あまりにも喉が痛かったので、耳鼻科に行ってきました。

薬もらって飲んだものの、そんなにすぐ効くわけもなく。

あ~、苦しいよ~~~。

いつも混んでいる耳鼻科。待ち時間が長いのだけど、今日はお友達に借りた『ガラスの仮面』があるから全然大丈夫!

ってゆーか、時間足りないくらいやった(笑)。

最新の43巻と、その前の42巻を持って行って、43巻に入ってすぐに名前呼ばれちゃって。

「今いいとこなのに」みたいな。

長引いてもいい時はすぐ呼ばれて、「早くしてくれ~」って時はなかなか呼んでもらえないものよね。

さて。

4年ぶりの『ガラスの仮面』、新刊。



その前の42巻は、6年ぶりだったのかな。

私、どっちも読んでなかった。

何巻あたりだったか忘れたけど、マヤが「紫のバラの人は速水さんだ」って気付いて、マヤと真澄さんの二人の恋模様がかなりクローズアップされてきていたんだけど、なんか、42、43巻はもう演劇マンガじゃなくて「昼メロ」マンガって感じ(笑)。

なんだぁ、このどろどろな三角関係だか四角関係だかは~っ!って。

相変わらずアホな真澄さんの態度にいらいらしつつ、でもアホだからこそ好きというか、面白いというか、「あんたら何時代の人間やねん!」と突っ込むのがまた楽しい(爆)。

昭和だよね、絶対。

だって、『ガラスの仮面』って、私が小学生ぐらいの時に始まったはずでしょ。最初、マヤはまだ中学生ぐらいで、今は20歳ぐらいかな? 物語が始まってから今まで、あのマンガの中ではせいぜい10年ぐらいしか経ってないと思う。

まだ昭和だよ、絶対。

今回ケータイが重要アイテムとして出てきてるけど、本当はまだそんなものない時代の話のはず(笑)。

昭和の時代に読んでても、いちいちのエピソードは「くさい」と思ったけど、平成になって読むとさらに身もだえしちゃうぐらい「くさい」。

でも、「これでもか!」というその「くささ」がまた、たまらなかったりはします。

これぞまさしくドラマティック。これぞ「演劇的」!

もうホントにね、マヤと真澄さんの「許されない愛ごっこ」には身もだえしちゃうよ。

ちょっと後ろからガツンと真澄さんの頭をひっぱたきたくなる(笑)。

だって、あれってやっぱり「ごっこ」でしょう? 一歩踏み出しさえすれば、願いは叶うかもしれないのに、結局怖がって、自分で線を引いてしまっているんだもの。

まぁ、そこが真澄さんの可愛いとこではあるんだけど……。

うーん、どうなるんだろうね?

マヤと亜弓さんと、どっちが「紅天女」役を射止めるか、っていうことより、マヤと真澄さんはどーなるんだろ?って方が気にかかる。

どうオチを付けるのかなぁ、って。

最初、『ガラスの仮面』を読み始めた時、『紅天女』というお芝居は描かれずに終わるんじゃないかと思ってた。

伝説の舞台は伝説の舞台のままじゃないかなぁ、って。

美内さんの中に「イメージ」はあったかもしれないけど、それをちゃんと形にして描くのは大変だし、ああまで引っぱったからには「とんでもなくすごい芝居」として描かなかったらみんな納得しないものね。

いよいよ『紅天女』というお芝居が描かれ始めて、最終的にはやっぱりマヤが勝つんだろうと思うんだけど……。

まだ、そこに至るまでは長いんだろうなぁ。

マヤと真澄さんも、こうまで引っぱった以上は、そう簡単にくっつかないだろうし。

もう真澄さんは最後マヤを助けるために死んで終わり、ぐらいにするしかないのでは!?

前、安達祐実主演の実写版『ガラスの仮面』ではなんか、そーゆー終わり方だったよね。真澄さんが意識不明で病室にいて、マヤがずっと看病してる、みたいなところで終わったんじゃなかったっけ?

あのドラマも、もう10年前の話になっちゃった。

最初は「え~っ!」って思ったものの、どんどんはまっちゃって、最後のスペシャルでは感動して泣いてた(笑)。

あの時に、文庫版を何冊か買ったんだったわ……。

44巻は、何年後に出るんだろう(笑)。

早く終わってほしいような、でもずっとこのまま、永遠にマヤと真澄さんは互いを想って苦しんでいてほしいような。

って、サド!?(笑) でも「恋」って、あーゆー状況が一番燃え上がるし、苦しいけど一番楽しいような気がするよ(爆)。

う~ん、でもやっぱり早く続き読みたい!