシーンがあって、「今ドキの仮面ライダーはスペクタクルやなぁ」と思った後。

待望の、テーマ曲!

いやぁ、なんか、ええ感じやん。

アップテンポすぎず、歌詞も聴き取りやすく、これなら子ども達にも口ずさんでもらえるんちゃう?という曲でありながら、やっぱりカッコよくって。

♪ 見上げる星 それぞれに歴史がある
線でつなげば 星座のように ナンタラカンタラ(笑)♪

1回聴いただけでは、「出だし、こんな感じ」としかよう言いませんが。

「本当の自分を探しに」とかいうフレーズもあったなぁ。

「自分探し」というのは、私はあんまり好きじゃないんですけどね。

「自分は探すものじゃない、掴み取るものだっ!」みたいな。

あるいは、「創りあげるもの」と言いますか。

でも、「戦っていこう!」というタイプの詞だったので、全体としては「来た来た♪」って感じです。こーゆーの、待ってたのよ。

せつなくて痛い歌も好きだけど、「OASIS」や「Dears」みたいな「存在意義を勝ち取るために戦う」みたいな歌も大大大好きなんやもん。

たとえこの世界に意味がなくても、生まれてきたことの意味は自分で掴め!ってね。

で。

せっかくなんで、お話もそのままずっと見てたんですけど。

まぁホントに、「あぁかいあかぁい赤い仮面のV3~♪」の時代に比べると、「仮面ライダー」も変わりましたねぇ。

カード入れ替えたら色々変身できるなんて、超今ドキ。

つい、「演技下手くそやなぁ」とか思ってしまうし。

でも「9つの世界が融合して、このままだと滅んでしまう」などという無茶な嘘八百、嫌いじゃないわ。

「おまえが世界を救う」って言われて普通に納得してる主人公も(笑)。

ただ、最後に「クウガの世界」に入った時、「オダジョーちゃうやん!」と叫んでしまいましたが(爆)。

平成ライダーはこの間の「とことん石ノ森章太郎」でちらっと見ただけなんやけど、その「ちら見」だけでも「クウガ」は面白かったんで……。

オダジョーと葛山信吾の「男同士の絆」っちゅうか、ちょっとアブないくらみの絡み(笑)が、「これはさぞママ達のハートをわしづかみにしたに違いない」と思えて、暇があったらテレビシリーズのDVDを借りてきたいな、と思ったもの。

暇がないんで、見てませんけども。

まぁ今さらオダジョーが仮面ライダーやるわけもないし、それはそれとして、この先「9つの世界」で「9人の仮面ライダー」と出逢って、どーゆー結末を迎えるのか、ちょっと付き合ってみようかいな、と思います。

『Journey through the Decade』の発売は3月25日とまだまだ先やしねぇ。それまではライダーのオープニングで聴くしかない。

これ、エイベックスからの発売なんよね。なんでなんやろ? 仮面ライダーのサントラって、エイベックスから出てるの???

CD+DVD版のDVDが、PVじゃなくて「仮面ライダー」の映像やったらどうしよう、とちょっと怖い(笑)。

なにげにGacktさんがライダーに変身したりして(爆)。

あるいは、9つの地球、平行世界を統べる“魔王”として登場するとか。“神様”じゃなく“魔王”ってとこがミソですわ。


【追記】

ケイさんから「作詞も作曲もGacktさんじゃない!」と教えていただきました。

ええっ、そうやったんやっ!?

聴くのに必死でクレジット見てなかった……ってゆーか、まだコンタクト入れてなかったから字は読めんかった。ははは。

「来た来た♪」なんて喜んじゃって恥ずかしい(>_<) ほんまにファンなんかっ!?

だってGacktさんが他人の曲を歌うなんて想定外で。どーりで「自分探し」なんてチープな言葉が出てくるわけですね。

でもGacktさんが歌えばつまらない曲でもよく聞こえるのよ。うん、きっとそうだっ!

でも、ってことは附属DVDがPVではなくて仮面ライダーの映像って可能性、やっぱり大きいのかもなぁ。