今朝のニュースで、オバマさんの演説をちょこっとだけ聞いた。

「教育への投資」っていう部分。

いいなぁ、日本もそーゆーこと言ってほしい。もちろん言うだけじゃなく、実際にやってほしい。

学校の耐震化工事なんて、ほんと景気対策にもなると思うねんけどな。

こーゆー経済の状況になって、むしろ教育なんかにかけるお金はない!って感じでしょう。

子どもは少なくなってんだから、予算が少なくなるのは当たり前、みたいな。

いくら投資したって、もう自動車とか前みたいには売れないと思うけどな。

産業構造そのものを見直さなきゃならない時期に来てるんだから、「教育」に投資することでお金が回るようにする、っていう発想が必要でしょう。

時代が変わっても「教育」はなくならないものだし。

「国家」を支えるものは「国民」であり、「子ども達」なんだもんね。

「もっと生め」ばっかりで、「育てる」ところはほったらかしじゃなぁ。

医者が足りないっていう「医療崩壊」の話だって、「じゃあ医者をもっと増やしましょう」で誰でも彼でも医者になれるってもんじゃないもんね。

失業対策にお医者さんや看護婦さんになってもらいましょう、ってわけにはいかない。

子どもを医師に育て上げなくちゃいけないわけで、種まきをしないでいきなり収穫しようったって、無理ですわな。

子どもを医大へ行かせられるだけの経済的余裕のある家庭なんて、これからますます減っていくような気がするよ……。


「家庭」といえばオバマさん、「家庭教育」の話もしてらっしゃいましたね。

「子どもの宿題を手伝ったり、ゲームを片付けて本の読み聞かせをしたり、そういう父親や母親が一番の教育政策である」みたいなこと。

「教育は家庭から」と。

オバマさんに言われると拍手してしまう(笑)。

麻生さんが同じこと言ったら絶対「うるせぇ、大きなお世話じゃ」って思うやろな(爆)。

「その服よく似合うね」の一言も、イケメンが言えば褒め言葉、うっとうしいおっさんが言えばただの「セクハラ」、みたいなもんですか。

オバマさんも決して順風満帆ではないみたいだけど、でもついつい彼我の差を比べてしまうなぁ。