今日はまたこんな空。何の写真だかわからない。

ぽつぽつと時々雨粒が落ちてくる。

明日もずーっと雨だそうだ。

昨日の青空は貴重だったな。

というわけで『碧空』が聴きたくなった。コンチネンタル・タンゴの名曲。原題は「Blauer Himmel」だから、別に「青空」でも「蒼空」でもいいような気がするけれど、日本語タイトルは「碧空」。

こーゆーところにこだわる日本語の感性が好きだ。

「碧」は「みどり」とも読むし、普通の「青」より緑がかっているのかもしれない。「蒼」の方は私は紺色っぽい青を連想するけど、ホントの使い分けについてはよく知らない。

タンゴの『碧空』、昔レコードからテープに録ったものをさらにMD化したものが手元にある。演奏はもちろんアルフレッド・ハウゼ。

子どもの頃家に、「世界の音楽全集」みたいな20枚組くらいのレコードがあった。

「世界の映画音楽」「世界のラテン音楽」「交響曲」……というような感じのやつ。ベートーベンとかモーツァルトがあるかと思えば「荒野の七人」や「エル・クンバンチェロ」も入っているという。

「映画音楽」と「ラテン・タンゴ」はお気に入りだったので、テープに録ってよく聴いていたのだった。

もうあのレコードは実家にもないだろう。

レコードからテープ、そしてMDへとコピーされた音は当然「悪い」が、レコード針を落とす音なんかも入っていて、それはそれで古き良きアナログな情緒に溢れている。

でも1700円ぐらいだったらCDも買ってもよいな。



『碧空』も『黒い瞳』も『バラのタンゴ』も『夜のタンゴ』も『真珠取り』も全部入っている。

お買い得だ♪