昨日はうちで夫の祖父の十七回忌法要があり。

バタバタしていました。

前の日から、義母はまた色々と料理を作ってまして。

ちゃんと仕出しのお弁当はとるんだけど、それ以外にもおかずを作らなくちゃいけないのよねぇ。

なんで?(笑)

まぁ、田舎の冠婚葬祭は派手なんで……。

私はちょろっとお手伝いしただけで、相変わらず役に立たない嫁ですが、一応昨日は食器を出したり片付けたり、それなりにバタバタと。

うちは浄土宗なんですが、田舎の法事って、みんなに「勤行集」というお経のテキストが配られて、みんなもお経を唱和するんですよね。部分的にですけど。

実家ではそんなことしたことなかったので(ちなみに実家は一応浄土真宗)、最初はびっくり。

そもそもお仏壇のところにちゃんと「家用」の勤行集が置いてあるってところからして、すごいです。「檀家」って感じよねぇ。

法要は1時間ぐらいあって、ずっと正座してなくちゃいけないし、正直退屈なんで、テキストがあって声を出せるっていうのは、ある意味助かることではある。

わかったようなわかんないような、文章というかお経ですけれども。

「南無阿弥陀仏を唱えれば極楽浄土へ行ける」というのが浄土宗の根本教義らしいです。

昔の人って、やっぱり「今生きている現実」が苦しくて、それを変えることは不可能だろうと思ってて、それでせめて「死後の平安」を願ったのかなぁ。

「死後のこと以外の“教え”はどうなってるんだ?」といちいち引っかかったりしてしまう私……。

「死後の世界なんてないだろう」と思ってる人間が「南無阿弥陀仏」を唱えるのも妙な話です。

でも、「死後の世界」はないけど、死んだ人の想いはどこかには残っているんだろうとか……私の死生観もかなり混乱してますね。


あ。

ホントは今日行こうと思ってた京都の浮世絵展、もろもろの事情で延期。

たぶん17日に行くと思う。

会期が21日までなんで、そこで行けないとヤバい。

私は暇なんだけど(笑)、息子が忙しいのよねぇ。息子の分のチケットも買っちゃったからなぁ。まぁ、子どものチケット代は200円だから、交通費のことを考えれば行かない方が得かもしれないけど……。