昨日の午後は、なんとか無事だったパソコン。
今日はどうだろうか。
いちいちスリリングだ。

さて。
昨日おしゃかになった記事。
別になんということはない話だったのだが。

息子の算数の教科書をぱらぱらめくっていたら、「はしたの数」という章が出てきた。
小数のお勉強である。

「はしたの数」などという言葉を私は日常で使ったことがないので、「子ども達にわかるのかな?」と思ったのであった。
もしかして関東地区とかでは「はしたの数」って普通に言うんでしょうか。
私的には「はんぱの数」と言ってもらった方がぴんと来るんだけど。

新解さんを引いてみたら。

【はした】①計算の結果出た(単位以下の)過不足の数量。②中途はんぱなこと(様子)。③必ずしも必要とされない部分(人)。④はしため。

とあった。
①の用法はつまり、れっきとした「算数用語」ということだよね。
【はした】の項の続きには「はした金」という項目がある。
ああっ、「はした金」!
それなら知ってる。
なるほど、「はした」ね。
ちなみに「はしたない」という言葉も「はした」の項の派生として書いてある。「ない」は形容詞を作る接辞であって、否定の意ではないらしい。
とすると「はしたない」というのはもともと「中途半端な」という意味だったのだろうか。

ついでに「はんぱ」も引いてみた。
【はんぱ】①全部そろっていないこと(物)。不完全なこと(物・様子)。②どちらともつかないこと(もの・様子)。

必ずしも「数」の話ではない。

さらに「小数」も調べてみると。
【小数】①小さな数。②〔数学で〕絶対値が一より小さく、零でない実数を位取り記数法で表したもの。〔広義では、整数ではない実数を位取り記数法で表したものを指す。整数の部分が零でない場合、これを「帯小数(たいしょうすう)」という。なお、特に断らなければ、十進法によるものを指す〕
ということだそうだ。
狭義では「1以下」、「0.00346」とか「0.589」とかいうのが小数で、「3.14」とかは小数でないということね。

先生はやはり教科書通り「はしたの数」と言って説明するのかしらん。
誰か「そんな言葉聞いたことない。わからん」とたてついてくれないかな(笑)。