先日、千趣会の『暮らす服』というカタログのモニターをやった。

モニターをやるのは2回目。

やる前は、カタログに書いてある「モニターで大人気!」というコメントは、「実際にモニターの人がこの服を着てみて、それですごく評判が良かったのだ」と思っていた。

が。

違った。

モニターの人は、ただカタログを見るだけなのである。

カタログを見て、「買いたいと思う商品」をいくつか選んでアンケートに答えるだけ。

写真だけで、判断するわけだ。

実際の質感とか着心地とかわからないのに、写真だけで「大人気!」って言われてもどーなんだ、という気がするけれど。

まぁ、全部の商品を着てみてもらうなんて不可能だからな。


カタログを見て、「買いたい」と思う商品を選ぶ。

最初から最後まで2回見て、「いいな」と思った商品のあるページには折り目つけて、「回答シート」に書き写す時にもう一度吟味。

別にまだ本当に注文するわけでもないんだけど、ついつい値段との兼ね合いとか、今持ってる自分の服との着回し度とか、かなり真剣に考えてしまった。

だって、「色」も選ばなきゃいけないんだもん。

ただ「これ、デザインいいな。値段もリーズナブルだし」だけで折り目つけてる商品を、回答する時は「6色のうちどれにするか」まで決めて答えなきゃならない。

そうするとやっぱり「今手持ちの服はこんな色柄が多いから……」と考える羽目になる。

……最後、ネットで回答結果を入力するまで、かなりの時間を費やした。


でも「秋」カタログが先取りして見られるのは楽しい。

それに、かえって今の方が「欲しい秋服」を吟味できる。

実際に「秋」カタログが来るのって8月ぐらいで、まだまだ暑い盛りだし、タンスの中も夏服ばっかりでしょ。

自分が去年の秋何を着てたか、どんな服が手持ちにあって、そこに付け加えたいのはどんなアイテムだったのか、もう忘れてる。

それが、今ならまだ衣更え前で、タンスの中は「秋冬」もの。

秋と春、基本、同じもの着てるからね(^^;)

だからカタログを見ながら、手持ちの服とのコーディネートを考えやすいし、「こんなアイテムあったらいいな~」がけっこう切実。

まぁ、秋と春が同じ服なら、8月に「秋カタログ」を見てもすぐに「春」を思い出せそうなものではあるけど、やっぱり汗みずくで「長袖」見てもピンと来ないし。


カタログ見てると「あれもいい」「これも欲しい」でいっぱい折り目つけちゃうけど、「買いたい」と選んだ商品のうち、実際に注文するのはきっと半分もないだろうなぁ。

やっぱ、先立つものが、ねぇ……。