昨日、「大平貴之と星のお兄さんのビッグプラネタリウムショー」というものに息子と2人で行ってきました。

大平貴之さんというのは、「メガスター」というすごいプラネタリウムを作っている方で、数年前には「違いのわかる男」としてネスカフェのCMにも出ていらっしゃいました。

メガスターは、その「投影星数」や先進技術でギネスにも載っています。(メガスターについて詳しくはこちら

そして「星のお兄さん」というのは滋賀県では有名な「爆笑星座解説プラネタリアン」でありまして、星座解説にお笑いを持ち込んだ、画期的な方です。(「星のお兄さん」の公式サイトはこちら

この2人がコラボして、「メガスター」による星空を解説してくださるという、プラネタリウム好きにはたまらない企画が、昨日滋賀県であったのです。

ま、私は「すごいプラネタリウム好き」というわけではないのですが、好きか嫌いかって言われれば好きですし、息子も「大人の科学」のおかげで大平さんのことはよぉく知っていて、メガスターのことも知っていたので。

あのメガスターが滋賀県で見られる!となると、行かないわけにはいきません。

ちなみに「大人の科学」というのはこれです↓



夫のお友達に星好きな方がいて、息子へのお土産にこれをくれたのです(「星・星座」という図鑑もいただいたことがあります。いつもありがとうございます)。

まだ小学校入ったばかりぐらいだった息子、がんばってこの「ピンホールプラネタリウム」を作ったのですが。

やはりなかなかきれいに作るのは難しく……あまり投影されていません(笑)。

この付録のプラネタリウムも大平貴之さんプロデュース。

で。

今回のこのイベント、案内に「先着200名程度」と書いてあり、私と息子は「万一210人目とかになったら大変だ!」ということでかなり早めに会場に行ったのですが。

全然大丈夫でした(笑)。

最終的に席はいっぱいになって、お二人の人気のほどが窺えたのですが、あんなに早く(1時間前くらいに行った)行く必要はなかったかと。

待ち時間長くて少々疲れましたが、でも行った甲斐は大ありでした♪

大変楽しかったです。

最初に10分くらいかな、大平さんと星のお兄さんのトークがあって。

大平さん、「ダバダ~♪」とネスカフェCMを再現してくださったりして。「星のお兄さん」が面白いのはもちろんなのですが、大平さんもなかなか、意外に楽しい方でした。

すごく背が高いんですよね。

188センチあるそうです。

別に、身長とプラネタリウムは関係ないんですけど(笑)、小学生の時初めてプラネタリウムを作った時の前後1か月くらいの記憶は飛んじゃってるんですよ、っておっしゃってました。

「きっとその時に宇宙人に拉致されて、本物の宇宙の星空を見て、それでプラネタリウムを作るようになったんだ」、そーゆー話にしておきます、みたいな。

しかし小学生で「プラネタリウム作ろう」と思う、って、ほんとすごいですよね。

昨日もらったチラシに、「信条」として「人間は可能は証明できるが、不可能は証明できない」という言葉が載っていて、さすが!と感心しました。

「不可能は証明できない」……確かに言われてみればそうですけど、すぐ「私にはできない」と言ってしまうのが凡人の哀しさ。これからは「できない。無理」という前にこの言葉を思い出すようにしなければ。

……なかなか肝心の「メガスター」の話になりませんね(笑)。

昨日会場にやってきた「メガスターⅡ」は1号機の「フェニックス」でした。投影星数410万個。

おおおおおっ!という素晴らしさだったんですけど、何よりすごいのが、会場がホテルの普通の宴会場っていうことです。

プラネタリウムっていうと、普通「ドーム状の天井」をイメージするでしょう?

それが真四角の部屋で、天井にはいっぱいシャンデリアがぶらさがってるようなところで、ちゃんときれいに星が投影されるんですよね。

お客さんの体にも、床にも、映る星々。

家庭で楽しむプラネタリウム「ホームスター」というのも売られてますし、今は「お風呂で楽しむプラネタリウム」もあるんですけど、でも平らな壁に映し出されるプラネタリウムって、やっぱりかなり新鮮でした。

「星のお兄さん」の解説がまた、笑えますし。

全体で30~35分くらいのイベントで、メガスターの投影も15~20分くらい、あっという間の出来事でした。

もうちょっと長く見ていたかったですけど、でもほんと、楽しかったです。

このイベントのことを教えてくれたお友達のMさん、ホントにありがとう。

今度は日本科学未来館とか川崎の青少年科学館とか、メガスター常設のところでもっと長時間あの星空を眺めたいです。

関西にも常設館あるといいのにな……。