図書館の新刊の棚にあったので手に取ってみました。新刊といっても刊行は昨年の8月。もうだいぶ経ってますけども。


表紙に「超入門書」「ベクトルの基本が1時間でわかる」とある通り、ほんとの基礎の基礎がすっきり簡潔にまとめられているムックです。見開き2ページで1トピック、大きな図解で文章はちょびっと、単に文字を追うだけならたぶん1時間かからず読める。

最初の「ベクトルの足し算」「引き算」までは中学だか高校だかで習ったのをまだ覚えていて「ふむふむ」とよくわかる。

「ベクトルと力学」で放物運動とか等速円運動とか出てきてちょっと目が拒否しだす。

「ベクトルを座標で考える」で持ち直すものの、「ベクトルのかけ算①内積」で「あ~?」となり、「ベクトルのかけ算②外積」で「なるほどわからん!」となっておしまい。

「内積」まではまだどうにかついていけるんだけど、「外積」になると磁場とかフレミングの法則とか出てきて、図を見ても、文章を読んでも、「は?」となるし、そもそも文章を読むのがめんどくさくなる(笑)。

「前のページからわかったことは、外積とは「二つのベクトルに直交する“第3のベクトル”」だということです。」 (P74)

え?前のページ、そんなこと言ってた!?(爆)

学生の時に理解していた以上のことはやっぱりなかなか理解できんというかピンとこないというか頭が拒否するというか……。
でもたまにこういうの手に取って頭を刺激するの、いいですね。もう脳味噌衰えるばかりなので。

同じシリーズの他のも読んでみようかな。