このblogでも以前紹介したことのあるインターネットラジオ「OTTAVA」。

ちょっと検索してみたら2010年6月の記事だったりしました(→『OTTAVAでクラシック三昧&ハラール・ハウゴーさんの音楽♪』)。もう4年も前ですね。

その後IS03を手に入れてスマホでOTTAVA聞いてますという記事も書きました。(→『IS03でOTTAVAな日々

この記事で書いてるとおり、ピアニストの本田聖嗣さんによる朝の番組OTTAVA frescoが大のお気に入りだったんですが、残念なことに2013年3月いっぱいでfrescoはなくなってしまい。

今年の6月いっぱいで、OTTAVAそのものがなくなってしまうことになっていました。

OTTAVAを運営していたTBSがデジタルラジオから撤退することを決め、「6月いっぱいで辞めます」と4月にアナウンスされたのですが。

「いやだー!辞めないでー!」というリスナーの声、そして「うん、俺たちも辞めたくない」というプレゼンターの皆さんの声(あくまで想像ですが)により、一転OTTAVAは存続することになりました。

この間の経緯はWikipediaで概要を知ることができますし、新生OTTAVA開局についてはこちらでも記事になっています。

7月から9月までの準備期間を経て、めでたく10月1日にOTTAVAは第二の開局を迎えました。

frescoファンだった私にとっては、本田師匠がレギュラーとして帰ってきてくださるのが嬉しいのはもちろん、単純に「すごいなー」と感心しています。

新生OTTAVAのゼネラルマネージャーに就任された斎藤茂さんが番組内でおっしゃっている通り、「普通“なくなる”って言ったら“なくなる”」だと思うんですよねぇ。それもTBSのような大手のメディアが運営していて、そこが「これはもう切る」と決めたんですから。

いくらリスナーが「嫌だ!やめないで!」と言ったって、なくなるものはなくなる。

それが、続いちゃった。

インディーズのネットラジオ局として、存続することになった。

本田さん初め5人のプレゼンターさんもそのままに。

……これ、要するにプレゼンターの皆さんの手弁当なんじゃないの?って思ったりしているのですが。

今後有料チャンネルを開設するとか、オリジナルCDを売るとか、リスナーさんにスポンサーシップを募るとかありますけれども、そのお金が入ってくるのは基本的に10月以降の話でしょうし、「第二の開局」を迎えるまでの諸々の準備、1か月にわたる試験放送といったものは全部、プレゼンターさんの熱意とタダ働きのたまものなのでは。

音源を提供していたナクソスさんが中心になって運営会社を作ってくれたとはいえ。

「新しいスタジオできたー\(^o^)/」って動画なんか見るとまるで部活みたいで、悲愴というよりめちゃくちゃ楽しそうだったりはするんですけど(笑)、でも楽しいだけじゃお金は湧いてこないのが現実ではありますし。


スポンサーからの広告に頼らず有料チャンネルやリスナーからの支援でやっていく、ってなんかちょっと「贈与経済」のようでもあり、本当にそれで「やっていける」のなら、すごく面白いなぁと思います。

応援したい。

皆様もよろしければぜひ、OTTAVA聞いてみてくださいませ。

 

【おまけ】

OTTAVA第二の開局に合わせ、文鎮化していたIS03をOTTAVA専用機にしよう!と思い立ったのですが。

AndroidでOTTAVAが聞けるラジオアプリ「TuneIn」に「お使いの端末は現在のバージョンに対応していません」と言われてしまい。

IS03を息子ちゃんに譲った時に一度アプリを全部削除してしまったので……TuneInも再インストールしないといけなかったのです。

しかし入らない。

他にOTTAVAが聞けるアプリってないのかな……と検索してみたもののよくわからず。

「TuneIn」の古いバージョンさえあればいいのに、と思ったら、あるのですね、これが。

古いバージョンのapkを提供するサイトが。(→こちら

ウィルスとか大丈夫なんかな、とちょっと不安でしたが背に腹はかえられない。IS03(というかAndroid2.2)で使えるバージョンがどれなのかわからないのでとりあえずサイトにある一番古いバージョンをダウンロードし、インストール。

無事インストールできました。無事起動しました。そして無事。

OTTAVAも聞けました!

メインスマホであるIS17SHでOTTAVA聞いてるとあっという間に電池がなくなっていっちゃうので、これでちょっと安心です。コンポに繋いでちゃんとしたスピーカーで聴くこともできますし。

ふふふ。

今夜のOTTAVA Saloneが楽しみです♪