機種変して10日間ほど経ちました。レビューというほどのものではないですが、気づいたこといくつか書きます。

§SHV33本体について

【音質】

・この間も書きましたがスピーカーの音が良くない
せっかくSpotifyの起動が速くなったのに、スピーカーで流していると音の悪さにイライラしてきます。BluetoothでXC-HM82に繋いでもみましたが、Bluetooth接続もやっぱり音が劣化するので……。ヘッドホンで聴けばいいんでしょうけど、低音感音性難聴の既往もあり、ヘッドホンは必要最低限しか使いたくないんですよね。

・スピーカーの出力音量がデカい
IS03やIS17SHでは音量をかなり上げないとスピーカーからの音が小さかったんですが、最小でもけっこうなボリュームです。

・逆にヘッドホンの音量はIS03やIS17SHより最小が小さくなっていて耳に優しい。前2機種は家事のお供に聞くには最小でも音が大きかった。

・プリインストールされている音楽Player(旧LISMO)ではハイレゾ音源の再生が可能。ハイレゾ対応のヘッドホン持ってないので試してみていません。

・音楽Player(旧LISMO)、テレビ、ビデオプレイヤーではヘッドホン出力の音質調整ができます。音楽Playerの音質調整画面こんなの。ロックとかポップスとかに変えるとどんなふうに音が変わるのか…未検証です(^^;) 




【ヒカリエモーション】

・けっこう便利
IS03にはついていたお知らせLEDがIS17SHでなくなって、なくなった当初は寂しかったもののすぐに慣れ(笑)、SHV33でまたLED復活、「ヒカリエモーション」とか小洒落た名前つけちゃって~、そんなの必要か?と思ってたけどメモリ液晶がないのでこの「お知らせLED」はなかなか重宝。
通知の種類や着信相手によって点滅の仕方や色を変えられるので、画面OFFの状態でもある程度通知内容がわかる。
まぁ点滅パターンは覚えられないけど(^^;)
「親しみ」「ひらめき」とかいうパターン名では実際にどういう光り方するかわからないしなぁ。


【エモパー】

使ってない。メモリと電池を食いそうなので「エモパー内臓コンテンツ」を無効にしてたら先日のソフトウェア更新で「エモパーの更新に失敗しました」と出ました。ソフトウェア更新自体は成功したはずだけど(特に不具合は起きてない)。

・「無効」じゃなくアンインストールしたいけど、できないぽい。


【カメラ】

・カメラの性能自体はよくなってるはずだけど、シーン設定がIS17SHとは変わってしまって「料理」がなくなったの残念。「オート」にしておけば「料理」だろうが何だろうが適切に判断してきれいに撮ってくれる、ってことなのかな。

・「オート」では「接写AF」を選べず、マニュアルモード利用でも「接写AF」を選ぶのに手間がかかる。しかも現在のフォーカスモードが「顔優先」なのか「接写AF」なのかどこにも表示されない。マクロ撮影は「背景ぼかし」モードでどうぞ、ってことなのかと思ったけど、「背景ぼかし」は撮影画像を内部処理してぼかすもので、いわゆる「マクロ撮影」とは違いました。

ちなみに「背景ぼかし」モードで撮った写真。確かによくぼけてるけれども。


こちらはマニュアルモードから「接写AF」を選んで撮った写真。草花を撮るのはやっぱりこっちの方がいい。なので「接写AF」にするのがめんどい仕様なの超残念。


(※SHV33のカメラは全然残念じゃありませんでした。ぜひこちらの記事もお読みください。→「SHV33のカメラが実は優秀だった件」

【電池もち】

・IS03:1,020mAh、IS17SH:1,460mAh、SHV33:2,810mAh ということでバッテリー容量は格段に増えているんだけど、「むっちゃ電池もつ!」って感じではないです(^^;) どうしても最初はやたらにいじるので、減りが早いですしね。

・満充電で100%にしてもすぐに90%になり、あらあらもう80%……なんだけど、そこからの減りはゆっくりになる気が。気のせいかな。

・ほぼ満充電で家を出て、天野明展でバチバチ写真撮って「バーコード読み取り→WebでアイコンGet」を30回やり、帰りに40分くらいSDの音楽を聞いて途中Twtitterして帰宅時にだいたい50%。十分電池もってますね、うん。


§Android6.0について

同じSHARPの機種ということもあり、SHV33本体についての戸惑いよりAndroid6.0に対する戸惑いの方が多いです。何しろAndroid4.0から4.4や5.0を素っ飛ばしていきなり6.0になったわけですから。


【アラーム】

使いにくい
Android4.0ではアラームごとにスヌーズのon/offやスヌーズ回数を設定できたのに、Android6.0では一括設定しかなく、スヌーズ回数も設定することができないもよう。私がその設定項目を発見できてないだけなんだろうか?

・好みのアラームアプリを入れれば解決する話だけど、IS17SHでアラームかければいいか、とスマホ2台を枕元に置いて寝る今日この頃。昼間もメモリ液晶を時計代わりにしてるのでスマホ2台机の上に置いてるんですけどね。


【SDカードへの書き込み権限】

・これが一番とまどった。Android4.4以降、アプリによるSDカードへの書き込みが制限されたそうで。
6.0では対応アプリなら最初に「SDへの書き込みを許可してください」みたいな表示が出て、許可すると書き込めるようになる。

・IS03以来愛用していた「ネプチューンエクスプローラー」はどうも対応していないらしく、SDカードの参照ができない。内部メモリは読み書きできるっぽいけど、内部メモリのデータをSDに移動、あるいはその逆、ということがしたい時は役に立たない。なんてこったい。

・仕方がないので「ファイルマネージャー」というアプリを入れてみたけど、内部メモリにダウンロードされたファイルをSDに移したら、アプリ上ではちゃんと移動したように見えたのにPCからSDにアクセスしてみると「ファイルが空です」と0バイト表示。元の内部メモリのファイルはしっかり消えていて、つまりはデータ消失。どういうことやねん(´・ω・`)
そっこーアンインストールしました。


【しかしデフォルトでファイル管理機能があったりして】

・単にファイルを削除したりコピーしたりしたいだけならデフォルトでできるようになってました。
「設定」→「ストレージとUSB」→「内部ストレージ」→「フォルダ一覧」でファイルの表示、コピーなどができます。「ストレージとUSB」から「microSD」をタップするとSD内のフォルダ一覧が表示され、同じく削除やコピーができます。

・SHARP製Androidにだけプリインストールされているらしい「コンテンツマネージャー」の中にも「ファイル管理」という機能が増えていて、コピー、移動、削除、ファイル名変更などができます。何これ便利! もちろんSDカードの読み書きもOK。IS03のコンテンツマネージャーは「こんなの使えない」だったのに、立派になった……。

・ただし「ファイル管理」にはアプリのバックアップ機能はないのでそのためだけにネプチューンエクスプローラーを入れておいてもいいかも。


【「アルバム」も立派になってた】

・IS03以来愛用していたQuickPicをSHV33にも入れて何日か使ってたんですが、クラウド機能とか増えてウザいな、と思っていたら実は1年以上前から「ヤバいアプリ」認定されていたそうで……。IS17SHでは自動更新を切って古いバージョンのまま使っていたので買収されたとか勝手に通信しているらしいとか、そういうこと全然知らなかったんですよね。現在はアンインストールしたものの5日間ぐらい使ってたんで……手遅れか!?

・ネプチューンエクスプローラーといいQuickPicといい、IS03時代に「おすすめアプリ」だったからといって今も「おすすめ」とは限らないという。アプリの自動更新は切っても情報のアップデートはちゃんとしとかないとダメですね。

・というわけで画像閲覧アプリどうしようと思ったんだけど、プリインされてる「アルバム」(IS03とIS17SHでは「ギャラリー」という名前だった)というアプリで十分代替できました。画像編集機能もパワーアップしているようだし、IS03の時にはもたもたしていた動作もSHV33ではキビキビ。当面は他のアプリを入れずに「アルバム」でやっていこうと思います。


【その他】

・IS17SHは本体メモリが少ないせいもあって、カメラやInstagramの撮影データ保存先もスクリーンショットもダウンロードデータもすべてSDに保存されていました。SD保存がデフォルト。ところが今度は内部メモリ保存がデフォルトで、保存先をSDに変更できないものも。アプリをSDに移すというオプションもなくなっている。

・Android6.0ではSDカードを内部メモリとして使えるらしいんですが、SHV33のAndroid6.0ではその機能は削られているようです。
せっかく容量の大きいSDカードを入れても、これではあんまり意味ないんじゃ。動画撮影時くらいしか威力を発揮しないことない? あとは音楽データを大量に入れるぐらいしか。

・音楽といえばIS17SHではAmazonPrimeミュージックアプリでSDカードの音楽が読み込めず、オフライン用ダウンロードもできませんでしたが、SHV33ではどちらもできています。ダウンロード先も「SD」に変更できる。ただしファイル管理ではそれっぽいデータを見つけられず、本当にSDに保存されたのかどうかちょっと不安。大量にダウンロードすれば空き容量の変化でわかるかもしれませんが…。


【関連記事】

IS17SHからSHV33へ

SHV33にRazikoを導入