2015年1月24日土曜日

見せてもらおうか、XC-HM82の実力とやらを!(その2)

引き続きpioneer XC-HM82のレビューです。(その1はこちら

【AirPlay】

iPhoneもiPodも持ってない私には関係ないわ、と思っていたAirPlay機能。

よく考えたらWindowsマシンのiTunesでもAirPlayが可能でした。

XC-HM82の電源が入った状態でiTunesを起動すると上部にAirPlayボタンが出現し、「XC-HM82」を選択するだけで音楽がそっちへ飛びます。

WMPでのリモート再生時にはXC-HM82の液晶画面にファイルの種類(AACかMP3か)とビットレートが表示されるのですが、iTunesのAirPlayでPC内の音楽ファイルを飛ばした時はそれが出ません。アーティスト名・アルバム名・アートワークはAACでも表示されます。

普段iTunesでPC内の音楽を管理していて、PCを起動してる時間が長い人にとっては「AirPlay+XC-HM82」の組み合わせはかなり便利そうです。

ただ、WMPと違って他のメディアサーバーの楽曲を選択してそれをオーディオに飛ばす、ということはできません。DLNA機能ではなく、あくまで「AirPlay」という機能なんですよね。


【Pioneer ControlApp】

スマホ用pioneer純正コントロールアプリです。ボリューム調整、入力ソースの切り替え、インターネットラジオの選局などができ、メディアサーバー内の楽曲を選択してXC-HM82に飛ばすDLNAコントローラとしての機能もあります。

が。

GooglePlayのレビューにもあるように、使い勝手はあまりよくありません。まぁまだちょこっと使っただけなので、もしかしたら予想外の実力を秘めているのかもしれませんが。

スマホ端末内の音楽をXC-HM82に送る時にAACファイルが「対象外」になってしまうというだけでありえないと思いました。

BubbleUPnP UPnP/DLNA」というアプリならスマホ端末内のAACファイルも問題なく送ることができるので、ControlAppがAACファイルを対象外にしているとしか思えません。

iPhoneならメーカーアプリでなくAirPlayで端末内の音楽を飛ばせるのでしょうし、AndroidユーザーはAACファイルを持ってないとでも思っているのでしょうか???

ちなみに「BubbleUPnP UPnP/DLNA」でスマホ内のAACファイルを送ると、AACファイルのアートワーク等はちゃんと表示されます。メディアサーバー(ルーターに繋いだUSBメモリ)内のAACファイルはこのアプリから覗いてもアーティスト名等が「不明」になるので、やはりUSBメモリの制限なのでしょうねぇ。ちゃんとしたNASならきっとAACファイルも……。

あと、PioneerControlAppではプレイリストが作れません。私がやり方を知らないだけかもしれませんが、「この曲とこの曲とこの曲だけ選択」ということができないような。

それならリモコンで操作しても一緒やん……。

その点「BubbleUPnP UPnP/DLNA」では長押し選択でプレイキューに送る、みたいなことができて格段に使い勝手がいい。「Bubble~」はDLNAアプリですから、インターネットラジオの選局といったような入力ソースの切り替えはできませんが、DLNA機能を使いたい時はControlAppよりこちらの方が優れていると思います。

参考までに他のメーカー(ONKYOやDENONなど)のコントロールアプリのレビューも見てみましたが、特にpioneerのアプリだけがひどいというわけではなさそうです(笑)。


【リモコン及び全体の動作】



反応は鈍め(笑)。

リモコンがどうというより、本体ソフトウェアの問題のような気もします。

リモコン上部の白いボタンが「入力ソース」に対応していて、ライン入力やデジタル入力も含め、全部で10種類もあります。メディアサーバーやインターネットラジオにアクセスする時は当然その通信時間が必要ですし、普通のCDレシーバーより格段にできることが多いわけですから、まぁその分処理が遅くなるのも仕方ないかなぁ、と。

私としては許容範囲です。

最初「Favoriteに登録したもの」をどうやって呼び出すのかわからなかったんですが、よく見たらリモコンにボタンがあり(笑)。「Favorite」は入力ソースの一つという扱いだったんですね。

他のネットワークオーディオを使ったことがないので、操作性や反応の良さ(あるいは悪さ)を比べることができませんが、リモコンは割とよくできてるんじゃないでしょうか。前のDENONのリモコンはすべてのボタンが同じ大きさ(というか小ささ(笑))で、どれがどのボタンなんだよ、という感じだったので、それに比べればこっちの方が使いやすいです。

操作ボタンはもちろん本体にもあり、電源on/off、入力ソース切替、曲送り、曲戻し、停止、再生、CDトレイの開閉ができます。上部にあるので、「設置時は10センチあけろ」という注意書きがなくてもあまり上に物は置けません。(と言いながら上に乗っているのは付属のiPod/iPhone用スタンド)





【Bluetooth接続】

すいません、まだやってみてません。今後もあまり使わないかも。ニコ動OTTAVAなどはWi-Fi経由で飛ばせませんから、Bluetoothかライン接続するしかないんですが、せっかくの高音質もBluetoothで飛ばしたら意味ないんじゃ?という気がしますし、これ以上無線を飛ばさなくてもいいか、と。

取扱説明書によると、ペアリング履歴は8台分まで保存。「Bluetoothスタンバイモード」というのにしておくと、ペアリングした機器でBluetooth接続要求を出せば自動で電源が入って接続状態になるらしいです。


【高速起動モード】

Bluetoothスタンバイモードとは別に「高速起動モード」というのがあります。このモードにしておくと、AirPlayやDLNA再生の要求を出せば自動で電源がオンになるそう。

もちろん通常の電源オフ時よりも待機消費電力は上がります。Wi-Fi接続しっぱなし、ってことだもんね。これ、電源オンで何も再生せず液晶画面を消しておく状態とどう違うんだろう……。(液晶画面は「明るい、普通、暗い、消灯」の4段階の調節ができます)


【肝心の、音】

それを私に聞くのか(笑)。

オーディオ上級者の方なら「このアンプは高音を強調しすぎる」とか「バランスの取れた、悪く言えば大人しい音」とか言えるんでしょうけど。

聞き比べしたことがないので正直わからないです。

十分クリアできれいな音が鳴っているように思うけど……本当のところはどうなんでしょう。スピーカーは20年前のDENONのままなので、アンプの実力を活かしきっていない可能性も十分あります。

専門家さんの記事でも、「音」については本機ではなくスピーカーのレビュー部分に書いてあるもんなぁ。

「PR企画」というだけあってControlAppまでべた褒めされてて、他の箇所への信頼性がグッと下がってしまいますが(笑)、価格.comのレビュー評価もおおむね良好、たぶん、きっと、いい音(爆)。

スピーカーを変えたら格段に音が良くなった、とおっしゃってる方もいらっしゃいますね。でも今すぐスピーカーまで買い替えるほどの余裕は。

今のままでも十分、私の耳には良い音が鳴っていると思うのですが……ハイレゾ音源である喜多直毅クァルテットの「Winter in a Vision」(FLAC 96kHz/24bit)を鳴らしてみたらすごい迫力だったし……いや、そりゃPCのスピーカーと比べたら何だっていいだろうとは思うけれども……(自分の耳にまったく自信がない)。

リモコンの「SOUND」というボタンを押せば「音質モード」を変更することができます。「FLAT(元の音質)」「GAME」「CLASSIC」「POPS」「VOCAL」「JAZZ」の6種類。取説には「GAMEに適した音質」「CLASSICに適した音質」などとアバウトに書かれているだけで、どの音域を強調しているのかとかさっぱりわかりません(笑)。とりあえず「FLAT」で聞いてます。

あと「低音」「高音」それぞれ調節でき、「低音域強調」ボタンもあります。


ざっとこんなもんでしょうか。

AACファイルに関する制限のせいで最初は「しまったー!失敗したかも」と思いましたが、どうもそれは本機のせいではなくUSBメモリに起因する制限のようですし、5日間ほどいじってみてDLNAやAirPlayの使い勝手にも慣れ、おおむね満足しています。他の同じような機種より液晶画面も大きいですしね(考えたら、「アートワークが出ない!」とかゼータクな悩みです。表示部が小さい機種では出ないのがデフォルト)。


また何か気になることがあれば追記したいと思います。


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