2013年11月20日水曜日

嗚呼、我が青春の宝塚よ!~『DREAM A DERAM』~

『エリザベート・ガラ・コンサート』から早や1年、再び宝塚OGの集う公演を観に行ってまいりました。

11月10日公演、スペシャルゲストにシメさん(紫苑ゆう)が出る回です!

(って、観に行ってからもう10日も経ってしまいました。公演も17日で終わっちゃってるし…。感想書くの遅い……)

今回も母に「シメさん出るし!」と誘われ二つ返事で「行く!」とチケットをお願いし、他にどなたが出るのかちゃんとチェックしてなかったんですが。

ウタコさん(剣幸)、カリンチョさん(杜けあき)、ヤンさん(安寿ミラ)、マリコさん(麻路さき)、とんちゃん(紫とも)と錚々たるメンバー。まさに我が青春の宝塚!

いやぁ、ホントに、「もう一度その舞台を観られるとは!」と感無量です。

もちろんそれぞれ退団後も舞台に立ってらっしゃるんですけど、宝塚の舞台とそれ以外の普通のお芝居やミュージカルはやっぱり別物ですもの。

今回ウタコさんやカリンチョさんはほぼ女装で、「華麗なる男役」のシーンはあまりありませんでしたが、マリコさんはメイクも髪型も現役時代のまま、ばっちり男役で。

変わってなーい!

退団後のマリコさんを生で拝見するのは初めてだけど、少しふっくらされた以外は全然変わってない。髪型懐かしすぎる。

カリンチョさんも全然変わってなかったけどー。若いわー、皆さん、さすがだわー。

13時開演で終演が16時20分、さらにその後トークショーがあったので、たっぷり3時間以上の長丁場。すごく楽しかったけどもう最初の方の記憶がない(笑)。

客席から「客のおばちゃん」の格好をしたマヤさん(未沙のえる)が出て来るところからスタート。おばちゃんのマヤさんってなんか新鮮(笑)。

客席からステージに上がってタキちゃん(出雲綾)と合流。タキちゃんは去年エリザベートのゾフィーでも美声をたっぷり披露してくださいました。

が、今回は歌少なめ。マヤさんと一緒に「脇を支える」感じで、ちょっと寂しかった。まぁ歴代トップスターの皆さんがこれでもかと出てらっしゃるので、組長経験者といえども脇に回ってしまうのは致し方ないところでしょうけれど。

第1幕は峰さを理さん、ウタコさん、カリンチョさんの3人がメインで歌を歌う感じ。カリンチョさんは相変わらず本当に歌がうまくて、ウタコさんは相変わらずエンターテイナーで、そして峰さんのお歌は相変わらずちょっと癖が。

あんまり得意じゃないなー、峰さんのお歌(^^;)

現役時代は拝見していない……って、そうか、昭和の『ベルサイユのばらⅢ』で峰さんは確か小公子をやっていたんじゃ。

『ベルばらⅢ』といえば、その時のアントワネット様初風諄さんとフェルゼン様鳳蘭さんもご出演。

鳳蘭さんは。

すごい。

そんなに出番は多くないのですが、舞台に出ていらしたとたんパッと辺りが華やぐ。

なんというか、本当にオーラが違う。

単に歌がうまいとか格好いいとかそういうのじゃないんですよねぇ。ただ立ってるだけで、舞台に出てきただけで、目を奪われずにいられないというか。

来年の1月で68歳におなりだそうですが……。いやぁ、素晴らしい。末永く舞台を務めていただきたいです。

1幕終盤の「セ・マニフィーク」、「ノバ・ボサ・ノバ」。うぉー!ってなりました。「セ・マニフィーク」はこういうステージでは鉄板ですが、やっぱ格好いい。好き。

「ノバ・ボサ・ノバ」も盛り上がります。今年はNHKがBSで「メモリーズオブ宝塚」と称して懐かしの舞台を毎月放送してくれていますが、「ノバ・ボサ」はトドちゃん(轟悠)のとマミちゃん(真琴つばさ)のを一挙放映してくれて、これまたうぉーっ!と(笑)。

ヤンさんが「ノバ・ボサ」歌っているのを見て、「そういえばヤンさん、やってみたい役にずっと『ノバ・ボサ・ノバ』のソールって書いてなかったっけ」と懐かしく思い出し。

残念ながらみんなで歌い継いでしまって、ヤンさんだけが歌い上げるというのではなかったけど。

うん、どうしても、スターさんが多すぎて、「一人でじっくり」というシーンが少なくなってしまうので、そこはちょっと残念でしたねぇ。もちろん「きら星のごとく」次から次へとスターさんが歌い継ぎ踊り継ぎというのも素敵なんだけど、やっぱりカリンチョさんやヤンさんという特に好きなスターさんにはもっともっと出番があってほしいと。

いや、まぁ、二人とも十分に出番は多かったんですけどね(笑)。

全編通してヤンさんめっちゃ踊ってはったし。

もう、ダンスめっちゃ綺麗で、美人で、すべてが美しくて、ヤンさん出てくると目が離せないっ!!!

なんか、「私こんなにヤンさんのこと好きだったの!?」って自分でびっくりするくらいヤンさんばっか見てました。惚れ惚れするぅぅぅぅぅ。

特に3幕目の赤いドレス姿のヤンさんが。

美しすぎる。

ヤンさん、ミキちゃん(真矢みき)、みはるちゃん(森奈みはる)の花組、好きだったなぁ。うん、好きだった。ちょうど一番よく宝塚に通ってた時代だから、ヤンさん&みはるちゃんのバウ公演『フラワードラムソング』に『ワンタッチオブヴィーナス』も見てるし。

今はトップさんのバウ公演ってあんまりないよね? あの頃はネッシーさんもカラマーゾフとか『パル・ジョーイ』とかやってた。

懐かしい。

鳳蘭さんが70歳近くであれだけのオーラというのも驚くけど、考えたらヤンさんももう50過ぎていらっしゃるわけで(Wikiによると今年53歳)、それであれだけの美しさ、あれだけのダンス!、ほんと素晴らしいです。

もしナツメさん(大浦みずき)が生きていらしたら、一緒に「サテンドール」踊ってくださったでしょうにねぇ……。

で。

1幕目、ノバ・ボサ・ノバで盛り上がって幕が下りて、また幕が上がって朝海さんが「Joyful!」を熱唱。ここはスターさんが日替わりで歌うコーナーらしいですが、ちょっと唐突というか、せっかくいい感じで幕が下りたのに、と思ったりしました。

2幕目では「ゲストピアニスト」としてマリコさんがピアノを弾きます。他の「スペシャルゲスト」とは一線を画す「ゲストピアニスト」っていう登場の仕方がなんかすごいですよね。もちろんマリコさんのピアノの腕前は知ってますけど、「え?歌わないの?踊らないの?ピアノだけ弾きに来るの???(笑)」みたいな。

実際には歌もちょっとあったし、しっかりと「男役スター」されてました。

うん、やっぱ、タッパがあるし、立ってるだけで格好いいよね、マリコさん。

2幕目は「ジャズ誕生!」みたいな、ちょっとしたストーリー仕立てになってて。マリコさん扮するピアニストに、他のメンバーが色々な音楽を――とりわけジャズを教えていく、って感じの。

音楽もダンスも格好良くて、楽しかった。

ドリームゲストの水夏希さんもここから登場。出演者をチェックしていなかったので、「あれぇ、この人、水さんに似てるなぁ」と思っていたら本物だったという。ははは。

水さんなんてつい最近まで観ていたはずなのに……退団公演『ロジェ』だってちゃんと観に行ったのに……一発でわかれよ私。

でももう水さんでさえ退団して3年になるんだものねぇ。早い。

ここのドリームゲストはトウコちゃん(安蘭けい)と水さんの2人が交替で務めていたそうな。トウコちゃんの歌も聴きたかったなぁ。

そして3幕目は。

チョンパ!

和服ドレスみたいな着物をアレンジした衣裳がすごい綺麗!皆さんそれぞれデザインが違って、衣裳を眺めるだけでも楽しい幕開き。

さらにカリンチョさんの若衆姿キタ━(゚∀゚)━!!!

『花幻抄』で使われていた「春は儚き一夜の夢なれど~燃ゆる思いを洛陽に~♪」っていうあの曲を歌ってくれた!!!

あの曲めっちゃ好きなんですよ!カリンチョさんの若衆姿もめっちゃ好きなんですっ!!!

美しい。

舞姿がね。

扇のさばきも素晴らしく。

あああ、もう一度カリンチョさんの若衆姿を観られるなんて(感涙)。

続く「阿国」の場面でもカリンチョさんの日本物の美しさをたっぷりと。嬉しい。

そして。

スペシャルゲスト登場!

まずはタータン(香寿たつき)が「どうして~どうして~♪」と「愛の面影」を熱唱。これってナツメさんの曲じゃん……。『ベルばらフェルゼン編』でナツメさんが歌った曲。タータンも歌ったんでしたっけ???

現役時代から変わらぬ歌の巧さで安心して聞けるとはいえ、ナツメさんの印象が強すぎて、ちょっとむずむずしました。タータンには『セ・ラムール』を歌ってほしかったなぁ。

続きまして。

本日のメインイベント、一番のお目当て、シメさん(紫苑ゆう)颯爽と登場!!!

いやぁ、もう、頭のてっぺんから足の先まで、「これぞ男役トップスター!」。タータンはごく普通の格好(オシャレな女優さんという感じ)で出てきたのに、マリコさん同様シメさんは髪型もメイクも衣裳も「ザ・男役」! 脚長ぇ~~~~~。超格好いい~~~~~~!

退団公演『ラ・カンタータ』より「熱愛のボレロ」。熱いわ、シメさん。

でもスペシャルゲストさんの出番はあんまり多くないです。はっきり言って少ないです。まぁ、あまり練習とかできないでしょうから仕方ないですが。

あとのトークショーでシメさん自身「出番は少ないですが……」と言って、「あ、あたし、なんかマズいこと言っちゃった!?」と自分でツッコんでらっしゃいました(笑)。

でも「ディガ・ディガ・ドゥ」やってくれたんで。別々だったけど、シメさんとマリコさんが「ディガ・ディガ・ドゥ」を歌ってくれる。ああ、生きてて良かったよ。

NHKさんお願い!『ディガ・ディガ・ドゥ』&『春の踊り~恋の花歌舞伎~』放送してぇ~!!!

タンゴのシーンは赤いドレスのヤンさんが素晴らしく。ああ、眼福。

彩乃かなみさんの「WEST WIND」も見事でした。これ、真織ちゃんが『メモリーズオブユー』かなんかで歌った曲よねぇ。懐かしいわ。

最後は『華麗なる千拍子』から「幸福を売る人」。夢はいかが 希望はいかが 明るい笑顔お安くしましょ♪

大盛り上がりのうちに幕が下りて。

オスカルトークショーです!

シメさん、カリンチョさん、ヤンさん、彩輝さん、朝海さん、水さんのオスカル経験者6人によるトークショー。

「え?オスカルですか?長くなりますけどいいですか?2時間とかかかりますよ」とのっけからシメさんのお笑いトーク炸裂! 舞台上の「白薔薇の王子様」姿も変わらないけど、「しゃべるとめっちゃ関西人」なこのノリもお変わりありません。このギャップにまた萌えるのよ、シメさん。

「見えていないのか!?なぜついてきたーっ!」のセリフは私(シメさん)が入れた、とか。

最初の脚本になかったけど、どうしても言いたいので脚本の先生(ってつまり植田センセか?)にお願いしたと。

そうだったのかー。(って、前に聞いたことがあるようなないような)

「え?そうだったの?」「何言ってるの、知ってるでしょ」みたいなカリンチョさんとのいじり愛も楽しく。

シメさん、カリンチョさん、ヤンさんは64期、65期、66期ということだそうで、シメさんとカリンチョさんはなんかいちゃいちゃして見えました(笑)。予科・本科の間柄だし、トップになる頃には同期も減っている中、「同じ時代をともに戦った同志」という感じなのかしら。

ヤンさんは、もともとおとなしい方ということもあって……おとなしかったです(笑)。

ヤンさんの、「オスカルをやっていなかったらここにいません」という言葉がなんか、感慨深かった。ミキちゃん(真矢みき)の方が目立っていた中、オスカルをやることでバーンと知名度が上がった感じだったものね。

そしてルコさん退団により2番手、2番手公演1つだけでトップに。

もともと「下敷きにオスカル様を入れているぐらい」ベルばらファンだったということで。

運命というか、縁というか。ねぇ。

「オスカルのセリフで一番好きなのは?」という質問にとっさに答えられず、カリンチョさんにフォローしてもらったり。

カリンチョさんはお話がとても上手でした。自分のことを話すのはもちろん、フォローとかツッコミとか、会話をエンターテインメントになさるのがうまい。

「オスカルをやって、愛される喜びを味わった」って言ってらしたなー。「男役って普段“愛する”ばっかりなんですよ」って。

カリンチョさんがオスカルをやったのは地方公演だったので、「今“全国ツアー”って言うの?格好いいね。私たちの頃は“地方公演”。5段の階段でも会場の盛り上がりがすごくて…」などなど。

アンドレ役はみゆさん(海峡ひろき)だったっけ? 観てみたかったなぁ、カリンチョさんのオスカル。

彩輝さん、朝海さん、水さんは、大先輩3人がいるだけにやはりおとなしめ。

彩輝さんと水さんがオスカル扮装でポスター撮り(CM撮りだったかな?)してる時に演出の先生が「そこの丸いのと長いの!」とおっしゃった、という裏話を披露されてました。

15~20分くらいのトークショー。公演終わった直後のお疲れの中(「(公演は楽しいけど)体はキツい」みたいにヤンさんが言ってらっしゃった。あれだけ踊ればなー)、本当にありがとうございました。

またお逢いできる日を楽しみに……。

嗚呼、OGの方達の常打ち劇場があるといいのに……。

1 件のコメント:

  1. Dear Sirs,I checked your blogs named "もっと、うららかな日々: 嗚呼、我が青春の宝塚よ!~『DREAM A DERAM』~" daily. Your writing style is bravo, keep it up! And you can see my website about 阿凡達.

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