昨日書いたとおり、iPod nanoを思いがけず手に入れてしまった我が家。

というか、「手に入れた」のは「夫」で、それを勝手に私物化しようとしている私と息子なのだけれど。

とりあえず、「使ってみる」ためにはパソコンにiTunesを入れなければならない。

入れてみた。

初回起動の際に、「マイミュージック」に入ってるWMAファイル(Windows Media Playerのファイル)を自動で取り込んでくれるというオプションがあり、うっかりチェックしてしまう。

そんなの始めたら、ヨガへ行くまでに終わらない。

BoAちゃんとGacktさんの曲が全部で142曲入ったところで一旦止める。

WMAからの変換、意外に速かった。Lismoよりは断然速いなぁ。

ヨガから帰宅後、入った曲をちょろっと整理して、「アートワーク」(ジャケット写真)を貼り付け。

iTunes Storeから自動で入手できるものもあるのかな?と思ったんだけど、Storeに登録するにはクレジットカード番号を登録しなければいけなかったので、それはやめて自分でちまちまと画像を貼り付ける。

そしていよいよiPodを接続すると。

「iPodの登録」と、「iTunes Storeへの登録」が自動で立ち上がって、結局クレジットカードを登録させられてしまった。

別にまだ楽曲を買うつもりなんか全然ないのに、なんで最初からカード番号を登録させられなきゃいけないのだ。ちょっと(かなり)気にくわない。


んで。

やっとiPodに曲を転送して、フル充電した後、視聴。

「音がひどい」とAmazonのレビューに書いてあったんだけど、確かに良くはない。

別に耳に自信があるわけじゃなし、他に携帯音楽プレーヤーを持っているわけでもないので比較もできないんだけど、音が割れてる気がする。

BoAちゃんの曲はそんなに気にならないけど、Gacktさんの曲だとバックの音が割れる。「割れる」というか……「汚い」というか……重層的に作り込んである音を表現しきれてないというか……。

いや、まぁ、そんな「いい耳」してないんでテキトーな感想なんだけど、少なくとも、「わぁ、きれい! すごいいい音!!」とは思わなかった。

「付属のヘッドフォンの性能が良くない」という話もあるみたいなので、そのへんにあったKENWOODとかAIWAのヘッドフォン(どっちもおそらく昔の携帯カセットテーププレーヤーの付属品)に付け替えてみた。

AIWAだと、ちょっと音が上品になった気が(笑)。

「そんならでかいので試してみれば?」と息子に言われ、携帯用ヘッドフォンではない、Victorの「でかい」ヘッドフォンで聴いてみた。

うーん……やっぱり、「いい音!」ではないような。

ファイルがWMAからの変換だっていうのも、もしかして関係がある?

でも携帯音楽プレーヤーって、そもそも電車の中とか雑踏とか、「うるさい場所」で聴くものなんだし、そんな「上等な音」である必要もないのかな、とは思う。

そもそもが、外で、色々な雑音とともに聴く代物なんだしな、と。

でも今ドキはもしかして、ミニコンポなんか家になくて、家の中でもパソコンとiPod(のような携帯プレーヤー)でしか音楽を聴かない、って人も多いのかな。

かくいう私も、パソコンで聴くことが多くて、コンポを使うことが少なくなったもんなぁ。

「ちゃんとしたコンポを買う」っていうの、高校生時代の憧れだったんだけど。

今、コンポなんか売れてないんだろうなぁ、きっと……。


音は別にきれいじゃないが、液晶画面はきれいなiPod。

お洒落だし、同じ景品にするならやっぱり他のプレーヤーじゃなくて「iPod」の方がなんか箔がつくよなぁ。

息子もいじってみたくてしょうがなく、「僕にも聴かせて~!」「僕の好きな歌も入れといて~」とうるさい。手渡したが最後、さっさと「ゲーム」を発見しちゃうし(だから触らせるの嫌だったんだ)。

……なんで「音楽プレイヤー」にゲームを入れるかな、iPod。