中断していた京都散策レポの続きです。(前段はこちら→『南禅寺とインクラインの桜』

蹴上でたっぷり桜を満喫した後、私たち親子が向かったのは烏丸御池。

地下鉄の駅からすぐの「京都国際マンガミュージアム」

そろそろ母親と一緒になんか出歩いてくれなくなりつつある息子を連れ出すための餌でもあり(笑)、私自身がいっぺん行ってみたかったこともあり。

行ってしまいました。


元は小学校だった建物。この桜も、小学校の名残の桜でしょうか。

この施設、館長さんはあの養老孟司さん。次期館長には内田樹センセが名乗りを上げていらっしゃいます。

「マンガなんか読んでるとバカになる」なんて、嘘ですね。

館内には「マンガの壁」と呼ばれる読み放題のマンガ書棚があり。

息子は「遊戯王」に「ドラゴンボール」。私は「犬夜叉」を読みふける(笑)。

「マンガの壁」の本はすべて、かつての「貸本屋」さんが寄贈したもので、一昔前の少女マンガが特に充実しています。

息子と一緒だった都合上、少女マンガの棚はあまりじっくり見られなかったのですが、それでも昔懐かしいタイトル、作家さんがずらり。

河あきらさんの「いらかの波」「錆びたナイフ」とかね。もう、あの年季の入ったマーガレットコミックスの背表紙を見るだけで感涙にむせんでしまうわ。

今はもう絶版で手に入らない作品もきっとたくさんあると思う。

もしご近所だったら年間パスポート買って入り浸るのになぁ。滋賀からじゃ、そうしょっちゅう通うわけには……ううう。

子どもなんて、年間パスじゃなくても1回100円で入れるんだよ。

100円で、その日は一日出入り自由。朝から行って、お昼ごはん食べにおうちに戻って、夕方までずっとマンガ読んでいられるの。

ああああああ、なんでご近所じゃないのかしら~~~~~。

まぁ、ご近所だったら息子がマジで入り浸るに違いないし、私も主婦業その他の生活がおろそかになること請け合いなので、遠くて良かったんでしょうけどね。

でも、今度ぜひ少女マンガの棚をじっくり見に行きたいっ!

同行希望者募集(笑)。


放っておいたら閉館時間までずっとマンガを読んでいたに違いない私たち親子。今回は、1時間半ぐらいでおいとまいたしました。

なぜか。

それは、もう1カ所行きたいところがあったから。

さてそれはどこかという話はまた次回