昨年のラフォルジュルネびわ湖の記事に、
“びわ湖公演はいつなくなってもおかしくない
来年も無事ラフォルジュルネが開催されますように”
と書いたんですが。

なくなっちゃいましたねぇ、見事に。
昨年の時点で金沢がラフォルジュルネから撤退していたし、びわ湖も危ないな、と思っていたら案の定。新潟もなくなって、2018年のラフォルジュルネは東京のみの開催となりました。

いつかOTTAVAのプレゼンターさんがびわ湖のラフォルジュルネにも……という望みも露と消え。
“「ラ・フォル・ジュルネ」の名前使用料や海外アーティストの出演料を含む国内開催分担金が他都市の開催中止などで上昇。一方でホール独自の企画でないため文化庁の助成を受けられなかった。ホールが考えた追加公演も、ナントの主催者が決める統一テーマに沿わなければ許可されないなどの制約もあったという。 ”
「ラ・フォル・ジュルネ」終了 独自の音楽祭、来年誕生 「独立」決断、ノウハウ生かす 毎日新聞2017/11/16の記事から)
まぁ、金銭面的に仕方ないんだろうな、とは思います。ゴールデンウィークでもあり、本当に好きな人は東京のラフォルジュルネの方に行っちゃうんでしょうしね。

で。

毎日新聞の記事にもある通り、今年から「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」が開催されます。LFJと同じく1公演45分程度、1000円~2000円というリーズナブルなお値段で公演のはしごができるスタイル。

無料のロビー公演や湖畔でのマーチング、ミシガン公演など、開催概要はほぼこれまでと変わらない感じ。うん、素人からすれば名前が変わっただけ、東京のLFJとは出演者や公演内容が違うだけ、に思えます。

いや、その「名前」が大問題なのでしょうけども。

クラシックに詳しいわけではないので出演者の皆さんの知名度とかさっぱりわからないんですが、公演数は十分多いし、湖畔での野外オペラもあって、「すごいなー、びわ湖ホールがんばったなー」
と。

東京のLFJ、金沢の音楽祭、そしてびわ湖と、日程ダダかぶり。どのみち東京へ行く人は行くんだから、おんなじ内容やるより違う公演やった方がお客さんへの訴求力は強いかもしれないですよね。


ともあれ。

遠くまで行く余裕のないわたくしは素直に地元滋賀の音楽祭へ。4日のガムラン公演福田進一さん(ギター)の公演など、早速チケットGetいたしました。ハーモニカでの「カルメン・ファンタジー」も気になりつつ、大ホールのバーンスタインを選択。なんでそこ、時間かぶらせるかなぁ。


5月の3日から5日。いいお天気&大にぎわいになりますように。

(2016年のLFJの写真から↓)