昨日の『MOVIE大戦2010』感想で書き忘れた小ネタ。

(※今回もネタバレあります!ご注意下さい!!)



【その1:鳴海荘吉は趣味で仮面ライダースカルに変身していたのか?】

ビギンズナイトで荘吉が変身する時に、「ガイアメモリは仕事では使わないのがポリシー」というようなことを言うのだった。

探偵の仕事ではガイアメモリを使わない=ライダーに変身しない。

ということは、一体彼はいつライダーに変身していたのでしょう。

何のために変身していたのでしょう。

趣味?(笑)

まぁライダーって、みんな「職業」としてはやってないけど(爆)。

ボランティアで怪人倒してくれてるんだよねー。ありがとう、ライダー。

でもそもそもなぜ鳴海荘吉はあのロストドライバーと「スカル」メモリを持っていたんだろう?

普通のドーパントはみんなメモリだけでドライバーは持ってないでしょ。

ドライバーは普通には売ってないというか手に入らないんだろうになぁ。

なんで持ってたのかなぁ。

あと、「スカル」メモリに入ってるのは何の記憶なんだろう。

「サイクロン」=風の記憶 「ジョーカー」=切り札の記憶(ってどんなんや)

「ルナ」=幻想の記憶 「トリガー」=銃撃手の記憶

ってふうに説明されてるんだけど、「スカル」=頭蓋骨の記憶???


【その2:ビギンズナイトの一件を依頼したのは誰?】

荘吉は「運命の子」と呼ばれていたフィリップを救出する仕事で命を落とすわけなんだけど、一体あの仕事は誰からの依頼だったのか?

なんとなく園咲家当主の策略のような気もするよなぁ。

フィリップがあそこにいてあーゆー仕事をしていることを知っている人間は限られているわけで……。

こないだテレビの方で「フィリップはやっぱり…」っていうほのめかしがあったことも考え合わせると、変身ベルト=ダブルドライバーを開発して野に放ったのも園咲家当主なのでは……。

まぁまだ出て来ていない登場人物ってのもいっぱいいるのかもしれないけど。

もしフィリップの出自が本当にあれだったら、途中で葛藤とかあって面白そうだよね。

仮面ライダーってもともとショッカー=悪の組織に改造された、怪人として活躍することを期待して作られた存在で、それが「親」というか「創り主」に背いて人間のために(あるいは人間としての自分の尊厳のために?)戦うお話だから。

映画で明かされたフィリップの戦う理由はそういう意味で興味深かった。

翔太郎に持ちかけるセリフもよかったな。正確な言い回し忘れちゃったけど。悪魔云々、ってやつ。

ディケイドや他の平成ライダーと比べて、Wはビジュアル的にも昭和ライダーに近くて、マフラーもしてて、「10周年」終わって原点を意識しつつ新しいことを、って感じなのかな。


【その3:「おやっさん」という名称】

翔太郎は荘吉のことを「おやっさん」と呼んでいる。

映画のパンフにはプロデューサーの方の「荘吉はライダー用語でいう“おやっさん”なので」という発言が載っている。

ライダー用語で「おやっさん」と言えばそれは立花藤兵衛。

うーん、だいぶイメージが違う(笑)。

でも「おやっさん」という存在を出してくるというのもある意味「原点を意識した」なのかもね。