永源寺に行っていっそう「紅葉狩り欲」に目覚めたわたくし、11月21日に湖東三山にも行ってまいりました。

と言っても都合により百済寺はパスしたので正確には湖東二山(笑)。

では早速西明寺からご紹介。

西明寺、金剛輪寺、百済寺という湖東三山のうち、もっとも北にあるのが西明寺。訪れるのは3回目か4回目ぐらい。国道307号線沿いでわかりやすく、訪れやすいお寺。

国道沿い、山門前にも駐車場があるはずなのですが、私はうっかり山の中腹の方の駐車場まで上がってしまいました。下から歩く方が好きなのに…。

駐車場のところの紅葉。

9時半頃着いたのでまだ駐車場は空いてましたが、帰る頃にはけっこういっぱいでした。

この駐車場のところの受付付近、早速見事な紅葉で目を楽しませてくれます。きゃーきゃー、綺麗、嬉しい♪



受付入るとすぐに庭園出入り口があり、そこの紅葉も見頃。


が、庭園には入らずまずは山門の方へ下ります。山門近くには県の天然記念物である不断桜があるのです。

秋から冬にかけて咲く冬桜。


「11月に満開」と案内看板に書かれていたと思うのですが、花は少なかった。満開過ぎて、もう終わりかけ、というところだったのでしょうか。

この不断桜が植わってるすぐそばを、名神高速道路が走っています。山門から中腹の駐車場までの間をどーんと名神が貫いているんですよね。来年、金剛輪寺の近くに「湖東三山スマートインター」が開設するらしく、県外からの観楓客がさらに増えるのかも???

不断桜を見て、再び参道を上ります。

この参道の雰囲気が大好きなので、上ったり降りたりするのは全然気になりません(後で帰ってから疲れが出てすごく眠かったですが(笑))。


「この苔は西明寺が好きです」

そして私は西明寺の苔が好きです♪ 苔に落ちた紅葉がまた、なんともいい風情なのですよねぇ。


緑と赤、そして光。たまりません。

名勝庭園「蓬莱庭」を抜け、本堂へ。


本堂隣の観林坊と思われる建物(違ったらごめんなさい)と真っ赤な紅葉。もうピークは過ぎていましたが、しかし見事な赤でした。


本堂。国宝指定第1号だそうです。

お寺の創建は平安時代、そしてこの本堂は鎌倉時代の建物だそうな。本堂内には干支をあしらった十二神将や、快慶作と伝えられる三尊阿弥陀如来像など素敵な仏像も多数♪

そして今なら国宝三重塔内壁画も拝観できます。例年春と秋に特別拝観しているそう。


もちろん拝観しました。おじさんが丁寧に説明してくれます。

天井部分の絵は創建当時のままかなりきれいに残っており(もちろん色はだいぶ褪せていますが)、当時のまま残っているのはここだけらしいです。

西明寺楽しすぎてなかなか次へ行けない(笑)。

1時間半近くいたんじゃないかしら。



名残は尽きぬ参道の紅葉。いざさらば(爆)

さ、次は金剛輪寺です!
 

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