と言って終わるblogサービスがあるかと思えば、「ついにLINE BLOGが一般開放!」と新しく始まるblogサービスもある。
私はLINEをやっていないので、これまでの「著名人向けのLINE BLOG」がどんなものだったかも知りませんし、この先「LINE BLOG」を使うこともないと思うのですが、
・LINE BLOGの設計が秀逸すぎる件について考察
という記事を読んで「なるほどなぁ」と思いました。
「ブログなんてどこでも書いてもいっしょ」「そこを差別化するのはコンテンツを流通させる“ネットワーク”があるかどうか」
つまりは、「読者がいるかどうか」ということです。
書き手だけいてもしょうがない。
うん、ほんと、そうだよね。日々身にしみてます(滂沱)。
で、この記事を読みながら「g.o.a.t」のことを考えてました。「g.o.a.t」も最近始まったblogサービスですが、戦略が見事なまでに真逆ですよねぇ。
「写真を大きく美しく見せる雑誌のようなレイアウト、ストレスなくスムーズに書ける投稿画面」を謳っている「g.o.a.t」に、“コンテンツを流通させるネットワーク”はありません。ポータルサイトやコミュニティのようなものはなく、記事にはコメント欄もなく、アクセス解析もない。
むしろ「繋がる」ことを極力排除した設計になっている。
Blogは双方向だけど、SNSよりは一方通行だから良い。適度な距離感をインターネットのなかで保てる利点があると思います。— g.o.a.t official (@goat_at) 2016年8月22日
本当に大事なのは、より多くのview数よりも、何人の心に響いたか?何人の役にたったのか?ではないでしょうか。#goat_blog— g.o.a.t official (@goat_at) 2016年9月28日
とg.o.a.tオフィシャルさんが言ってらして、「適度な距離感」にはまぁ同意するんだけど、「何人の心に響いたか」と言われてもそもそも1人の目にも触れないわけでなー、と思わざるを得ません。
「ここにこんな記事がある」と存在を示す方法がまずない。自分でTwitterに流すしかない。
それはこのBloggerでも同じではあるんだけど、カテゴリ機能もないから、奇特にも記事を気に入ってくれた人がいたとしても「似たようなテーマの記事」にまで足を伸ばしてもらうことが難しい。
いや、そりゃ、それが「心に響く」記事なら、似たテーマの記事に関わらず「前」「次」で読んでくれるかもしれないけど。
(この辺のことは前にg.o.a.t本体にも書きました→「私の名前で出ています」)
「blogなんてどこで書いても同じ」ということに対して「デザイン(見た目)の差別化」を持ってきたg.o.a.tと、「圧倒的なネットワーク」で参戦してきたLINE BLOG。
LINE BLOGは「フォント30種駆使しこだわりのブログを開設可能」ということでもあるので、デザインも差別化されてるといえるでしょう。
正直フォント30種にはかなり惹かれます。スマホからしか投稿できないらしいのでやっぱり私がこの先LINE BLOGを開設することはないでしょうけども。
とりあえず私が生きているうちはBloggerが存続して、二度と引っ越さずに日々のよしなしごとをつらつら記録し続けられるといいなぁ、と思いつつ粛々と移行記事のチェックを続けています(まだ7年分くらい未チェック記事が残ってる(´Д`))。
こんだけ時間と労力を使って移行して、誰が読んでくれるんだよ、という徒労感に苛まれながら……。
0 Comments
コメントを投稿