
6月17日(火)13時公演を観てまいりました。6月7日初日なので幕が開いてまだ10日ほど、13公演目かな?
お芝居『悪魔城ドラキュラ~月下の覚醒~』はコナミのゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズ『月下の夜想曲』が原作。作/演出は鈴木圭先生。鈴木先生って大劇場初?と思ったらそういうわけでもなかったけど、私は先生の作品を観るのは初めてです。これまでにも『逆転裁判』や『戦国BASARA』を手がけてらっしゃるそうで、ゲームの宝塚化はお手のもののよう。
私はゲームはさっぱりなので、主人公アルカードの「ドラキュラと人間との間に生まれた存在」という設定には『吸血鬼ハンターD』を思い出さずにはいられませんでした。最強のダンピール、美貌のダンピール、左手の平には人面疽。
Dも吸血鬼(バンパイア)を狩るものでしたが、こちらのアルカードも人間の味方。というか、父であるドラキュラ伯爵を打ち倒す宿命を背負って長い時を生きていました。詳しいことはよくわかんないけど、これまでにも何度も父を討伐しているみたい。「何度も」というのは、ドラキュラ伯爵は倒されても倒されても復活するから。
5年前には人間のヴァンパイアハンター2人に討伐されたのだけど、今また暗黒神官シャフトたちの手により復活しようとしていました。ドラキュラを復活させる生け贄は夥しい人間の血、人間の死、悪意。時、折しもフランス革命――そう、舞台はフランスなんですよね。ルーマニアじゃないんかーい、っていう。
シャフトはロベスピエールをだまくらかして、さらに大勢の血を流させようとします。ロベスピエール自身の血さえも。革命政府のあの流れの裏には吸血鬼たちの策略があった、という作劇。
で、えーっと、5年前にドラキュラ伯爵を討ったハンターの一人、リヒターは恋人アネットを人質に取られ、今は吸血鬼側に。もう一人のハンター・マリアとアネットは姉妹で、マリアは行方のわからなくなったリヒターと姉を探して各地を巡っています。
そしてフランス中部の村でめぐり逢うマリアとアルカード。アルカードの方は森に迷い込んだ少女を助けて村まで送ってきたのでした。なんて優しいダンピールなんだ! けれどもヴァンパイアハンターたるマリアはアルカードに「闇の気」とやらを感じとる……っていうか、実はマリア、以前にもアルカードと顔を合わせたことがあったんですよね。15年前、アネットとともに吸血鬼の一味にさらわれ、その危機をアルカードに救われている。そしてその美しく格好いい救い主――彼女にとっては“白馬の王子様”だった男に憧れ、もう一度会いたいと思って生きてきた。
その割には初対面のシーンであんまりびっくりしてなかったけど(^^;)
なんだかんだで距離を縮めていく二人。けれどマリアは吸血鬼に血を吸われ、吸血鬼となって、自我を失いアルカードと戦ったりもする。マリアは聖獣使いということで、映像で聖獣が再現されてました。最近は映像での演出がよくできててすごい。でも吸血鬼になっても聖獣使えるものなの? 聖なる獣じゃないのか……清浄な気を放つ乙女にしか使いこなせないとかじゃないんか。
マリアが吸血鬼になったらアルカードと一緒に生きられるじゃん、良かったね!と私は思ってしまいましたが、アルカード的にはそういうわけにもいかないらしく、「かつて母親が研究していた“吸血鬼を人間にする薬”」を探して、故郷トランシルバニアの古い屋敷へと向かいます。フランスからトランシルバニアまで空を飛んでいったみたいだった(これも映像表現)。
アルカードのお母さんは人間で、彼女とドラキュラ伯爵は深く愛し合い、仲睦まじかったらしいのですが、お母さん、いわゆる「魔女狩り」で人間に殺されているんですね。吸血鬼なんかと愛し合ったから「魔女」呼ばわりされたのかと思ったらそうではなく、化学者として薬を調合していたのが、「400年前には魔法に見えた」ということらしい。そっちなんかーい。
最愛の妻を殺されたがゆえに人間を恨み、憎むようになったドラキュラ伯爵。もしかしたらそれまでは別に人間の敵ではなく、好んで人間を襲ったりもしなかったんだろうか。一方、アルカードは母の最期の言葉、「人間を憎んだりしないで、お父さんに復讐をさせないで」を守るため、「父と戦うことが宿命」に。
魔物と人間の間に生まれて、父との相克ということになると『Thunderbolt Fantasy』の浪巫謠父子のことも思い出すんだけど、父ちゃんが母ちゃんを深く愛していて、っていうところがまず違うし、最後には息子(アルカード)のことを助け、「これで妻のもとへ行ける」と甘んじて息子の剣を受けるドラキュラ伯、阿爾貝盧法パパとは人間の出来がだいぶ違う(人間じゃないけど)。
ドラキュラ伯爵は専科の輝月ゆうまさんが演じてらっしゃるんですが、これがめっちゃ格好良くて巧くて素敵! お芝居も歌も見事でビジュアルも渋い。冒頭、アルカードより先に舞台に登場するんですが、「うぉっ!何これ、ドラキュラが主役でいい」と思ってしまったぐらい。息子との対決シーンもほんとに見応えありました。
もちろん永久輝さんのアルカードも扮装がよく似合って「美貌のダンピール」、そのまんま“D”もできるぞというたたずまい。永久輝さんも声が良くて歌も素敵ですからねぇ。「凄惨な闇の住人」というよりは「父との関係に悩む青年」という感じでした。
ドラキュラパパがずっと持っていた「吸血鬼を人間にする薬」を手に入れ、アルカードはマリアを人間に戻します。吸血鬼と人間って薬でなんとかなるもんなのか?と思いますが、血を吸われると吸血鬼になる=血を吸われる時に何らかの吸血鬼成分(?)が注入されていると思われ、そのウイルスぽい何かに対する抗体を作れれば元通りになる……ってことなんでしょうか。
ともあれ「400年前に調合した薬」をほいほい飲ませて大丈夫なのか?と思いました。そんなんもう化学組成変わってるんじゃ??? 不老のドラキュラ伯と一緒にしばしば封印(?)されてたから大丈夫ってことなのかしら。
人間に戻ってしまったマリア。アルカードは「愛するものが老いて死んでいくのを見守れというのか」みたいに言って彼女を突き放そうとしますが、マリアは「大丈夫よ!死んだあともあなたの中で生き続けるわ!」的に答えて、ハッピーエンド。……いや、でも、やっぱりアルカードにとっては酷だと思うけどなぁ。
マリア役の星空美咲さんはキュートでアクティブ、ハンターとしての凛々しさもあって、永久輝さんアルカードとのバランスが良かったです。
二番手男役スター聖乃あすかさんはリヒター役。リヒター、なんか存在意義があんまりわからなかった……。ゲームを知っていると「なるほど」と思えたんでしょうか。恋人を人質に取られてヴァンパイア側に与するのはわかるけど、悪魔城の城主になってるのが謎で、彼の血筋がヴァンパイアにとって重要だったとしても、なんでわざわざシャフトたちは彼を城主にするの??? ドラキュラ伯爵復活の器にでもするのかと思ったら、ドラキュラはドラキュラで普通に存在してるし、リヒターとアルカードの絡みはあんまりなくて、なんか、聖乃さんの見せ場、ほとんどなかったことない????? 扮装がよく似合って、ビジュアルとても格好良かっただけに、なんかもったいなかった。
美女ヴァンパイアであるサキュバスを男役の侑輝大弥さんがやってたの良かったです。男役ならではの美しさと色気があって印象に残った。
暗黒神官シャフトの峰果とわさんとデス役紫門ゆりやさんはいかにも死神って感じのメイクで素顔わかんなくなってたけど、お二人とも巧かった。最後、デスが「また失敗か」とか言ってたの良かったな。一番悪いのはあいつ、他はみんなあいつに踊らされてただけ、みたいな。ラスボスたるべきドラキュラ伯は愛妻家のいい人だったもんね……。
何度討伐されても復活してきたドラキュラ、アルカードも父親とやり合うの初めてじゃなかったはずなんだけど、今回はなんか「もう復活しない」「亡き妻のもとへ行く」感じで、「何が今までと違ったのか」すごく気になりました。特別な剣とか特別な急所というわけでもなかったし、ドラキュラ自身が従容として死を受け入れたからもう蘇らないのかしら。
あと専科の五峰亜季さんが村長役で出てらしたんだけど、特に重要な役でもない感じで、なんでわざわざ?と思ってしまいました。「あの村長、必要?」ぐらいな……。五峰さんと言えば我が青春の宝塚時代にダンサーとしてぶいぶいいわしてたスターさんなので、踊るどころか車椅子の役だったのも残念。いや、まぁ、もう「踊る」役はさすがになさらないのだろうけど、なんか、なんでわざわざ専科さんだったんだろうと。
全体的には楽しかったけど、こないだの星組公演『阿修羅城の瞳』とかぶってる気がして(悪い連中によって“魔”が復活させられる、阿修羅城と悪魔城)、テイスト全然違うとはいえ、連続上演になったのはもったいなかったような。
前作『エンジェリック・ライ』では天使だった永久輝さん、今回は真逆だけど、人間ではない存在が人間のヒロインと出会うことで「愛」を知り……みたいなところは似てて、劇団の先生たち、よほど永久輝さんを「人外のもの」にしたいらしい(笑)。それだけ永久輝さんに「人間を超えた美しさ」「魅力がある」ってことなんでしょうね。どちらもハマっているものなぁ。そういえば『エンジェリック・ライ』ではヒロインが天使と人間のハーフでしたね。そしてヒロインの方に父親との確執が。
えー、そしてショー『愛 Love Revue!』は岡田敬二先生の作/演出。ロマンチック・レビューシリーズ23作目ということで、これまでのショーの名場面が複数再現されていました。そもそも主題歌が「I Love Revue」。いや、ショーのタイトルからしてそうだけど、まさかあの曲をそのままがっつり使うとは。
1977年の『ザ・レビュー』がたぶん初出。このショー、岡田先生、横澤先生、草野先生と3人の先生が担当していらしたんですね。雪組と花組で上演され、当時花組トップだった安奈淳さんによる「I love revue」がこちら。
二番手男役スター聖乃あすかさんはリヒター役。リヒター、なんか存在意義があんまりわからなかった……。ゲームを知っていると「なるほど」と思えたんでしょうか。恋人を人質に取られてヴァンパイア側に与するのはわかるけど、悪魔城の城主になってるのが謎で、彼の血筋がヴァンパイアにとって重要だったとしても、なんでわざわざシャフトたちは彼を城主にするの??? ドラキュラ伯爵復活の器にでもするのかと思ったら、ドラキュラはドラキュラで普通に存在してるし、リヒターとアルカードの絡みはあんまりなくて、なんか、聖乃さんの見せ場、ほとんどなかったことない????? 扮装がよく似合って、ビジュアルとても格好良かっただけに、なんかもったいなかった。
美女ヴァンパイアであるサキュバスを男役の侑輝大弥さんがやってたの良かったです。男役ならではの美しさと色気があって印象に残った。
暗黒神官シャフトの峰果とわさんとデス役紫門ゆりやさんはいかにも死神って感じのメイクで素顔わかんなくなってたけど、お二人とも巧かった。最後、デスが「また失敗か」とか言ってたの良かったな。一番悪いのはあいつ、他はみんなあいつに踊らされてただけ、みたいな。ラスボスたるべきドラキュラ伯は愛妻家のいい人だったもんね……。
何度討伐されても復活してきたドラキュラ、アルカードも父親とやり合うの初めてじゃなかったはずなんだけど、今回はなんか「もう復活しない」「亡き妻のもとへ行く」感じで、「何が今までと違ったのか」すごく気になりました。特別な剣とか特別な急所というわけでもなかったし、ドラキュラ自身が従容として死を受け入れたからもう蘇らないのかしら。
あと専科の五峰亜季さんが村長役で出てらしたんだけど、特に重要な役でもない感じで、なんでわざわざ?と思ってしまいました。「あの村長、必要?」ぐらいな……。五峰さんと言えば我が青春の宝塚時代にダンサーとしてぶいぶいいわしてたスターさんなので、踊るどころか車椅子の役だったのも残念。いや、まぁ、もう「踊る」役はさすがになさらないのだろうけど、なんか、なんでわざわざ専科さんだったんだろうと。
全体的には楽しかったけど、こないだの星組公演『阿修羅城の瞳』とかぶってる気がして(悪い連中によって“魔”が復活させられる、阿修羅城と悪魔城)、テイスト全然違うとはいえ、連続上演になったのはもったいなかったような。
前作『エンジェリック・ライ』では天使だった永久輝さん、今回は真逆だけど、人間ではない存在が人間のヒロインと出会うことで「愛」を知り……みたいなところは似てて、劇団の先生たち、よほど永久輝さんを「人外のもの」にしたいらしい(笑)。それだけ永久輝さんに「人間を超えた美しさ」「魅力がある」ってことなんでしょうね。どちらもハマっているものなぁ。そういえば『エンジェリック・ライ』ではヒロインが天使と人間のハーフでしたね。そしてヒロインの方に父親との確執が。
えー、そしてショー『愛 Love Revue!』は岡田敬二先生の作/演出。ロマンチック・レビューシリーズ23作目ということで、これまでのショーの名場面が複数再現されていました。そもそも主題歌が「I Love Revue」。いや、ショーのタイトルからしてそうだけど、まさかあの曲をそのままがっつり使うとは。
1977年の『ザ・レビュー』がたぶん初出。このショー、岡田先生、横澤先生、草野先生と3人の先生が担当していらしたんですね。雪組と花組で上演され、当時花組トップだった安奈淳さんによる「I love revue」がこちら。
この曲を使ったプロローグ、すごく良かったです! 大階段で始まるのも良いし、男役さんの衣装も娘役さんの衣装もとても素敵。同じ一つの曲を色んなアレンジで聞かせてくれるのがまた楽しい。プロローグが一番良かった!と言っても過言ではないくらい。
永久輝さん星空さん2人の銀橋デュエットのあと、第3章はクラシック曲を使ったストーリー・バレエ。聖乃さんメイン。プログラムに「オリジナル振付:羽山紀代美」とあるので、昔の作品からの場面のようです。
続く第4章『追憶の唄』は謝先生振付の、ちょっと変わった場面。永久輝さんメインで、額縁の中にいた男役さん達と印象的なダンスを踊る。
第5章は『ラモーナ幻想』。2009年の宙組公演『Amourそれは…』の中の「ラモーナ幻想」がベースになってるぽいけど、もっと長くて中詰めだった。色とりどりの淡いパステルカラー衣装がいかにも岡田先生、「あー、この色遣い!」ってなります。
そして第6章『愛の誘惑』。1990年月組公演『ル・ポアゾン』から!!!!!! カナメさん(涼風真世)が歌っていた「Another Day in Paradise」を聖乃さんが歌って、ウタコさん(剣幸)が踊ってたやつを永久輝さんが踊って! ビデオ何度も見てるし、2021年にはツアーで再演されているし、耳なじみがよすぎる。
ラインダンスのあと、さらに第8章『熱愛のボレロ』! あああああああ、シメさーーーーーーーーん!!!!! シメさん(紫苑ゆう)のサヨナラ公演『ラ・カンタータ』の名曲。どうしても脳内にシメさんの歌声が鳴り響いてしまうけど、永久輝さんの熱唱も良かった。素敵。星空さんとの情熱的なデュエットダンスも麗しく。
なんか、ショーも聖乃さんの印象が薄くて、ひたすら永久輝さんが歌って踊ってるような気がした。永久輝さんの歌好きだし、楽しかったけど、アルカード衣装もだいぶ暑そうだし、真夏の公演、永久輝さんのスタミナが心配になります。
続く若手男役さんスター4人の場面、最後に出てきた方の歌がなかなか良かったんだけど、どなただったんだろう……。一之瀬さん、侑輝さん、希波さん、天城さんのうちの誰か。
『熱愛のボレロ』のところでけっこうがっつりデュエットしてたから、フィナーレではもうないのかと思ったらちゃんとあって、淡いピンクの衣装で永久輝さん&星空さん二人の世界。最後リフトもあって、やっぱり永久輝さんのスタミナが心配に(^^;)
専科の輝月さん、ショーにも出ていらしたんだけど、いつもどおりのB席ということもあって途中では気づけず、グランドフィナーレで大階段降りてきてやっと「あ!」と。ドラキュラじゃない輝月さんもとても格好良かった、気づくの遅くて残念でした。あ~、もったいない。
幕が下りたあともオケが演奏続けてくれて、楽しかったです♪
プログラムに岡田先生が「観劇後、花の道を主題歌を口ずさみながら帰ってほしい」と書いてらっしゃるんだけど、昔はねぇ、口ずさんでましたよねぇ。最近は1回観たぐらいでは全然覚えられないからなぁ。
雪組さん『オーヴァチュア!』の三木先生といい、今回の岡田先生といい、ベテランの先生方がまだまだ素敵なショーを作っていらしてすごい。宝塚のレビュー、堪能いたしました。
永久輝さん星空さん2人の銀橋デュエットのあと、第3章はクラシック曲を使ったストーリー・バレエ。聖乃さんメイン。プログラムに「オリジナル振付:羽山紀代美」とあるので、昔の作品からの場面のようです。
続く第4章『追憶の唄』は謝先生振付の、ちょっと変わった場面。永久輝さんメインで、額縁の中にいた男役さん達と印象的なダンスを踊る。
第5章は『ラモーナ幻想』。2009年の宙組公演『Amourそれは…』の中の「ラモーナ幻想」がベースになってるぽいけど、もっと長くて中詰めだった。色とりどりの淡いパステルカラー衣装がいかにも岡田先生、「あー、この色遣い!」ってなります。
そして第6章『愛の誘惑』。1990年月組公演『ル・ポアゾン』から!!!!!! カナメさん(涼風真世)が歌っていた「Another Day in Paradise」を聖乃さんが歌って、ウタコさん(剣幸)が踊ってたやつを永久輝さんが踊って! ビデオ何度も見てるし、2021年にはツアーで再演されているし、耳なじみがよすぎる。
ラインダンスのあと、さらに第8章『熱愛のボレロ』! あああああああ、シメさーーーーーーーーん!!!!! シメさん(紫苑ゆう)のサヨナラ公演『ラ・カンタータ』の名曲。どうしても脳内にシメさんの歌声が鳴り響いてしまうけど、永久輝さんの熱唱も良かった。素敵。星空さんとの情熱的なデュエットダンスも麗しく。
なんか、ショーも聖乃さんの印象が薄くて、ひたすら永久輝さんが歌って踊ってるような気がした。永久輝さんの歌好きだし、楽しかったけど、アルカード衣装もだいぶ暑そうだし、真夏の公演、永久輝さんのスタミナが心配になります。
続く若手男役さんスター4人の場面、最後に出てきた方の歌がなかなか良かったんだけど、どなただったんだろう……。一之瀬さん、侑輝さん、希波さん、天城さんのうちの誰か。
『熱愛のボレロ』のところでけっこうがっつりデュエットしてたから、フィナーレではもうないのかと思ったらちゃんとあって、淡いピンクの衣装で永久輝さん&星空さん二人の世界。最後リフトもあって、やっぱり永久輝さんのスタミナが心配に(^^;)
専科の輝月さん、ショーにも出ていらしたんだけど、いつもどおりのB席ということもあって途中では気づけず、グランドフィナーレで大階段降りてきてやっと「あ!」と。ドラキュラじゃない輝月さんもとても格好良かった、気づくの遅くて残念でした。あ~、もったいない。
幕が下りたあともオケが演奏続けてくれて、楽しかったです♪
プログラムに岡田先生が「観劇後、花の道を主題歌を口ずさみながら帰ってほしい」と書いてらっしゃるんだけど、昔はねぇ、口ずさんでましたよねぇ。最近は1回観たぐらいでは全然覚えられないからなぁ。
雪組さん『オーヴァチュア!』の三木先生といい、今回の岡田先生といい、ベテランの先生方がまだまだ素敵なショーを作っていらしてすごい。宝塚のレビュー、堪能いたしました。
0 Comments
コメントを投稿