もう1週間経ってしまいましたが、9月23日秋分の日、京都は東映太秦映画村まで行ってまいりました。

3連休が2回もあるのに旅行はもちろんまったく「お出かけ」の予定がなく寂しかったので、「京都でも行こうよ~」と。

なぜ「映画村」になったかというと、「リニューアルオープン」のテレビCMを見て、「そういや息子ちゃん行ったことないよね」と気づいたから。

私も子どもの頃に行ったきりなので、久しぶりに行ってみたいなと思い。

ええ、別に仮面ライダーが東映だからとかそーゆーことではありませんよ!違うんだからっ!!!

私が親や爺ちゃん婆ちゃんに連れられて行ったのは小学生の時。かれこれ30年以上前…。映画村って1975年に開村したらしいので、私はオープン直後に訪れていたことになります。小学生の間に2~3回訪れた記憶があるのだけど、さすがに覚えているのは怪獣の出て来る「特撮池」と、金さんの「お白洲」ぐらい。リニューアルと言われてもどこがどう変わったのかわかるはずもありません。

が。

今回大きく変わったのがアクセス。

新しく「撮影所口」という出入り口ができて、JR太秦駅から徒歩5分になりました。従来はJRの駅からは入口がちょっと遠かったらしいのですよね。私は子どもの頃は阪急宝塚沿線に住んでましたから、映画村へは阪急→嵐電。嵐電の太秦広隆寺駅からだと正面入口まで徒歩5分。

本当は今回も懐かしの嵐電に乗ってみたかったんですが、滋賀からだと乗換がちとめんどくさい。やはりJRが便利ということで。

初めて降り立つJR太秦駅。

しっかり案内看板が出ているので、迷わず映画村撮影所口まで行くことができました。測ってはいませんが、まぁ5分程度。すぐでした。


映画村入村料は大人2200円。正直かなりお高いです。大人2人+中学生1人だと、交通費と入村料だけでもう1万円です(涙)。

なので少しでも割引を、と事前にローソンLoppiで入村券購入。2200円が2000円に、中学生も100円安い値段で買えます。

入口にイベントやショーのタイムスケジュールが貼ってあり、「水戸黄門」のロケが9時頃から11時頃まで行われていると判明。しかし入口くぐった時にはもう11時……残念。

「撮影所口」というのはその名の通り映画村に隣接する東映の撮影所に作られた入口で、映画村本体まで5分ほど通路を歩きます。撮影所自体はクローズドで「何番スタジオ」と書かれた建物を横目に見るだけですが、通路には時代劇の大道具がいくつか並べられていました。

例えば二八そばの屋台。


ショーウィンドウには昭和ライダー。

映ってませんがもちろん1号ライダーから並んでました。

そして映画村本体。撮影所口から入ると今回のリニューアルで誕生したばかりのからくり忍者屋敷が出迎えてくれます。


いいお天気で暑すぎず寒すぎず絶好の行楽日和。

からくり屋敷は別料金&けっこうな行列だったので中には入らず。

すぐ向かいのお土産ショップ「忍屋」で逆刃刀発見。


志々雄の刀まで売ってました。買う人いるのかな~。


連休で行楽日和ということもあり、園内はかなりの賑わい。混雑する前に、と先に腹ごしらえ。「開化亭」でおうどんを。



刀仕様の箸袋が映画村らしくて良いですね。うどんのお出汁がちょっと濃くて残念でした。京都なのに薄味じゃないなんて…。

別にこれが目的だったわけではまったくありませんが、スーパーヒーローランド。

戦隊ヒーローや仮面ライダーのお人形がいっぱい並んでます。


まぁ全部人形なんですけど、撮影で使った本物の小道具・大道具も少しだけど展示。「シンケンジャー」の時のお寿司の屋台が「撮影に使ったものです」と置いてありました。

『仮面ライダーW』の京都・大阪ロケ回(夢の中で江戸の町へ行ったり大阪へ行ったりする回)のロケ写真紹介、実際の映像も流れてました。フィリップ君の「検索奉行」懐かしいwww

「わ、ここ例の特撮池じゃん!」などとWや翔太郎君が出没した場所をチェックして映画村を歩けば楽しさ倍増♪

『仮面ライダーオーズ 将軍と21のコアメダル』のロケ写真もそのうち展示されるのかもしれません。アンクちゃんもここ歩いたんだー!などと思いながら映画村を歩くのは楽しすぎますね(いや、だから決してそーゆーつもりで来たわけでは)。

仮面ライダー握手会も行われていました。


電王、ディケイド、W、オーズ、フォーゼ、5人のライダー勢揃い。さすがに恥ずかしいので握手の列には並ばず写真だけ。偽物ではありますが、やはり人形よりは動いてる方が楽しいです。

10月中旬まで実写映画「忍たま乱太郎」の展示も。

「お残しは許しまへんで~」


日本橋は半分だけ。向こう側は階段です。

時代劇好きとしては江戸の町をそぞろ歩きするだけで楽しいですが、しかしやはり2200円は高いなー。そんなにしょっちゅうは行けませんね、はい。

『水戸黄門』もついに終わってしまうということで連続時代劇が地上波テレビから消えてしまい、京都の撮影所の今後が非常に心配ではあります。「時代劇がんばって!京都の撮影所の灯を消さないで!!」というお布施だと思えば2200円も……!?