最近うちの夫が通勤途中にMDを聞いてましてですね。
「最近のはわからないから」と、渡辺美里とか小比類巻かほるとかTMネットワークとか、レベッカとか、そーゆー「我が青春の歌」みたいのを物色してるわけです。
私も夫もその頃は音楽フリークだったので、カセットテープは山のようにあるんだけども、MD化されているのは数が限られている。

それで、CDで持ってる米米クラブやバービーボイズをMDにダビングしようかとか、色々「懐かし系」の音楽について話していたら、「洋楽も聴きたくない?」という話になって。

ひとっ走りレンタルショップに行って、「80年代洋楽」のコンピを探してみた。
何種類かあったけども、「これにはあれが入ってない」「あれにはこれが入ってない」。
どれも帯に短し襷(たすき)に長し、という感じで。
うーん。
悩んだ末に、『R35』というCDを借りてみた。↓

2枚組で、「Pop Disk」「Rock Disk」というふうに編集されている。
「Pop Disk」の方はほとんど知ってた。
ワム!とかa~haとか、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド……、超懐かしい!

高校の創作ダンスで「Take On Me」踊ったよなぁ、とか。
中学の時はよその班が「カーマは気まぐれ」踊ってたし。
残念ながらこの『R35』にカルチャークラブは入っていないのだが。
「カーマは気まぐれ」がはやった時、あの「カマカマカマカマ♪」というサビに、「そんなに自分からおカマだって主張しなくてもいいのに」と、かなり真剣に思ったものである。

私が当時の洋楽をけっこう知っているのはプロレスと同じく弟の影響で、弟が「MTV」のような洋楽PVを流す番組をよく見ていたのだった。
私が高校生なら弟は中学生なわけだが、彼はカルチャークラブのレコードを持っていたように思う。
ハワード・ジョーンズのレコードとか。
なぜ弟にはそんな金があったのだろう。
姉ちゃんはレンタルで我慢していたのに。

そういえばお正月に実家に行った時、弟の部屋にデュラン・デュランとかデッド・オア・アライブとか、「うわ〜、これ貸して!」というCDが色々積んであった。
弟が不在だったので借りられなかった。
残念。

『R35』にはシンディ・ローパーやマドンナやマイケル・ジャクソンは入っていない。
「そーゆー人達は一人でベストが出せるからいいんだよ」と夫が言っていた。まぁ確かに一発屋さんもちらほらとはいますけどね。

マイケルといえば、「スリラー25周年記念」とかいうCDが出るそうで。↓

25周年……そうですか。もうそんなに経ちましたか。
『スリラー』というと本人のあのPVはもちろん、『とんねるずのみなさんのおかげです』でノリさんがコピーしていたヤツをつい思い出してしまう。
『スリラー』じゃなくて『BAD』の方だっけ?
どっちにしてもすごい完成度の高いコピーで、「よくやるなぁ」と思って見てた。
タカさんはライオル・リチ夫くん。
あの番組も長く続いてるね、ほんとに。

レンタルショップで80年代のCDは「オールディーズ」のところに置いてあった。
「オールディーズ」って、私の感覚では親の世代、「ポール・アンカとかニール・セダカとかプレスリーとかシナトラとか、そーゆーところを指すもんだと思ってたけど。
80年代はもうオールディーズになってしまったのだなぁ。
うーん。