『双調平家物語』12巻を読み終わる前だったか直後だったかに『橋本治という立ち止まり方』が届いてしまって、すごく読みたかったんだけど「ダメだ!今読んだら平家の方の記憶が飛ぶ!感想書き終わるまで読めない!!!」という変な理由で読むのを我慢しました。

結局我慢したのは最初だけで、感想前半書いたところで読み始めて、あっという間に読み終わっちゃったんですけど(笑)。

で、また変なことを思うわけです。

「あ~、読んだらまた感想書かなあかんや~ん。書くのが間に合わへんや~ん。」

いや、別に、読んだからって感想書かなくていいんやけど。締め切りとかないし。原稿料も出ないし。

いつでも原稿料を受け取る用意はあるので、払いたいという方がいらしたらどうぞ遠慮なくご一報ください(爆)。

blog始める前から別サイトに本の感想書いてましたし、それを言えば私の紙の日記は最初から読んだ本・マンガ・見たアニメ等の感想が主な内容で、「その日何をしたか」はさっぱりわからなかったりもしたのですが。

いつの頃からか宝塚も「ここは○○だなぁ」「このセリフは…」と「帰ったら書くblog」の文章構成を考えながら見るのがフツーになってしまって。

もっと素直に楽しんだらどーや!!!

『双調平家物語』なんかは登場人物も多く、お話も色々なことが絡み合って複雑で、とても覚えていられないのでいちいちメモを取りながら読んでいます。

ええ、感想書くために。

いつからそんなことするようになったのかなぁ、と思い返してももう記憶がありません。

『ローマ人の物語』の後半や『カラマーゾフ』あたりかなぁ。人物名の整理と、気になったセリフ、文章。ちょこっと感想や連想。

blog書く前にまずそのメモをがーっと入力して、それから引用文を取捨選択しつつ一つの記事にまとめるのですが、これがなかなか時間がかかる。1日ではとても書けなくて数日かかってしまう。

読むスピードの方が早いので、2巻の感想がまとまらないうちに3巻読み終わりそう……とかになって、なんかすごい自転車操業みたいな感じになる。

いや、だから別に、いちいち感想書かなくていいんだけど……。

「なんでこんなことやってんだろう」と思いながら、『橋本治という立ち止まり方』の感想にとりかかります。(そして『双調平家』13巻もけっこう読み進んでしまった。ああ、感想地獄……)

そんなひゅうがに皆様のはげましのお便りを!(とか言ってみる)