一夜どころか二夜も明けてしまったイナズマロックフェス2009。

遅ればせながら2日目9月20日の模様をレポートさせていただきます!

と言っても私のこと、いつものごとくライブ本体の話よりよけいな話が多くなると思いますが、どうぞご容赦くださいませ。

ではスタート。


15時開演ちょうどぐらいに着くべく家を出て、草津のシャトルバス乗り場へ。

駅から徒歩10分、ということでけっこう遠いだろうことは覚悟していたんだけど。

ホントに遠かった!

乗り場である運動公園が駅から離れているのはしょうがないとしても、公園見えてから実際にバスにたどり着くまでぐるぐる遠回りさせられるのがものすごーく疲れた。気分的に。

お客さんが集中しないよう、列になって順番に行けるようわざとぐるーっと順路が作ってあるんだろうことはわかるんだけど、わかるんだけど、遠い~~~~~。

滋賀県人、歩くの慣れてないんだから(笑)。

草津じゃなくて栗東だったら駅近くでバス乗り場が確保できたのでは、とか、守山からの方が烏丸半島近いだろうとか、旦那さんと二人でぶつぶつ議論。

栗東じゃ新快速止まらないし、県外の人にはわかりにくい&利用しにくいかもしれないというのはわかるんだけど。

滋賀県民にとってはそもそも「車で行っちゃダメ」ってところからして不便だから、駅からすぐバスが出てくれないってゆーのはホントになんか無駄が多くて。

うちからだと烏丸半島、車で直で行った方がよほど早いのに、最寄り駅まで車で行って(自転車で行けるほど駅が近くない)駐車料金を払ったうえ、JR代を払って歩かされて、シャトルバス代も払わされる。

……草津駅からタクシー乗ればよかったんだよね。ただ、帰り、会場でタクシーがちゃんと捕まえられるか心配だったから、安全なシャトルバスを選んだんだけど、結局帰りに見たらタクシーいっぱい道路に並んでたもんなぁ。

あくまで「道路」で、会場内に「タクシー乗り場」って案内はなかったけど。

あれもどうかと思ったわ。バスの方が環境にはいいけど、タクシー乗り場の案内がないのは不親切な気がする。

あと、県民的には普通に路線バスで草津から烏丸半島へ行くという手があったのだ。これも帰り、最終が何時まであるんだろうと思ってたんだけど、20時前まではあった……。終演20時予定だったから、最後まで楽しもうと思ったら路線バスでは帰れないけど。

うーん、なんか、もうちょっとあのシャトルバスはスマートにできないのかなぁ。今回二日ともめちゃめちゃいい天気だったからよかったけど、雨だったらあの徒歩10分長いし、バス止まってるところグラウンドだから足元悪いよね。


と、いきなり文句から始まってしまいましたが。これも今後末永く続いてほしいとの思いからでございます。あのままだとうちの旦那さんもう付き合ってくれないから(笑)。なんとか改善お願いした~い。

途中、「全日本水上スキー選手権」というような看板を横目に見つつ、バスは烏丸半島へ。

降りるともう、「今すぐKissMe~♪」と聞こえている。あら~、始まっちゃってるじゃん。

LINDBERGは15:05からの予定で、私がバスを降りて時計を確認したら15:07。発着場から無料エリアを経て有料エリアに入場し、C-5ブロックにたどり着く頃には、1曲目すっかり終わっていた。

残念。

前の方はすごい人口密度のようだったけど、後ろのC-1やC-5は空いてた。ブロック内はレジャーシート禁止ということで、C列のさらに後ろに「ピクニックゾーン」というのが設けられている。別にそっちでいいなぁ、と思ったけど、まぁせっかくだからC-5ブロック内へ。

渡瀬マキちゃんが、オープニングに登場したのであろう市長さんや、草津市のマスコット「たび丸」の話をしている。「たび丸」は会場内で愛想を振りまいていたらしく、スクリーンに登場し、ちょっとだけマキちゃんと会話。

「何歳?」と聞かれ、「65歳」。

どんだけ年くったマスコットやねん。

一体誰がしゃべってるんだろう?と思うぐらいなかなか素晴らしい受け答えをしていた、「たび丸」。

LINDBERGは全部で6曲ぐらい歌ってくれたのかな? 最後は「BELIEVE IN LOVE」。マキちゃん、声変わらない。パワフルでこっちまで元気が出てくる歌声。地声っぽいあの発声でなんで声が涸れないんだろうと改めて不思議に思う。

会場は本当に雲一つない青空。午後、傾き始めた陽がものすごく強烈で、サングラスをしていても眩しい。鼻の頭が焦げる。

C-5ブロックの最後部付近でもステージ上の姿はちゃんと見え、この間のたまアリのGACKTさんよりよほど近かった感じ。ただ、傾斜がないから人垣で見えないところも。ステージも見てたけど、やっぱりスクリーンを見てる時間の方がずーっと長かったな。

スクリーンの映像、非常にクリアに感じた。見やすかった。

開催数日前に発表された吉本芸人さんの出場。アーティストとアーティストの間の、いわゆる「幕間」「場つなぎ」という感じで、まずは「世界のナベアツ」登場。

滋賀県出身ですから!

滋賀県民なら誰もが知っている(?)「琵琶湖温泉~ホテル紅葉~♪」の歌を歌って、お客さんに「昨日ムーディ勝山も歌ったよ」と突っ込まれる。

ははは。

ムーディも滋賀県出身。

ネタかぶってるし。

じゃあこれはどうだ!と「平和堂の歌」。平和堂って、滋賀ではもっともポピュラーというか、「平和堂以外にスーパーってあったっけ?」というぐらい幅を利かしているスーパーなんだけど、あの歌、私は聞いたことがありません。うちの旦那さんは非常にウケてたけど。

ナベアツさんが「滋賀の人!」「滋賀以外の人!」と手を挙げさせていたけど、やはり滋賀以外の人の方がずいぶん多かったよう。

北海道や、フロリダ(だったかな?)から来た、という人も。

まぁはるばるご苦労様でございます。

そういえば草津駅では草津市観光協会みたいな人達が観光情報を配っていたし、会場では滋賀県全体の観光情報も配っていたけど、このフェスに来てついでに滋賀で観光してくれた人はどれだけいるんだろう……。きっとみんな京都や大阪に行ってしまったような気がする……(自虐的な滋賀県民)。

で。

次がSEAMOです。

まずはシーモネータースタイルで2曲。……話に聞いてはいたけど、目の当たりにするとなかなかすごい、シーモネータースタイル。裸で、股間に天狗のお面。

スクリーン、アップにしてくれなくていいですから~。

「西川さんに呼んでもらったので正装で来ました!」と言いつつ、「皆さんが引いているのはわかっております」「これがホントに“またあいましょう”歌ってるヤツか?と思っていらっしゃるでしょう」(笑)。

滋賀県に親戚たくさんいるんで、よく来る、という話もしてました。在来線で、米原で乗り換えて、と。

この間「ケンミンSHOW」で、大津の人間にとって京都は庭だとか、京都新聞の話とか出てたけど、米原とか北の方になると、俄然東海地区が身近になる。中日新聞も配られてるし、大津行くより岐阜行く方が近かったりするし。

うち、NHKラジオ、名古屋放送局のが入るもん。天気予報もニュースも東海地区の話で、役に立たない……。

ま、そんな話はともかく。

SEAMOです。

DJさんが1曲楽しませてくれてる間に服を着てSEAMOスタイルになったSEAMO(という言い方も妙だけど)、「またあいましょう」「CONTINUE」「ルパン・ザ・ファイヤー」を披露。

裸スタイルは目のやり場に困るけど、音楽はけっこう好きだな、SEAMO。いい声してるよね。楽しかった♪

次の幕間は「有酸素運動マン」サバンナの八木ちゃん。

だったけど見ないで(笑)夕飯タイム。無料エリアへ移動。

無料エリアでは「滋賀観光物産フェア」をやっているはずなのに、なぜか「神戸牛」の幟。

なんでやねん。

「加古川名物」という文字もあった。……それも兵庫県やん。

まぁふなずしも売ってたけど、あれをその場でお昼ご飯やおやつや夕飯として食べようと思う人はそんなにいないよね。(私はあれ、食べられません)

「立ち食いできる」ってことで普通にお好み焼きとか鶏からとか売ってて、あんまり滋賀っぽい感じはなかったな~。鮎の天ぷらとかブラックバスのフライとかあるかと期待してたのに~。

そんな中、「岡喜」さんで揚げたてコロッケ♪

旦那さんは隣の「千成亭」で串ステーキも。

「岡喜」「千成亭」も私ら夫婦的には「おおっ!」という近江牛屋さんなんだけど、非常に地味に商売してらして(笑)、私らが行った時には閑散とした感じで。

「なんで岡喜に行列ができてないんだ!」と怒るうちの旦那さん(爆)。そら県外の人は知らんって。

私ら、「家にお土産」ってコロッケ10個、パックで買いましたからね。わはは。

あと「草津ラーメン」というのを食べて、永源寺池田牧場のジェラートをデザートに。

そして間伐材で作ったひこにゃんストラップと、高島の扇子を買って、すさまじいトイレの行列に並んでいるとBUCK-TICKが始まった音が聞こえてきた。

というところで、「その2」に続きます。


(※9年後、2018年に参戦した時の記事はこちら「久々のイナズマロックフェス~その1~」