(※以下ネタバレあります!これからご覧になる方はご注意ください。セリフ等はうろ覚え、誤りも多いと思いますがご容赦を)

(映画公式サイトはこちら。「キラメイジャー」エピソードZEROの感想はこちら

引き続きまして、メインイベント『リュウソウジャーvsルパンレンジャーvsパトレンジャー』の感想です。
ルパパトメンバーが出てくるだけでハァハァしてしまいますし、面白かったですけど、全体としてどっちが好きかと言われれば『ルパパトキュウ』だなぁ。
キュウレンジャーとリュウソウジャーに対する愛着の違いが大きいせいだと思うけど。今、京都テレビでキュウレンジャー再放送してて、毎週見てるけどキュウレンほんとよくできてると思う。

とはいえリュウソウジャーも最近は慣れてきて、ゼロワンよりはリュウソウの方を楽しく見てるし、映画はいきなりクレオンから始まってくれるのでテンション上がる。

ちょうど2月9日回のリュウソウでクレオンが出てこなくて寂しかった後だったので、スクリーン大写しのクレオンに「きゃあ、クレオーン♡」と。

洞窟を見つけ、「ここなら上司の目を盗んで1人でのんびりできる」などと言っているクレオン。これ、時系列的にはどの辺に入るお話なんでしょうね。まだプレシャス出てきてないぐらいの時間軸なのかしら。

洞窟には先客がいて、牢屋みたいに鉄格子のはまった中にギャングラーが囚われている。「なんだ、あの女じゃないのか」という口ぶりから、ゴーシュの実験体だったことが示唆され、その強い恨みつらみに惹かれたクレオン、「これならすごいマイナソーが生まれるぞ」と企み顔。

一方、川辺でガブティラ……じゃなくてティラミーゴと水浴びしているコウ。その様子を遠くから眺めるノエルさん。
ティラミーゴの背中を洗う洗わないでコウとティラミーゴはケンカ、「もうおまえなんか知らない!」「プン!(`ε´)」となるのですが。

ティラミーゴ、すごくメカっぽいんだけど、そもそも水ぶっかけて大丈夫なの?壊れちゃうんじゃないの?
ケンカのネタ自体バカバカしいし、コウの表情がすごく幼稚で、「おまえは本当にバカなのか」って気になるんだけど、それ、実はすごく「芝居がうまい」ってことなのかなぁ。コウというキャラクターを物の見事に表現しているという……。

で、ティラミーゴとコウはケンカ別れ、1人になったコウに声をかけるノエルさん、無駄に宙返りなどして近づいてきます。
そして「ボクのことは気楽にノエルと呼んでくれたまえ」

いや、どこの誰だよおまえ(´・ω・`)

その後、龍井家でメルト&アスナと話す時も無駄にくるくるしてたよね。アスナは素直に「すごーい!」と喜んでくれてたけどメルトは引いてたよね?ね?私も引いた(爆)。

うん、わかってるよ。ノエルの中の人がすごいの、わかってる。せっかくだからその凄技を見せようというスタッフの想いもわかる。けど「気楽にノエルと呼んでくれ」はおかしいだろ。気楽にってなんだ、気楽にって。
(台本には“無駄にアクロバット”って書いてあったらしい。無駄に。→こちらの記事参照)

えーっとそれで何だっけ、ノエルがコウに用件を話す間もなくティラミーゴの悲鳴が聞こえ、クレオンに牢から出してもらったらしいギャングラー・ガニマが登場、金庫の中にティラミーゴを捕獲してしまう。

ゴーシュの実験体だったガニマ、金庫はなんと5つ、すでに残り4つにも騎士竜を閉じこめていて……って、え? 騎士竜、おまえら呆気なさ過ぎじゃないか、てか他のリュウソウジャーは相棒たちが捕まったことまったく気づいてなかったけど、リュウソウジャーと騎士竜の関係ってその程度なの? SOS発信とかないの?

金庫は5ついっぺんに開けないとダメ、ということでノエル1人では開けられない。ルパンチーム招集!

しかし集合の前になぜかうまいこと魁利くんの家(?)の前で倒れているコウ。ガニマに吹っ飛ばされて、気を失っている。リュウソウケンに興味を引かれ、連れ帰って介抱する魁利くん。コウ引きずっていくの、かなり重そうだけど、リュウソウケンだけじゃなくちゃんとコウまでお持ち帰りしてくれる魁利くん優しい。

目を覚ますコウ、リュウソウケンを返す気のない魁利くんと丁々発止。ここのアクション、面白かった。剣を取ろうとするコウをスッとよけてスカすアクション。
コウに対して「素直か」って言うのも楽しい。
途中でコグレさんから「それはルパンコレクションじゃありません」という連絡が来てリュウソウケン返すんだけども、そこへマイナソーが現れて。

どうなったっけ???

なんとか撃退して、コウに名前訊かれて「魁……カイだ」つって別れるんだっけ? それ全然偽名にも匿名にもなってないと思うよ、魁利くん。

魁利くん、今は「探偵」をやっているらしく、家というか、事務所というかはこう、殺風景な……前にジュレの2階(?)に住んでた時とおんなじような雰囲気の部屋。
テレビシリーズの最後で正体がバレて、もうジュレはなくなってしまって、3人は一緒にはいないらしい。ああ、寂しいなぁ。

なんか魁利くんはさぁ、全身から「寂しい」オーラ出てるよね。せつないオーラっていうか、不器用でおせっかいなお巡りさんがつい手を差し伸べて構ってしまいたくなるオーラが。

コウがティラミーゴの話をして、「大事な相手とケンカ別れしたままもう永遠に会えないかもしれない」って言うの、まんま魁利くんとお兄ちゃんとのあのエピソードで、別に回想シーンなんか出ないのに、魁利くんの表情だけで見てる方には「ああ…」ってわかるから。

「諦めんな」って魁利くんはコウに言って、最後めでたしめでたしになった後で、コウが「あんたも諦めずに大事な人を取り戻したんだな」って声をかける。「え?俺、そんな話してないじゃない」「わかるよ。あんたも素直だからな」

憮然として「そんなこと初めて言われた」って言う魁利くん。
コウに人の内面がわかるとは――!

ここで言うことじゃないけど、「コウの優しさは後付け」っていう設定、絶対要らなかったよね。コウがいちいち天然な人なつこさを見せるたび「でもそれ、後付けなんでしょ?」と思っちゃう。後からあんなふうになれるって、中の人が交替する以外に無理だと思っちゃうよなー。リュウソウ族長生きだから、何百年もかければ「生来の性格」みたいになるのかな……。

閑話休題。

ええっと、コウが魁利くんとこに吹っ飛んでいった一方、バンバ兄さんとトワくんはマイナソーだかガニマだかを追いかけて街中に出ていって、そこで通りすがりの人たちから「何?あの人達、剣持ってる」とヒソヒソ怪しまれる。

今さら!?

これまでにもリュウソウケン持ったまんま街中にいることなかったっけ? 戦闘したことないっけ? てかリュウソウケン持ってなくてもそもそもリュウソウ族、服装おかしいよね? 怪しいよね!?

というわけで怪しい人は国際警察が逮捕しちゃうぞ!
駆けつけた圭ちゃんと咲也に逮捕連行されるバンバ兄さんとトワくん。予告にも使われてる圭ちゃんvsバンバ兄さん、トワくんvs咲也でバシっと火花散らしてるシーン、格好いい~♡

取調室でもその組み合わせで、もちろんリュウソウ族は何も喋らない。「こんなことしてる場合じゃない。早くリュウソウケン返せ」「なら事情を話してくれ」「話すことなどない」と、埒が明かない。
でもここ、圭ちゃんvsバンバ兄さん以上に咲也vsトワくんが良かったな。
トワくんの言い草に、「なんだか誰かさんを思い出させる子だな」って溜め息をつく咲也。誰かさん=魁利くんかな、って思ってるとトワくんが「子ども扱いしないでくれる?」って言い返して、それに対して咲也は丁寧に、「大人でも子どもでも、何か困ったことに巻き込まれてるなら、それは僕たちの出る幕なんだよ」って諭すように言う。

トワくんが「あんた達の出る幕じゃない」みたいに言ってたことへの返しだけど、このセリフすごくいいと思った。
どうしても圭ちゃんの「お巡りさん根性」に目が行ってしまうけど、咲也も「いいお巡りさん」だよねぇ。そんでいいお兄さん。
パトレンチームの中では後輩キャラだけど、普通に大人で警察官で、すごいギャグキャラというわけでもないのに見せ場ではしっかり笑いを取ってくるし、ちょっと他ではあまり見ることのない立ち位置で、咲也ってすごくいいキャラクターだなぁとしみじみしてしまった。

一方その頃つかさ先輩は。

非番なのか、いわゆる「ガチャガチャ」でレアキャラを出すべく必死で小銭を投入。すでに戦利品でカバンはいっぱいなのに、「またハズレ~!レアじゃがとん出ない~~~!」と。
そこへみんなの予想どおりカナロが現れ、「これ、良かったらどうぞ」とレアじゃがとんを差し出す。

うん、まぁ、カナロはそういう扱いだよね。絶対つかさ先輩に一目惚れする流れだろ、ともう映画発表の時点で予想がつき過ぎてた。
レアじゃがとん、オトちゃんに要らないって言われたそうで。
律儀なつかさ先輩はお金を払おうとし、受け取りを拒否されると「じゃあお礼にお茶でも」と。
もちろんその意図を曲解し、「なんて積極的な!」と舞い上がるカナロ。

そして2人が入ったお店には――。
「トウマくん!」「つかささん……」

つかさ先輩、知っててトウマさんのお店に連れてきたのかと思ったら違った。どうしても「もうジュレはない」というところが飲み込めてなくて、ルパンチームはあの後も警察から身を隠しているっていう設定を忘れてしまう……てか、なんでそういうことになっちゃうんだっけ。テレビの最終回でルパンチーム、まだ怪盗続けてはいたけど。
「怪盗」である以上、泥棒である以上、そして素性を知られてしまっている以上、身を隠すしかないのか。

それにしてはつかさ先輩がすぐ訪れられるような場所に店を。

ともあれ、見つめ合って固まるつかさ先輩とトウマさんの様子にカナロが「もしやこの2人は、恋人同士!?」となるのもお約束。「違う!」と2人が即答し、逆にトウマさんがカナロのことをつかさ先輩の「恋人か?」と思い、つかさ先輩が光の速さで否定するのもお約束。

いかにもカナロらしい、カナロのための場面でありながらトウマさんとつかさ先輩をもしっかり描いててすごいけど、しかしカナロの婚活ネタはあまりにしつこかったよなぁ。リュウソウジャーTV本編、エピソードの半分くらいカナロの婚活から始まってなかった?(※個人の印象です)

トウマさんの居所を知らなかったつかさ先輩、「アヤさんとも距離を置いているそうだな」とか言ってて、「え、国際警察、そんな情報まで仕入れてるの!?」とびっくり。
まぁ捜査で関係各位を当たるんだろうから、別に不思議はないんだろうけど、「つかさ先輩、なんでそんなトウマのプライベート情報を」と思ってしまった。トウマさん的にはアヤさんを巻き込まないために距離を置いてるのかなぁ。せっかく苦労して愛する人を取り戻したのにね……。

これでパトレンチームは全員出てきて、ルパンチームも魁利くんとトウマさんが出てきて、残るはうみかちゃん1人。

うみかちゃん、髪型が少し変わって「お姉さん」になってて、街で会ってもわからない感じになってた。
うみかちゃんは本屋にいます。
そしてその本屋にはオトちゃんもいます。
「怪盗アルセーヌ・ルパン」の本をレジに持って行くオトちゃん。そして風呂敷に包んだ何やら大きな荷物を持っている。

ノエルが無駄にアクロバットしてメルト&アスナに事情説明した時、アルセーヌの話もしたんだよね。そもそもノエルがコウに――リュウソウ族の人間に話しかけようとしていたのは、かつてアルセーヌ・ルパンがリュウソウ族と交換したお宝のことを聞くため。
アルセーヌは代わりに「始まりのリュウソウル(まだ騎士竜の力を宿していないリュウソウル)」をもらっていて、それを今はノエルが持っているわけ。

で、その話を聞いたメルト&アスナ、「アルセーヌ・ルパンって知ってる?」「いや」「私たちの中では有名人じゃないみたい」と。

【悲報】アルセーヌ・ルパン、リュウソウ族にまったく知られていない。

リュウソウ族って、去年の3月まで自分たちの村に引きこもって、まったく地球人とは接触してなかったんだっけ…。いや、でもバンバさんには地球人の彼女がいたりしたよね。
ともあれ「アルセーヌと宝物を交換したのは僕たちではなく海のリュウソウ族では」ということで、メルトがオトちゃんに「それ」を持ってきてくれるよう頼んだらしい。

本屋のシーンではまだ、オトちゃんが持ってる風呂敷包みの中身、視聴者にはわかんないんだけども、メルト、「ついでにアルセーヌ・ルパンについて知りたいから資料買ってきて」ってオトちゃんを使いっ走りにしたのかな。

まぁメルト君に頼まれるとイヤとは言えないよねー。
(テレビ本編でオトちゃんに「私と世界平和とどっちが大事なの?」みたいに詰め寄られた時、メルトがどう答えたのか超気になってる)

うみかはノエルから連絡をもらって「龍井家に来て」と言われていたので、本屋を出たうみかとオトちゃんは同じ方向へ。
オトちゃんが階段でつまずいたのをうみかが助けたところへマイナソー出現。
トウマさんも駆けつけて、2人でマイナソー撃退。その場で変身したのかどうか忘れたけど……どうだったかな。

「すごーい、お2人は何者なんですか?」と訊くオトちゃんにトウマさん、「通りすがりの料理人だ」
ディケイドつかさ君かよー!
「じゃあ私は通りすがりの専門学校生、ってことで」とうみかちゃん。
そして2人はあのコードリールみたいなやつでシュワーっと空飛んでいっちゃう。
「格好いい~~~♡」とその姿を見送るオトちゃん。

ルパンチームが揃えばそれで5つの金庫を同時に開けられるはずで、サクッと騎士竜救出かと思いきや。
ティラミーゴの力を使ってパワーアップしたガニマ、金庫もゴールドかなんかになって、「1つの金庫を開けるためにダイヤルファイターが2つ要る!」と。
ノエルとルパンチーム3人が持っているダイヤルファイターは8つ。2つ足りない。つまり開けられない。

「とにかくあいつを倒しちゃえばいいんだろ!」という感じでコウが雑に必殺技繰り出そうとしたのは最初の方だったかな。記憶がごちゃごちゃ。「ギャングラーを倒したら金庫の中身も一緒に爆発しちゃう!」とノエルが身を張って阻止してたけど、いくら変身後でもリュウソウレッド渾身の一撃を食らってたいしたダメージを受けてないノエルさん凄すぎない? 人間じゃないから丈夫なんだっけ???

金庫がパワーアップして開けられない中、ガニマは「俺が地球を支配する!」と息巻いて暴れ放題、リュウソウジャーとルパパトの面々は「騎士竜を諦めるか、地球を諦めるか」の究極の選択を強いられます。

ここで。

フエソウル使ってダイヤルファイター増やせばいいじゃん!」と良い子のみんなは思ったらしい。
よくみんな「何とかソウル」の種類覚えてるなぁ。私、「あのオトちゃんから返されたルパンのお宝の中身がダイヤルファイターなんじゃないの?」としか思えなかったよ。
そーか、フエソウルかそーか。

リュウソウジャーの面々も私と同じく自分たちが持っている何とかソウルの種類と機能を把握していないらしく、「地球を救うためには仕方ない、騎士竜は尊い犠牲だ」という結論に達するんだけど、コウだけは「そんな!時間をくれ!」とすぐには納得しない。

「時間をくれ!」つっても、ガニマは「もう明日から地球滅ぼしちゃうもんね~」みたいに言っていて、考える時間は一晩しかない(ガニマはなんで今すぐ地球を滅ぼさなかったんだっけ???)。一晩あればティラミーゴを諦められるのかよ(´・ω・`)

悩むコウのところに魁利くん来たんだっけ?
圭ちゃんのところに魁利くんが来たことしか覚えてない。

歩道橋の上みたいな場所から通りを行き交う車を眺めている圭ちゃんのところに、魁利くんが缶コーヒーか何かの差し入れを。
短いシーンだったけど、圭ちゃん&魁利くんの関係性がよく出てていいシーンだった。ハァハァしすぎて2人がどんな会話してたのか覚えてない(爆)。
「どうするんだ?」って魁利くんに訊かれて、圭ちゃんが「全力で地球を守るだけだ」とか答えたんだっけか。そんで魁利くんが「死ぬんじゃねーぞ」って。

いいよねぇ。
いい。

考えたらルパパトチームにとっては騎士竜はどうでもいいので、さっさとガニマを倒すだけなんだけども、圭ちゃんは優しいお巡りさんだし、魁利くんも自分とお兄さんの時のことを思えばティラミーゴを見殺しにはできない。

それはアルセーヌという「大事な人」を失ったことのあるノエルも同じで、「はっ!もしかして!」とノエルが打開策を思いつくんだよね。

一晩経って覚悟を決めたコウとリュウソウジャー達はガニマを倒そうとするけど、ギリギリになってコウが「やっぱりできない!」と手を抜いたせいで返り討ちにあってドッカーン。「やっぱりダメ、ってどうするのよ、コウ!」「いい手を思いつくまで、とにかくあいつを阻止して戦い続ける!」「そっか、それしかないよね!」

ええええええ。

さすがリュウソウ族としか言いようがない雑な結論だけど、そこへノエルさんが現れ、「これでルパンレンジャーに変身するんだ!」と「ルパンソウル」を差し出す。
あの、お宝交換で手元にあった「始まりのリュウソウル」にVSチェンジャーのエネルギーを充填したとかどうとか言って。
フエソウルじゃないのか! 玉手箱の中身じゃないのか!

しかもルパンレンジャーが増えれば自動的にダイヤルファイターも増えるって……そうなの? そういうものなの!?

理屈はともかく無事必要数のダイヤルファイターが揃って金庫を開け、騎士竜たちは無事解放。ルパパトチームとリュウソウジャーはそれぞれ武器を交換して「わ~い!楽しい~!」という感じで戦い、咲也はスーパーパトレン2号(砲台みたいなのを両肩に背負ったあの強化形態)に変身して「お待たせしました!陽川咲也、出番です!」と実にいいキャラで出て来る。

ほんと今回は咲也が良かったわ~、面白かった。砲台からミサイル発射してその衝撃で後ろへ吹っ飛ばされるのもお約束。
「ダメじゃん」と今度はトワ君が砲台載せるも「重っ!」。そこへバンバ兄さんが「カルソウル」を使って――そこでカルソウル使えるのになんでフエソウル使わないの。

序盤でガニマの強さ(マイナソー生み出しても弱るどころかピンピンしてる)に感心したクレオン、「こいつに付いていけばいい目を見られるのでは。よしっ、今日からギャングラーになるぞ!」つって胸にギャングラーシール(?)貼ってたんだけど、形勢が危ういと見て取るやすぐシール引っぺがして「後は知らない」と逃げていく。
実にクレオンらしい(褒めてる)。

あとガニマの声が大塚さんなので「チャンプ、こんなやつに転生して」と思いながら見てた。

リュウソウジャー、ルパンレンジャー、パトレンジャー、それぞれバッチリ名乗りを決めて格好いいのに、映画見る前の日に「圭ちゃんによるルパンブルーの物真似」動画見てしまったので、「ルパンブルー」と超絶いい声で名乗ってるのに「ぷぷぷ」と笑いが。



最後、ガニマを倒した後、カナロが改めてつかさ先輩にアプローチするんだけど、もちろんつかさ先輩は即お断り。「暴走しがちな奴は職場だけで十分だ」
あっさり振られた次の瞬間にはうみかちゃんに目を付けてる男なんか、暴走しようがしまいがダメだよね。
(どうでもいいけど、長生きのリュウソウ族と普通の人間が結婚したら寿命が合わない問題が発生するよね? カナロは年を取らない一方、奥さんはどんどん老けていって……。カナロすぐ別の若い女のとこ行きそう)

で、カナロに目を付けられたうみかちゃん、カナロが近づいてくるだけで「え?私は……」ともう全身から拒否オーラ。すかさず咲也も間に入ってきて、「ダメです!ぼくのうみかちゃんに手を出さないで!!」。

「咲也さんのものでもないですけどね、まだ」といううみかちゃんのつぶやきに超反応する咲也、「え!?今なんて!!!」

「まだ」ってところがね。フフッ。がんばれ咲也。

コウと魁利くんは先にも書いたとおり「あんたも素直だ」って話をしてて、トウマさんはなぜかアスナと会話。「あ~お腹空いた~」と言うアスナに「フランス料理なら作ってやるぞ」と。しかしアスナは「じゃあ麻婆豆腐が食べたい」。

フランス料理つってんだろ!

村を出てもう一年近く経つのにまだそこ学んでないのかよー。
しかし優しいトウマさん、「麻婆豆腐?」と一瞬躊躇するも最終的には「わかった」と。そこは突っ込んでも良かったのでは。突っ込んだところで「え?そうなの?何料理とか関係ないじゃん、美味しければ!」と雑に回答されるだけだろうけどなぁ。

ルパンチームの「その後」を見られたの嬉しかったし、もちろん圭ちゃんたちパトレンチームも楽しく、リュウソウメンバーとの絡みもうまく作られていて、こうして振り返って記事書いてるともう一回観たくなってくる。『ルパパトキュウ』の方が好きとか書いたけど、『リュパパト』も楽しかったよ、うん。

探偵魁利くんと圭ちゃんがタッグを組んで、変身せずに殺人事件の謎を追う、みたいなスピンオフ作ってくれないかな。何なら毎週放送してくれてもいいけど。30分2クールぐらいで。

あと、今さらながらリュウソウ族はみんなデカいな、と思った。
メルト&アスナとノエルさんが龍井家で話してるシーンで、ノエルさんがそんなに高くないせいもあるけど、メルトもアスナもデカいな、って。

Wikiによるとアスナちゃん167センチもあるのねぇ。男役さんみたい。
バンバ兄さんやカナロがデカいからそんなに大きいと思わなかったメルトも175センチ。コウが179センチでバンバ兄さん182センチ、カナロ185センチ。

あれ?バンバ兄さんの方が高くない???Wikiの数字間違ってる???
ブーツの違いとか姿勢の違いとかあるのかな。テレビ画面見てるとバンバ兄さんが一番高いように見える。

ちなみにトワくんは171センチらしい。トワくん、テレビ本編でもバンバ兄さんを諫めたり、いい青年になってきたよね。今回も咲也のこと信用して、頑ななバンバ兄さんに「この人達は信じてもいいと思う」みたいに言ってたはず。

咲也といえば「ちゃんと上の人の許可も取ってきました」ってセリフもあったな。勝手に警察飛び出していっちゃったバンバ兄さん、お尋ね者だし、国際警察はリュウソウ族なんて知らなかったようで、協力することに難を示したらしい。
でももしリュウソウ世界と地続きなのなら(映画はどう見ても地続き)これまでにもマイナソーによる市民への被害とかあったはずで、何も把握してない国際警察どうなの……。

入場者プレゼントはリュウソウレッドとキラメイレッドでした。パトレン1号が良かったぞぉ。


京都テレビでルパパトの再放送始まるのが今から楽しみ。
リュウソウジャーも残り2話で怒濤の展開、いやぁ、ほんと、特撮っていいものですね。