(前段はこちら→『南禅寺とインクラインの桜』『京都国際マンガミュージアム』)
京都へ行ってから、もう1週間経っちゃいました。早っ。
さて。
お名残惜しいマンガミュージアムを後に、我々が向かったのは京都駅。もしかしたら烏丸御池からバスだけで目的地へ行けたのかもしれないけど、路線図わかんないし、迷うと嫌なので、一旦地下鉄で京都駅へ出て、そこから市バスに乗りました。
10分ほどで、梅小路公園。
本日最後の目的地、梅小路蒸気機関車館です。
(※現在は京都鉄道博物館になっています)
これも、息子を連れ出すエサだったのですが(笑)、今ひとつ場所がわかっていなかった私たち親子、「ソフトクリーム」という別のエサにつられてふらふらと違う建物へ(爆)。
かなりお高いソフトクリームだったけど、当日はめちゃくちゃ暑かったので、おいしかった!!!
やっと人心地ついたぞぉ、というところでおもむろに蒸気機関車館へ。
私は子どもの頃に一度来たことがあって、おそらく30年以上ぶり。息子はもちろんお初。
SLスチーム号の運転を3時からだと勘違いしていた私たち、「ソフトクリーム食べてたから間に合わなかった」と思いきや。
実は運転は3時半。
現地に行くまでは「別に乗れなくてもいいや」と言っていた息子、「間に合った」とわかったとたん、「乗り場あっちやって!」「早よ行こ!!」と走る走る。
そーか、やっぱり乗りたかったのか(笑)。
出発まで20分くらいあったので、先に少し展示を見てからでも十分間に合ったのに、他の子ども達が「もう乗っていいんだって!」と乗り場に走っているのを見て、うちの子も「展示よりとにかく乗らなきゃ!」と。
……乗っちゃうと、肝心の機関車見えないんだけどねぇ。
機関車の後ろに「トロッコ列車」みたいな、サイドがオープンになってる客車が2両連結されてて、そこに座ってしまうと、当然機関車はお尻のとこしか見えない。
動いてる機関車を見ようと思ったら、実は乗らないで公園の中で待ってる方が良かったりする。
でも、まぁ、SLの引っぱる客車に乗れることなんてまずめったにないことだし、梅小路公園ももちろん花盛りで沿道の桜が美しく。
往復10分(最初バックで5分、それから前進5分で元の乗り場へ戻る)の短い旅、遊園地の乗り物に乗ってるような感じでしたが、汽笛は本物、楽しかったです。
汽笛の音色って、不思議だよねぇ。
物心ついた時にはもうSLなんか走ってなくて、「懐かしい」わけないのに、すごく郷愁をそそられる。
桜バックで煙を吐くSLの勇姿。
これまたなぜか、「昔見た懐かしい光景」のように思えてしまいます。
3時半の運転が最後なので、蒸気機関車(私たちが乗ったのは8620形8630号機。日によって違います)は転車台で向きを変え、お掃除用車線に入って石炭の燃えがらなどを掃除。
そして再び転車台で向きを変え、扇形車庫へと入ります。
乗っている間見られなかった「動いている機関車の姿」を、これでもか、というぐらい見ることができました。
転車台で回転するところも2回も見られたし。
逆光でシルエットになっちゃってわかりにくいですが、回転してるところです。
この回転風景を見学できるのは1日の運転の最後だけなので、蒸気機関車館に行くならぜひ夕方に!
……そんなこんなで車庫入れまでしっかり見てた私たち、すっかり帰るのが遅くなってしまいました。
ちょっとスーパーに寄って買い物したせいもあるけど、家に着いたらもう6時。
朝、家を出たのは9時前……。
充実した1日でした。
充実しすぎて息子は帰りの電車で「疲れた~座りたい~」とゴネてましたが(京都~滋賀間の新快速はいつも満員で座れない)。
私も、そんなに遅くなるつもりは全然なかったので、夕飯の準備何にもしてなかった。
大急ぎでお米を洗って「早炊き」で炊いたら、ちょっと硬かった。
40分くらいでおかずもちゃーっと作って……ちょっと自分で感動しました。「やればできるやん!」(笑)。
大変楽しい春休み最後の一日でした。
息子よ、付き合ってくれてありがとう。愛してるよん。
お出かけ・旅
2 Comments
ちょうどサクラ満開で良かったですね。
返信削除僕も多分30年前くらいに行ったきりですよ。
大阪は弁天町の交通科学館で電車は楽しめますから、わざわざ梅小路までは行かないですねー
��ちゃんちゃん様
返信削除梅小路は蒸気機関車しかないですからね。
わざわざそのためだけに行くのは確かにめんどくさいです。
でもなんか、「鉄道博物館」も作るようなこと言ってるみたいですよ。
地下鉄の駅のポスターに書いてありました。
大阪の交通科学博物館ももちろん行ったことありますよ♪
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