2016年6月19日日曜日

『やじきた学園道中記F』第1巻/市東亮子


ついにファイナル! 最終章に入りました。

『やじきた』を初めて読んだのって確か中学生の時だと思うんですけど……。Wikiによると連載開始が1982年の9月。うん、中学生ですね。

途中中断もあったものの、30年以上の月日をかけて紡がれてきたやじきたコンビの活躍譚がいよいよ終わってしまうと思うと、なんとも寂しい気持ちがいたします。

とはいえ。

このファイナル1巻の最後に収録された市東さんの「ごあいさつ」によると、ファイナルの中には「アラハバキ編」「出羽編(仮)」……と複数のお話が入るらしく、「完結までにはまだ数年を要する」とのこと。

まだ数年は『やじきた』を楽しめる! あー、良かった。

この「ごあいさつ」、たった1ページですけど連載当初の裏話が披露されていて楽しいです。「どうせすぐ仕事もらえなくなるだろうから」「いつまでやらせてもらえるかわからないから」……と思って描いていた作品がこうして長く続いているんですものねぇ。読者としてもとても感慨深いです。

ファイナルでは「オールスター総出演」ということで、この1巻にも早速呉葉や姫御前が登場。

うーん、姫御前苦手なんだ……。姫御前とハーディと上総介様は出てこなくてもいいよ。あの人達出て来ると話がめんどくさくなるから……。

って、すでに東北のいにしえの神をめぐるお話は十分にめんどくさいですね。津軽編、遠野編、そして今回のアラハバキ編とずっと繋がって絡み合っているので、すっかり物覚えが悪くなってしまったおばさんとしては「えーっと何がどうなってたんだっけ?」と思い出すのが大変です。

面白いんだけどねぇ、いにしえの神の話。物部氏の話とかもへぇーって思うし。「不思議じゃない?皇族側が仏教を招き入れるほうに味方して物部氏の方が元々の神々を祀るべきと強弁してるの」(P144 林先生のセリフ)

神話、消された歴史、まつろわぬ神々。そして白虎、朱雀等四獣の名を持つ謎の武術。

面白いんだけど、話が壮大すぎて頭の中がゴチャゴチャ……。

もう一回「Ⅱ」を一から読み返して細かいところを思い出さないと。うん、「赤目編」ぐらいから読み返した方がいいかも。昔の「必殺編」や「箱根編」は何度も繰り返し読んだからよく覚えているけど、21世紀に入って連載が再開されてからの分はあんまり頭に入ってないから。



個人的には姫御前や上総介はどーでもいいので「必殺編」の勝取くんと「用心棒編・又」の桃井さんに登場してほしいです。いつだったか「篠北は俺のもんだ!」と豪語していた勝取くん、元気ですか(笑)。

あ、あと「箱根編」の美鈴ちゃんも好きだったな。

どうしているのか気になっていた片桐さんは今回名前だけ登場。「山形にいる片桐氏」って、あの片桐さんのことだよね? 玄武舞の継承者の家系だから、最後には絶対出てくるだろうと思っていたけど。やじさんが継承者として片桐さんと結婚するんじゃないか、って話もあったようななかったような。

それにしても足かけ30年、あっちこっち転校しまくりの二人はまだ高校2年生のままなんだったっけ? ここまでの色々な話はすべてたった1年以内に起こった出来事なのか。それぞれのエピソードはたった一週間とかだったりするから雪也と二人が知り合ってまだやっと半年でもおかしくはない……のか???

この際1巻からぜーんぶ読み返して時の流れを確かめてみるか!?

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