昨日、「渡辺さんが解散決議案に与党でただ一人賛成」というニュースを見て。

へぇ、国会やってるんだぁ。

とまず思ってしまった。

予算がどーの、2次補正がどーの、という記事は新聞で目にしているはずなんだけど、なんかこう、「ちゃんと政治が機能している」というふうにはまったく思えなくて、「国会ってやってるんだっけ?」と思ってしまう。

まぁ、日本で「政治」というのは「国会」とは関係のないところで行われているものなのかもしれないけれど。

解散総選挙、福田さんが辞めた時には「10月にもあるか、11月の何週目か」などと言っていたのにね。

今となっては「そんなこともあったっけ」という感じ。

なんか、パネル使って予算の説明とかされてもなぁ。

決して国民は「そういうわかりやすさ」を望んでいるわけじゃないと思うんだけども。

何をしてもしなくても、麻生さんの顔を見ると「あ~あ」ともはや気の毒にも見えてしまって、国民が自分の国の首相に「期待」ではなく「憐れみ」を感じるって、ねぇ……。

「異常な危機には異例の対応を」という麻生さんの言葉を、NHKアナの方が「異常な危機には異常な対応を」と読み間違えていた。

そのすぐ後のVTRで麻生さんが「異常な危機には異例の対応を」と言っているのを見て、「麻生さんはちゃんと読んだのね」(笑)。

……笑ってる場合ちゃうよなぁ……。

「選挙をすれば良くなる」かどうかはわからないけど、しかし「このまま」じゃやっぱりどうしようもないんだろうと思う。

とりあえず「選挙したら?」って思うんだけど、私が思っただけじゃあ「選挙」は行われないし、国会議員さんが何十人かで思っても、やっぱり行われない。

主権は国民にあるはずなのに、「選挙をやるかどうか」を決めるのは「国民」じゃないんだなぁ、と一人だけ「賛成」と起立している渡辺さんの映像を見て思った。

でも、あれはあれで「国民の意思」を反映しているのかな?

「今、選挙をしてほしいですか?」と言ったら、やっぱり「No!」の方が多いのかな。

もちろん、私もいざ「選挙」になったところで、「誰に入れるん?」っていうのはあるんだけど。

本当にやってほしいのは、別に「選挙」ではなくして「まともな政治」なわけだし。

「まともな政治」というのは、どのようにすれば実現するものなのでしょうか……