数か月ぶりにデザインを変えてみました。
そろそろ梅雨に入ろうかということで、紫陽花です。

紫陽花の花の色……というか、花びらに見えるあの紫だの青だのの部分は実は「萼」だそうですが、あの色は土中の酸性度によって変わります。
それで、植え込みの一部だけ色が変わっていると、そこには何か、土の酸性度を変えるものが埋まっている。例えば死体とか……。
昔、「トリックのひみつ」のような本にそーゆー話が出てきたのを覚えています。

桜の下には死体が埋まっているけど、紫陽花の下にも死体が埋まっているかもしれないので、ご近所でぽつんとそこだけ色の違う紫陽花があったら要注意です。

紫陽花には雨が似合うと思うのは、単に梅雨の季節と花の季節が合っているだけのことかもしれません。
でもあの、青や紫がかたまっているところに雨の雫が落ちている様子には、何かとても風情を感じます。
チューリップや百合のように、大きな花がぼん、と咲いているのでなく、小さな花がたくさん集まって一つの美を形作っているのが良いです。
しかもそのかたまりが微妙なグラデーションで形成されている。

好きな花の一つです。