この殿堂がオープンした当初(もうずいぶん前のことだと思うけどいつのことだったろうか)に一度入館したことがあったのですが、久々の再訪。
お目当ては、台湾公演の企画展!
殿堂公式サイトにも画像が掲載されていますが、台湾公演『Thunderbolt Fantasy』の舞台衣裳、そして布袋劇人形14体が展示されています!!!
しかもこれらの展示、撮影OK!
望遠付きのちゃんとしたカメラでビシバシ凜雪鴉様や殤不患様を撮影していらっしゃるお客さんもいらっしゃいました。私もスマホだけでなくデジカメ持っていけばよかったかなぁ。あんなに撮り放題とは思わず……。
まずは宝塚歌劇のサンファン衣裳。


ちゃんとお地蔵様もいらっしゃるのが嬉しい♪

梅田芸術劇場で観劇した時にはあまりに後ろの席で見えなかった細部を間近で見られて嬉しい。(ちなみに梅芸公演の感想記事はこちら)
どれも再現度高いですが、人形劇アニメから実際の人間が着て動く舞台衣裳にするにはやはり改めてデザインを作り直すことが必要で、デザイナーさんの「どういうところに注意した」というコメントが興味深かったです。
デザイン画も紹介されていました。
衣裳のみならず鬘や小道具も展示されているのですが、なんといっても楽しいのが殤不患の「手配書」。

ちゃんと七海さんの似顔絵になってるのが楽しい。「玄鬼宗之敵」って書いてありますね。交易したり言葉を交わした者は皆敵。

サンファンに限らず、たとえば「ベルばら」でも軍服、ドレス、扇や剣、調度品など再現は大変だと思いますが、ほんとにいちいちよくできてます。
昨年の星組公演『ANOTHER WORLD』の衣裳と小道具もあったんですが、


この小道具、サンファンのものと言っても通じそう(笑)。
一つの公演を作り上げるのって大変だなぁ、と改めて。
で。
一番のお目当て、布袋劇人形!
梅芸でも展示されていましたが、人混みをかきわけてしか見られなかったのが、間近で!


楽しすぎるやろぉぉぉぉぉぉ。
私が行った時はお客さんもそんなに多くなく、ゆっくりじっくり眺められました。ああ、幸せ。
キラールージュ版凜雪鴉様もいらっしゃいましたよ♪

普段、「殿堂」では羽根を背負って記念撮影できるコーナーがあるのですが、この台湾公演展では布袋劇人形など展示物が多いためか、シャンシャンを持っての撮影になっています。
せっかくなので撮ってきました。
もっといい服着ていけば良かった。滋賀は雪だったので防寒第一、靴もドタ靴で…(なので画像upはなし)。
台湾公演についてのスターさんのコメントも掲示されいたのですが、七海さんが「ずっとやりたかった男らしい役にやっと巡り会えた」って書いてらして、胸打たれました。七海さんの殤不患、本当に素晴らしかったですもんね。七海さんがいたからこそサンファン上演できたと言ってもいいのでは。
シアターでこれまでの台湾公演ダイジェストを上映してて、ちょこっとサンファンの映像も流れましたけど、紅さんの凜雪鴉は本当に本当にうさんくさいし(褒めてます)。
大劇場でも上演してほしかったですよねぇ。公演回数少なすぎ(紅さん、キセルのせいで手がつったそうだし、もしも上演期間が長かったらさらに大変だったかもしれないけど)。
今回はささっと駆け足で通り抜けた殿堂ゾーンも、宝塚の歴史、往年の大スターさんたちを偲ぶことができて面白いです。
寿美花代さんの似顔絵グラビア(?)がまんま高嶋兄だったり……。
サンファン展示は花組公演中(3月11日まで)もやっているので、機会があればぜひ♪
大劇場観劇しなくても入れますよ~。
(これだけじっくり衣裳と布袋劇人形見られてシャンシャン持っての記念撮影もできて500円ならお得だと思った)
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