12月4日の日曜日、箕面へ紅葉狩りに出かけました。

11月中はなかなか日が取れず、12月になってしまったのですが、今年はどこも紅葉が遅く、箕面も「まだ大丈夫」という情報だったので。

息子ちゃんと2人でデートです!(旦那さんは残念ながらお仕事)

もう中学生なのに母親と2人で出かけてくれるなんてホントにありがたい息子ちゃんですが、彼のお目当てはもちろん「もみじの天ぷら」

滋賀にも紅葉の名所はあれど、もみじの天ぷらは箕面にしかない!!!

って、これ前にも書きましたよね、確か。(→『久々の箕面』)

2008年ということは3年前か。つまり3年ぶりの箕面だったわけです。

滋賀から箕面までは何しろ片道2時間以上かかるので、とても毎年は行けません。でも何年かすると必ずうずうずしてくる(笑)。

これも前にも書いてますが、池田市に育って、その池田にもう実家がない今、五月山の桜と箕面の紅葉は私にとっては数少ない「残されたふるさと」。滋賀にだって桜も紅葉もありますが、いかんせん「思い出」がないのです。

食べ物で釣ってなんとか息子ちゃんを一緒に連れていきたがるのも、彼に「私のふるさと」を記憶してもらいたいがために他ならない。

夫や義父母含め、滋賀にいると「ふるさと北摂を分かち合う」相手はいないですからねー。

まぁわざわざ遠いところまで連れ回される息子ちゃんにとってはいい迷惑でしょうが(ごめんね)。

で、さて。

3年前は11月後半、それでなくても紅葉狩り最盛期な上に連休中という「もっとも混雑する日」に出かけたせいで、JRからめちゃ混みだったようですが、さすがに12月に入るとそこまでの混雑はなく。

補助席に座って無事大阪へ。

阪急電車に乗り換え、まずは石橋。ここでどーっと降りた人がみんな箕面線ホームへ。

ううむ、やはりまだそこそこ観光客いるのねー。って、自分も行ってるやん(笑)。

当日の朝、滋賀は雨が降っていたのですが大阪は青空が広がっていて「良かった♪」と思っていたらあれれ。牧落付近でぽつぽつ雨が。

箕面駅に着いたのは11時半頃。

傘をさすかどうか微妙な降りでしたが、ともかくも「もみじの天ぷら」を買って滝道を登り始めます。


これは帰りに買った方。行きも食べて、帰りにもまた食べたという(笑)。ええ、もちろんお土産も別に買いましたよ!(爆)

幸い雨は10分ほどでやみ、急速に青空が。


青空背景の山は美しいですね♪

「やんでるうちに食べとこう」と、昆虫館横の広場でランチタイム。滋賀を出る時買っておいたパンをもぐもぐ。

これはその時座ったベンチ脇の紅葉。真っ赤できれいでした。


撮影スポット瑞雲橋付近の紅葉はこんな感じ。


お腹もいっぱいになったことだし、ずんずん滝道を登っていきます。

緑から赤へのグラデーションが美しい♪

しかし滝に近づくにつれまた雲が。雨にはならなかったものの、写真がぼーっとして残念。


3年前に比べればどうってことないとはいえ、それでもけっこうな賑わい。観光地なんだなぁ(笑)。

池田に住んでいる頃は子どもだったこともあり、「近所にちょっと出かける」というぐらいの感覚だったのですよね。必ずしも紅葉の時に行っていたわけでもないし。

しかし観光地だからって途中に「すすきのラーメン」とか「サーターアンダギー」の屋台が出ているのはどうなの。箕面でしょ、ここ。

滋賀までまた2時間以上かけて帰らねばならないこともあり、長居はせず駅へと引き返します。



この木々の風情が本当にたまらないんですよねー。好きだよ、箕面公園!


滝道の途中には「こっち行ったら五月山」というところがあって、一度箕面から五月山(逆でもいいけど)へ歩いてみたいなぁと思っているのですが…。どっか近くに泊まってゆっくりと。

たまには勝尾寺にも行ってみたいしなぁ。

いつ実現できるかしらん……。