すっかり仮面ライダーファンとなっている我が家。
親子3人で東映夏の特撮祭り観てまいりました。
昨年の「オールライダーVS大ショッカー」、「MOVIE大戦」、そして6月の「仮面ライダートリロジー」に続き、劇場へ足を運ぶのももう4作目。
まさかこんなことになるとは、「オールライダー」を観るまでは思ってもみませんでした(笑)。
すべてはGACKTさんが「ディケイド」の主題歌を手がけたのがきっかけ。人生何が起こるかわかりませんねー(爆)。
さて。
夏のライダー映画は基本「戦隊モノ」との併映のようで、今回もまず『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』からの上映。
(私たちが観たのは2D版で、残念ながらヒーローは飛び出してきませんでした)
昨年の「シンケンジャー」は侍がモチーフということで興味があり、ちょろっとテレビシリーズを見たり、またディケイドが「シンケンジャーの世界」を旅する、というお話もあったので、馴染みがあったのですが。
ゴセイジャーに関しては何の予備知識もなく。
それでも何の問題もないのが戦隊モノだったりはしますが(笑)。
なかなかアクションが派手で、爆発も多く、なぜか怪物達が自転車に乗っていたり、見応えのある「映像」になってました。30分程度の短さの中にそれなりに起承転結を入れ、それぞれ見せ場のアクションも入れ、スタッフさん達すごいな、と思います。
巨大ロボはどうしても「大鉄人17」に見えてしまいますが(爆)。
あのロボット、めっちゃバランス悪くない? すごい動きにくそうやねんけど(笑)。
SFロボットアニメがなくなってしまった今、この手の「合体ロボ」は戦隊モノが最後の砦なんでしょうね。おもちゃ業界にとっての最後の砦というか。
そしてお待ちかね、『仮面ライダーWフォーエバー AtoZ運命のガイアメモリ』。
「フォーエバー」って、まだテレビシリーズ終わってへんやん、と思うんですが。
こちらもアクションに力入ってるなー、と思った。
パンフに監督さんが書いてらっしゃるんだけど、去年の「オールライダー」が「これでもかっ!」という人海戦術、CG合成での派手なアクションの集大成だったので、今年は「肉弾戦とバイクアクション」にこだわった、と。

うん、バイクアクション、すごかった。
Wも普段テレビシリーズでは出てこないすべてのメモリの組み合わせがどんどん出てきたし、物語の途中でガイアメモリが無効化されて「変身できなく」なって、生身のままのアクションシーンもけっこうあったしね。
敵が不死身のテロリスト集団で、変身前の「人間」のままでも十分すぎるほど強いから、「肉弾戦」も派手になる。
去年はライダーマンをGACKTさんが演じ、今年は松岡充さんが仮面ライダーエターナル。
ちょうど観に行った日が松岡さんの誕生日で、ええっと、39歳にならはったんかな。
松岡さんの方がGACKTさんより2つ年上なのか。
ライダーマンは「ええもん」で、「エターナル」の方は「最凶の仮面ライダー」。つまり敵方。
デザイン的にちょっとファングとかぶってるんだけど、ナイフアクションがかっこよかった。
でも。
今回の主役は松岡エターナルじゃなくて須藤ルナなんちゃうかと。
ツボだった、須藤元気さんのおネェキャラ。
おネェなマッチョってまるでルッスーリア(家庭教師ヒットマンREBORN!の登場人物)のようで、ルナ・ドーパントのにょろにょろーんと腕(?)が伸びてくねくねする様もなんともインパクト強い。
須藤さんお芝居うまくてびっくりしたわ。
あと、杉本彩さんが出てるわけですが、あれは子どもを連れてきてくれたお父さんへのご褒美なんですかね(笑)。平成ライダーはイケメン揃いで子ども以上にお母さん達が夢中になる、という話があるけど、お父さんにもたまにはサービス、みたいな。
フィリップくんは彼女を「シュラウド=実の母親」と思い込んでしまうわけですが、シュラウドとは全然違うやんねぇ。フィリップくん、あーゆーのが好みやったんかな(笑)。
ストーリー的にはフィリップくんが「主」で翔太郎くんが「従」。でも最後は「頼んだぜ、相棒!」ってなるところが◎。
「2人で1人の仮面ライダー」っていう設定はすごいいいよねー。
テレビの方でも何度か二人の信頼関係にひびが入りかけて、でもやっぱり「俺の相棒はやっぱりおまえだけだ!」みたいになる。
今回の、変身する時にフィリップ君が翔太郎の肩に手を掛け、まさに「頼んだぜ、相棒!」というメッセージを込めるポーズはホントに良かった♪
えっとそれから、敵のテロリスト集団「NEVER」の紅一点が「ブラッディ・マンデイ2」でマヤの名前を騙ってた人で。
似た雰囲気の役だったな。なかなかカッコ良かった。
監督が「NEVERに関してはスピンオフがいくらでも作れる」ってパンフに書いてらっしゃるけど、確かにあの設定はいくらでも話を膨らませられそうで、面白いよね。
5人のメンバーもキャラが濃いし。
「人間ではない“怪物”にされてしまった悲哀」っていうの、もともとの仮面ライダーのコンセプトだと思うし、ある意味「仮面ライダーエターナル」は「裏仮面ライダー」なわけで。
もともとの仮面ライダーは、ショッカーとか「怪人達の組織」に改造されたから、そこを抜け出して「生みの親=怪人達」と闘い、「人間」を守るという道を取れた。
でもエターナルを“怪物”にしてしまったのは「人間」で、しかも「実の親」で、彼の哀しみ・苦しみは屈折するしかない。「復讐心」は自分達を生み出し、かつ自分達を“怪物”扱いする人間達に向かうしか……。
いやぁ、ほんま「NEVER」を主役に1年ドラマが作れるよね。
みなせさん演じる紅一点の彼女が自分の体が「冷たい」ということを気にしているところ、だから「ヒート」メモリと引き合う、なんてところ、なかなか良いなぁと思う。
スピンオフ、ぜひ見たいです、監督(笑)。
あと。
竜くんとアキちゃんがいつの間にかすっかり「いい感じ」になってるのにびっくり。
「男の子が女の子の髪をくしゃっとする」っていうの、好きなパターンだけに、「りゅ、竜くんっ!?」みたいな(笑)。
あんな騒がしい女の子でいいんですか。いくらなんでもウザくない!?
まぁ別に竜くんも好みちゃうしええねんけど(爆)。
9月からの新ライダー「オーズ」の顔見せもあり、最後には「12月にまたMOVIE大戦やるよ」という告知もあり。
思わず「ええーっ、またやるのー!」と声を上げてしまいました。
いい加減ライダーからは足を洗おうと思っているのに…。観に行ってしまいそうな自分が怖い……。
「フォーエバー」の次なんだから、当然タイトルは「まだまだ仮面ライダーW」?(笑)
そして恒例のガチャ。

写真は翔太郎とふうとくんだけですが、夫5回、私1回で見事全部違うピンズを出しました。アクセル、エターナル、サイクロンジョーカー、ファングジョーカー。
スカルが欲しかったなぁ。
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