……ううう。確認画面をうっかり閉じたら書いてた記事が全部消えたぞ。……

前のblogでは確認画面が別ページだったから、閉じても入力画面は残っていたのに……あうあう

気を取り直してもう一度。


ええっと。
一昨日、『ちちんぷいぷい』で初サンマ1匹「1,050円」というニュースをやっていた。
高いと思いますか?

初ものだと、まぁ例年でも1匹800円ぐらいはしてるよね。

今年は原油高騰で、漁に出ても採算が取れず、他の魚種でも「一斉休漁」という事態が起きている。

サンマの初漁も、40隻中10隻が出漁を見合わせたのだとか。

秋になって、例年なら1匹100円という時期になっても、もうそんな値段ではサンマは食べられないのかもしれない。

他の、色々な魚も。


「値上げすると魚離れが一層進むから価格に転嫁できない」結果、廃業する漁師さんが増える。
酪農や鶏卵も同じように、飼料代や燃料代が上がって、廃業に追い込まるところが増えているというニュースを聞く。
そうして、日本では魚も牛乳も玉子も手に入らなくなっていくんだろうか?

「適正な価格」を消費者が拒んだがために、生産者が絶滅してしまったら?


もちろん、食品というのは毎日のことだから、少しでも安いにこしたことはない。
サンマ1匹が800円だったり、玉子1個100円、牛乳1リットル500円なんてことになったら、やっていけないとは思う。

どこまでの値上げなら許容できるのか、というのは難しい問題だけど。

でも、多少の値上げは受け入れなきゃな、と思う。
「高くても食べられない」「そもそも食べるものがない」って状況になることを考えたら、他の支出を削って食費に回すべきだと。


まぁ、そうなると今度は削られた方の産業に従事してる人が路頭に迷うんだけど……でもしょうがないよぉ。要らないものが多すぎるんだもん。
「人はパンのみにて生くるにあらず」ったって、実際問題パンなくっちゃ死んじゃうんだしなぁ。
電子レンジや高性能炊飯器があったって、肝心の「食べ物」が手に入らないんじゃどうしようもない。

昨日、iPhonの発売に1500人からの行列ができたというニュースを見て、「こういうことにはお金を使うのにな」と思ってしまった。
日本人まだまだ余裕あるから、サンマも玉子も値上げしたら?って(笑)。

別になくても死なない新製品のために平日の朝から行列を作る人がいて、一方で、ないと死んじゃう食べ物を担っている人たちが廃業を迫られていて……。
もうちょっと食べ物にお金を使ってもバチは当たらないというか、使わないと逆にバチが当たるっていうか。

秋のサンマ、いくらまでだったら買うかな。